おはようございま〜す
○○くんおはよ〜う!
園の駐車場で
初孫くんを愛車から下ろしたとき
そう声をかけられて振り向くと
T先生だった
こんな時間に出勤ということは
遅番なのだろうか?
先生たちには早番遅番とかがあるみたいで…
T先生は初孫くんが2歳児のときの担任先生で
オムツ替えやらいろいろお世話になって…
決して美人じゃないけれど
決してスタイルが良いわけじゃないけれど
僕のお気に入りの先生の一人
アラフォー40代くらい…
なんだろう?
性格かなぁ?
T先生おはようございます〜
お元気ですか?
元気ですよ〜
○○くんのおジイちゃんの方は?
僕も元気ですよ〜
明後日はKMマラソンだし…
え?走られるんですか?
そう!
その翌週は隣県のTMマラソンで
連チャンですよ〜
何キロですか?
どっちも42キロ…
すっごいですね!
頑張ってくださいね〜
ありがと〜!
そうお礼を言って帰ってきたけれど
マラソンを走らない人に
マラソンの楽しさも苦しさも
わからないんだろうなぁと…
もちろん
僕にも彼女の仕事や家庭の喜びや苦しみが
わかるはずもなく…
誰だってみんなそんなもんだ
他人(ひと)のことなんてわからない
精一杯生きてるのは自分だけで
他人(ひと)はラクそうに見えるのだと…
本番2日前の今日
走ろうかどうか迷ったけど
朝陽が眩しく輝く中
走らないと後悔するような気がして…
本番前の最終調整として
5キロだけ走ることに決め
ウェアに着替えた
今日はこの子をお供に…
走り出す前の坐骨神経痛くんは
割とおとなしめに感じたけど
実際に走り始めるとそうでもなく…
それよりも最初っからヤバかったのは
すぐに顔を出した膝折れのカックン病…
昨日のジョグで
なんだかそんな予感がしてたのだが
やっぱり出てきたかと…
原因はハッキリしないけど
気配だけはなぜかなんとなくわかって…
そう思ってたなら
走らない方が良かったのかもしれないと
愚かな自分の判断が恨めしく
ふくらはぎを叩きながら少し歩き続けた
でもここでやめちゃうと
それはそれで後悔しそうで…
いずれにしても後悔するなら
ゆっくり5キロだけ走ろうと…
カックン病の気配がするたびに
走るのを止めて歩くことが何度か続き…
1キロ半ほど過ぎたとき
たまにすれ違うオバちゃんランナーと遭遇
なんとなくケバい雰囲気の…
僕が彼女を
年甲斐もなくケバいと思うのと同じように
彼女もまた僕を
チャラいジジイだと思ってるんだろうなぁ
きっと…
それでも
お互いランナーに変わりはなく
軽く会釈しながらすれ違ったけど
明後日のマラソン彼女も走るんだろうか?
そんなことを考えてるうちに
膝折れのカックン病の気配は薄れてきた
だけど
坐骨神経痛の調子は相も変わらず厳しく…
最後にダッシュというか流しをしたかったが
万一のことを考えやめることに…
ここで足首を捻ったり
カックン病でコケてケガでもしたんじゃ
それこそ目も当てられないから…
結局5キロの最終調整ジョグは
キロ8分の超超スローペースで終了
走り終えるまで
坐骨神経痛の重さは消えないまま…
もちろん
走るのを終えて歩き始めれば
痛み止めが効いてるのか
ほとんど痛みは感じないのだが…
なかなか上手くは行かないもんだと…
こんな調子で本番を迎えることになるのかと
半ば諦めながらも
その方がポンコツジジイには
むしろ良いのかもしれないと…
妙な期待よりも諦めが肝心な場合もあるさ
これから歳を重ねる度に
そんなことを思うように
なっていくんだろうなぁ
もう諦めが肝心さ…
これからは段々と…
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