道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

11/25発表会で休足日(いますぐにでも…)

2023-11-25 21:10:00 | 日記

今日は晴れたり曇ったり降ったりの
この時期特有のこの地の空模様

コロコロ変わる女心と秋の空ならぬ
寒さの増した冬の空か…

今日の午前中は初孫くんのこども園の発表会
年長組だから今回が最後の発表会に…

いつも走り出す頃の時間
園まで散歩がてら
冷たい小雨がそぼ降る中を傘をさしながら
初孫くんのダンスや歌や劇?を観に…

駆けっこや運動の方は得意だけれど
踊ったり歌ったりセリフなどは果たして…

園に着くと
広めの遊戯室に敷かれたカーペットに
保護者たちが秩序よく並んで座ってる中で
チャラ息子が後方に三脚カメラを立てていた

準備万端らしきチャラ息子の背中を眺めつつ
最後方の空きスペースで立ち見を決め込んだ

立ったままでいると
お気に入りの背の高い先生から
空いてるカーペット席を勧められたが…

ありがとう
でも坐骨神経痛で脚が痛くて
床には座れないんで…

そう言うと
園児用の小さな椅子を持って来てくれたが
小さすぎてむしろ脚に負担がかかるため
再び申し訳ないと頭を下げて謝るしかなく…

そんなに身体が都合悪いんなら
わざわざ観にくるんじゃねぇよ!と
心の中でひとりツッコミしながら
苦笑するしかなくって…

そのうち予定時間になって
初孫くんの最初の出番は
袴姿でみんなと一緒の日本舞踊ダンス



シッカリと型?を構える初孫くん
そんな凛々しい姿を見てたら
不意に込み上げるものが…

家にいるときと違って
ずいぶんと大きくなって見える初孫くんに
驚き感心するばかりのジジイ

スッカリ年老いちまったのか?
嘘みたいに涙もろくなっちゃって…

近くに立つ係の先生たちに気づかれないよう
ポケットからそっとハンカチを出して
咳き込むフリをしながら目頭を拭った

チャラいジジイの目にも涙か…

全然笑えないなぁ…









笑えないといえば…

アラ古希某カオルさんとの
午後からの老いらくのデートも…

血気盛んな中年不倫カップルじゃあるまいし
我ながら笑えないと…

でも
最初に誘ったのは僕に違いないけど
OKの返事をもらえず一旦諦めたのに
後になって蒸し返したのは彼女の方

蒸し返しておきながらも
今日のデートに漕ぎ着けるまで
何度も何度も悩んで迷ったのも彼女

そりゃそうだろう
何と言ったってアラ古希70代だし…

70歳を過ぎて
いくらまだ僕に惚れてたとしても
まさかデートという名の
男と女の交りを試みるなんて…




約束の時刻前
待ち合わせ場所に俯きながら現れた
マスク姿の彼女は
遠目だととてもアラ古希には見えない

甘めに言えば
50代くらいに見えないことも…

腰や膝が曲がってるわけでもなく
歩く姿はシャンとしてるし
ファッションセンスが良いからなのか
むしろ僕の方がジジイくさく感じるかも…

そんな彼女との老いらくのデート
僕が計画した秘密基地に着いてから
2時間あまりの濃密な時間の中…

懐かしい想いや新しい発見など
それこそあっという間に時間は過ぎ去った

誰にも邪魔されない部屋に入ってから
お互いに力強く抱きしめ合った時間
どれくらい続いただろうか?

彼女の身体は
ガリガリだった若い頃と違って
歳相応のふくよかさがあって…

まずはそれにビックリした
しかもアラ古希になっても
肌の張りツヤをそれなりに保ってて…

シワクチャになった目じりに比して
身体の張りはとても70代には思えず…

そして次に驚いたのは
彼女の大事な部分がシッカリ濡れてたこと

触ってもいい?
そう訊くと彼女は黙って頷いた

ねぇ大事なとこにキスしてもいい?
またもや彼女は黙って頷いた

その仕草はとてもアラ古希には思えず
40年近くも前の彼女と全く同じように
僕の舌の動きとともに喘ぐ姿…


だけど結局
僕も彼女も最後まで果てることはできず
2時間余りの時間が矢のように過ぎ去った

僕も彼女も余りにも体力が無さすぎた
お互い舐め合うのは簡単だけれど
最後まで果てるには体力が乏すぎて…

僕は途中でハムストリングスを攣ったし
彼女も途中で息を切らしお茶を飲ませてと…

哀しいかな
アラ古希同士の老いらくデート

現実にこうなることも
ある程度は想定してたけれど…


コトを終えてというか果たせないまま
待ち合わせ場所に戻ってきたときは
まだ辛うじて明るかったけれど…

あっという間に
夜の帳が下りて真っ暗になっちまって…

アラレもない姿を僕の目の前に晒した
アラ古希某カオルさん
何事もなかったように素知らぬ顔だったけど
暗い中で無事に帰れただろうか?

帰り道の事故とかはもちろん
幸せそうな家庭での言い訳も含めて…

そんなことを心配しながら
僕も何事もなかったように
帰宅してからいつものように晩酌を進めた

カミさんも知ってか知らずか
いつもどおり僕に何を問うこともなく
晩御飯を食べ終わりテレビを観るだけで…

コレで良かったんだろうか?
アラ古希某カオルさんとの老いらくデート

良いも悪いも僕たちの想い次第?

そんな中で思うのは
もう一度
すぐにでも逢ってデートしたいという想い

シワクチャになった
アラ古希某カオルさんと…

いますぐにでも…

やっぱり
エロジジイは狂ってるよなぁ

死ぬほど…





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