ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
まだ酔っ払ってる顔だと…
朝起きて顔を洗おうと覗いた鏡の中
さえない表情で寝呆け顔の老いぼれジジイ
目の焦点が定まってないような…
夕べはそんなに呑んだっけ?
そんなつもりはなかったけど…
やっぱり
ついつい呑んじまったのかもしれない
年に一度あるかないかの
チャラ息子一家とグウタラ娘一家
そしてカミさんと僕の
親子孫全員が揃った夕食会
そう…
大都会からグウタラ娘が
ダンナと赤ちゃんを連れて帰郷
ダンナの来訪は何度目かになるけど
初孫娘はもちろん初めての我が家
僕とカミさん以外は全てが初めて
といっても僕やカミさんも
すっかり忘れられてるだろうと…
8月の旧盆も過ぎた平日の火曜日だけど
8人揃ってリビングの狭いテーブルを囲んで
カミさんの手料理をつつきながら…
カミさんは
若い子どもたちの会話に
平気で割って入っていくけど…
老いぼれジジイの知ったかぶりは
嫌われるだけだからなるべく自重して…
だけど酔っ払ってるから
ついつい仲間に入っちまって
一瞬シラけたシーンがあったかも…?
まぁいいさ
年に一度あるかないかの無礼講?
許してくれよ我が子たちよ
でも
一番シラけてたのはカミさんか?
たぶんなぁ…
まぁいいさ
カミさんに蔑まれるのはもう慣れっこさ
ということで
今日のジョグはスタート前のストレッチから
すでに息が上がるほどのテイタラク
身体も全然動かず…
だけど
いつもより1時間以上早いスタートで
まだ少しは涼しいはずだから
なんとかイケるかもと予想しつつ…
この子をお供にして…
確かに走り出しの涼しさはバツグンで
明日からもこんな時間帯なら
暑いいまの時期でも十分にイケると…
でも早く起きなければならない理由がないと
怠け者のジジイはなかなかそう簡単には
いかないよなぁ
起きれないよなぁ…
涼しいのはマジにありがたかったのだが
二日酔いは全くいただけない
当たり前のこと
二日酔いだから
長い上り坂は歩くかもしれないと
自分で予想してる段階で
すでに歩くことを自己決定してるのと同じ…
実際に5キロ過ぎの上り坂を待つまでもなく
3キロを過ぎた時点ですでにアップアップ
朝のラッシュで多くの車が行き交う中
平坦で何でもない道路なのに
よっぽど歩こうかと…
でもこんなところで歩いてるのを
知ってる誰かに見られると何を言われるか…
そんなことを頭に浮かべながら
まさに酔っ払いの如くフラフラと走ってると
すれ違った黄色の小型車の中から
若い女性?が僕に大きく手を振ってきて…
いや…
若い女性?が僕に手を振るなんて
どう考えてもありえないから
手を振ってきたのはおそらくオバちゃんか?
黄色い可愛い車だったから
目の悪いジジイには若く見えて…
だけど目が合ったはずの彼女が誰なのか
全然わからなくて何のリアクションも…
まぁいいか?
こんなにたくさんの車とすれ違えば
中には僕を知ってる人の3〜4人はいるかも
いちいち誰だか気にしてちゃ…
やがて辿り着いた5キロ過ぎの上り坂
今日は坂の始まる手前から
すでに諦めの徒歩状態
まだ陽が高くないので
ジリジリの激暑じゃなかったのが救い
だから歩けたのかも?
でもそのあとは案の定ヒドかった
走っても歩いてもフラフラするだけで…
しまいには昨日のジョグと同じように
気分が悪くなって吐きそうな気配満載
なんとかギリギリな感じで帰宅すると
グウタラ娘一家は
ちょうど朝ごはんの最中だったが…
オハヨウの言葉もかけられず
初孫娘の顔も見ることもなく
フラフラな脚でお風呂に直行し
冷水シャワーを浴びて九死に一生を得た次第
こんなに暑いのに走ってんの?
あぁ毎日倒れそうだよ
走り終わって冷たいシャワーがあればこそ
やっと生き返る感じ…
それヤバいんじゃない?
心臓に悪いよ負担かけすぎよ
きっと…
シャワー後のグウタラ娘の言葉
これって一応心配してくれてるんだろうか?
まぁそう思っておこう
冷水シャワーを終えて間も無くしてから
グウタラ娘たちは車で帰って行った
果たして何時間かかるやらと心配しつつ…
小さい赤ちゃんを連れてるから
授乳とかオムツ替えとかで
かなり時間が取られるらしく…
無理に帰ってこなくても…と漏らすと
本人が帰ってきたいって言ってるのに
親がなんてこと言うのよ!と鬼の形相
失言しちまったか…
そうだよなぁ
みんなに赤ちゃんを見せるためだし
初孫くんと初孫娘ちゃんは
イトコ同士だもんなぁ
グウタラ娘たちが帰ったあと
スマホを見るとLINEが一通
今朝走ってるの見かけたけど痩せた?
コッチから連絡しないことにした
独身キャリア女子からだった
久しぶりに…
今日のジョグを見られたみたいで
ひょっとして僕に手を振ってきた女性って
彼女だったのか?
でも彼女なら顔はハッキリわかるはずだし
それに黄色い車じゃなかったはず…
まぁ車を買い替えたってことも
あるかもだけど…
そんな彼女からの久々の連絡
嬉しいけれど迷惑なような…
というのも
彼女の方から僕をフったも同然なのに
未練がましく?まだ連絡してくるなんて…
せっかくコッチが忘れようとしてるのに
こうやってたまにLINEを送って来られると
また火が点いちゃうじゃないか…
わかってんのかな?
わかっててやってるとしたら
ズルいとしか言いようがないよなぁ
何の意味があるんだよ〜
老いぼれジジイの純真な心?を
弄ぶんじゃねぇよ〜
まったく…
だけど本当はやっぱりまだ好きで
僕とのデートを
受け入れる勇気がないだけなのかも?
もしそうだとしたら…
イヤイヤ…
そんな風に思っちまうのはもうやめとこう
また崖下に突き落とされるのがセキノヤマさ
彼女には彼女の…
僕には僕の…
別々の人生があるだけのこと
無理やり繋げることはないさ
もう二度と…
夏も今頃になって
ますます暑くなってるような気がするのは
老いぼれジジイの錯覚だろうか?
実際の気温の推移はわからないけど…
もう旧盆も過ぎて
8月も下旬に入ろうとしてるのに
最近の暑さときたら勢いを増すばかりで
とどまるところを知らないみたいに…
夜エアコンのタイマーをセットして寝入り
明け方の暗いうちから扇風機を回す日々に
もうウンザリするしかない
毎日暑い暑いと嘆いてる自分自身にも
辟易して暮らしてる感じか?
一方で
アラ古希の老いぼれジジイなのに
よくも夏バテしないものだと
我ながら半ば感心している
とっくに夏バテしてダウンしても
おかしくないのに…
毎日走ってるからだろうか?
歳の割には体力がついてるのか?
でも今は寝込んだりすることはないけど
涼しくなった頃に
疲れがドッと出たりするかもなぁ
そう老体を心配に思いながらも
酷暑の今日も懲りずにジョギングへ…
この子をお供にして…
昨日の暑さが今夏一番だと思ってたら
今日はそれを上回るほどで
もうノッケからヘタってるも同然の状態
途中でこんなに暑いのに
黒い長袖姿の若い通勤男性を発見したとき
ヒトゴトながら目眩がしそうな気分に…
女性の日焼け防止のための長袖姿はわかるが
男性の長袖姿に何の意味があるのだろう?
しかもあんな真っ黒な…
僕も現役の頃は
夏でも長袖のワイシャツ姿だったけど
それはスーツを着るためでもあるし
机の上での仕事デスクワークは
半袖だと腕がベタベタするからで…
とはいっても
今も庭掃除や庭いじりのときは
ロングジャージに長袖シャツだけど…
もちろん
それは擦り傷防止や虫に刺されないためで
着ないで済むんなら着たくないのだが…
そんなことを思いながら走ってると
なおさら暑く感じてしまうようで
スピードも全く出してないのにフラフラに…
ハンカチタオルで汗を拭う動作が止まらず
走ってるのか汗を拭ってるのか
全くわからないジョグに…
日影の全くない5キロ過ぎの上り坂は
ジリジリ照りつける太陽と
コンクリートからの反射熱で
まさに地獄そのもの…
歩きたいけど歩けない
バテてるけど止まると焦げそうで
一刻も早く灼熱地獄から脱出したくて
走り続けて上るだけ…
走り切ったは良かったが
ゴールしてからは吐き気がヒドくて
マジに吐くかもと…
歩きながら
喉元まで込み上げてるのを
吐く寸前で無理やりに飲み込んで
ギリギリセーフ
誰もが通る歩道で吐くなんて
絶対にできないからなぁ
ウルトラマラソンを走ったあとに
よく出てくる現象で
今年2度目の吐く寸前…
結局吐かずに済んだのは
まぁ良かったか?
それとも
身体のためには吐けば良かったのか?
ジジイにはわからず…
こんなんで
明日も走れるのかなぁ?
とにかく暑いとしか言いようがないほどの
今日の暑さ
起床時はまだそこまで暑くはなかったけれど
陽が昇るに連れて
みるみるうちに気温が上がって…
ホットフラッシュまではいかなくても
ホントに自分の身体がおかしいとまで
思えるくらい…
7時頃に
お天気アプリで気温の変化を確認すると
1時間の間に3.5℃も上昇していて…
これじゃ
ホットフラッシュみたいに感じるはずだと…
流れ出る汗を拭き拭き
お仏壇のお参りなど
朝のルーティンをひととおり済ませて
尋常ならぬ暑さの中を今日もジョグへ…
暑さを理由に休足日に決めたところで
後ろめたく思うだけだから…
暑い日はこの子をお供にして…
走り出す前から
すでに汗だくの手前くらいの状況
薄曇りだけど風もなく
湿度の高い蒸し暑さに
今日こそヤバいかもと…
いつも1キロ半くらいから
ハンカチタオルで汗を拭き始めるのだが
今日は走り出すとほぼ同時にフル稼働…
そんな1キロ半の交差点を曲がった途端
この間何度も会釈をしてくれた
ショートカットで上品な感じの
小綺麗なお姉さんと遭遇
え?
この交差点から曲がってくるのか?
そう驚いてると
この間と同じように
日傘をさしたまま笑顔で会釈してくれて…
どうにも
僕のことを知ってるとしか思えない仕草
初めて近くで彼女の顔を見たけど
やっぱり誰なのかわからない
こんな僕好みの美人なら
絶対に忘れないはずなのに…
走るのをやめて振り返って
もしかして僕のこと知ってるんですか?と
声をかけようと思ったけど…
溶けるような暑さの中で
通勤を急いでるような彼女の足の運びに
そんな勇気も萎んじまって…
再び走り出したあと
いつもの図々しいジジイらしくない判断だと
自分でもザンネンに思いながら
チョッピリ後悔をしつつ後ろを振り返ると
彼女の姿は交差点を曲がったのか
目にすることは出来なかった
2キロを過ぎた地点までやってきて
赤信号の交差点で止まってると
横に止まった車から大音量の音楽が…
耳にしたAirPodsの音楽を
打ち消すほどのボリュームの
窓を開けた若い女の子の運転する小型車
こんな朝っぱらからだぜ?
普通のジジイなら顔を歪めそうだけど
根がチャラいせいか決して嫌いではなく…
そう思って
彼女の横顔を覗くと
まぁ全然美人でもなくむしろ…
なので
特にリアクションもしないまま…
そうこうしてるうちに
3キロ地点の交差点でまたもや信号待ち
実は
その1キロ間の記憶を
今は思い出すことが出来ない
いつものコースだから
半ば無意識と同様に走ってるとはいえ…
再び記憶がハッキリしてるのは
5キロ過ぎの上り坂の手前で
いつも出くわすジイさんの姿から…
というのも
いつもは上り坂の途中か
上り切った平坦なところですれ違うのだが…
珍しく上り坂の手前で
わざわざ立ち止まって僕にどうぞと手で
コースを譲ってくれたので印象に残ってて…
だけどそのせいでというか
ジイさんが後ろで見てると思うと
歩くわけにはいかず…
そして
ヘロヘロになって上ってる途中から
ゴールして我が家へ辿り着くまでの
その間の記憶も本当に曖昧で…
いつも同じパターンだから
無意識のうちにランニングアプリを止め
ゴールしたのだろうと…
今日の午前中のことなのに
ハッキリ思い出せないのは
結構ヤバいと自分でも思ってて…
もしかして
途中で倒れたりしたら
そのまま起き上がれないのだろうか?
酔っ払って走ってるわけでもないのに…
ん…
マジにヤバいヤバい…
昨夜は雨が降ったようで
気温は高くないのだがジメジメと蒸し暑くて
不快指数が高いと感じる朝
いつものように扇風機を回しても
思ったほど涼しさは感じられない
先日のホットフラッシュみたいに
汗がドッと出るんじゃなくて
ジワジワと滲み出続ける感じが
いつにも増して気持ち悪い
ひょっとして
体調が悪いのだろうか?
そんな感じがしないでもない
そう思いつつも今日も日課のジョグへ…
この子をお供にして…
左足の足底筋膜炎の感じはまだ続いてるが
慣れてきたのか痛み止めが効いてるのか
休足日にするほどの程度じゃないと…
かといって
こうやって走り続けていていいのだろうか?
逡巡しながらも走り出したけれど…
いつもなら
前半はまだ脚が軽く感じられるのだが…
足底筋膜炎のせいなのか
それとも少し痛い坐骨神経痛のせいなのか
はたまた体調が悪いせいなのか
いつも以上に身体が重いし
とにかく蒸し暑くて集中できない
というか走り出した時点で
すでにかなり疲れてしまってるような…
いわば
フルマラソンの35キロ地点のようにも…
ゴールまでのあと7キロの距離が
ひたすら遠く感じられるのと同じ感覚か?
すでにヘロヘロになりながら走ってた
3キロ付近の細い裏通りの住宅街
いつも出会う
東アジア系の外観の外国人の2人組
日曜日だというのに仕事があるのだろうか?
日曜日に見かけるのは初めてのこと
いつものように
2人ともスマホに目を落としながら出勤?
それにしても
どうしていつも裏通りを歩いてるんだろう?
単に勤め先まで近道だから?
かもしれないなぁ
かくいう僕も裏通りを走ってるんだけど…
ランナーたちの中には
好んで裏通りばかり走るヤツもいて…
たしかに車の交通量が少なくて
曲がることの少ない裏通りなら
僕も好んで走りたいけど…
そんな都合のいい裏通りなんて
あんまりないからなぁ
車の交通量が意外に多かったり
すぐに曲がらなければならなかったり
ジョギングに適した裏通りなんてあんまり…
それなら
表通りの歩道を走った方が
よっぽど走りやすくて…
そんなことを思いつつ走ってると
いつもの5キロ過ぎの長い上り坂に…
なんとか走り切って上れそうな気がしたのに
途中からフラフラになるとともに
半ば意識が飛んで夢うつつを彷徨う感覚
いつもとちょっと違うと思いながらも
上り切ってゴールまで残り1キロあまり
実はそこからの記憶が少し曖昧で…
ハッキリ覚えてるのは
昨日から我が家の玄関に停めてあった
チャラ息子の車が邪魔に思えたのと…
昨日直した浴室のシャワーが
勢いよく冷水を吐き出して
いつになく気持ちの良い命拾いになったこと
走り終えて確認してみれば…
いつもとタイムやペースは変わらないけど
最後は記憶の飛んだジョグになっちまって…
もしかすると
かなりヤバい現象なのかも…?
ちょうど
お酒を飲んでてその時は覚えてるのだけど
翌朝目覚めたら何もかもすっかり忘れてた?
そんな状態に似てると…
認知症と何らかの関係があるのかも…?
これから段々と忘れることが
多くなってくんだろうなぁ
そして
いつかはきっと…
昨日も晩酌でそこそこ呑んだのだが
覚えてるのは…
お昼から始まった隣のチャラ息子家の
BBQ大会の件
夕方になれば終わるんだろうなと
簡単に考えてたら夜になっても終わらず…
僕が風呂へ入ろうと浴室に入った9時前頃
まだ浴室の窓の外から話し声が聞こえてた
お風呂から上がったときには
すでに話し声も聞こえず終わったらしく…
それにしても9時間ばかりのBBQ大会
チャラ息子たち
一体何をそんなに話すことがあったのか?
僕ならば9時間もの長い間飲み続ければ
簡単に酔い潰れちまって
間違いなく眠ってるよなぁ
まぁ若い者たちには
若い者たちなりの話があるのだろう
役目を終えた老いぼれジジイが
そんなことに何かを言ったり
詮索したりすべきじゃないよなぁ
チャラ息子たちだって
やがて何年も経てば
僕と同じような老いぼれになるんだろう
そのときには
いまの僕と似たような気持ちになるさ
新しい経験もまだまだするだろう
得るものもたくさんあるだろう
だけど失うものも出てきて
出来なくなることも増えてくる
老化が成長の裏返しだということ
実質的にわかるのはいつだろう?
成長がプラスで老化がマイナスだとして
プラスよりもマイナスが大きくなった瞬間を
自分で気づけるだろうか?
気づくのは
ずいぶんとマイナスが大きくならないと
無理なのかも…
気づいたときは手遅れ?
そして
いつかはきっと…
昨日痛みが激しくなった左足踵
ネットで調べてみると
どうやら足底筋膜炎?足底腱膜炎?
どっちも同じらしいけど
その可能性が高いかも…
よくよく触ってみると
左足の踵が痛いのは間違いないのだが
踵に繋がってる腱というか筋肉が
原因のような…
で…
踵を着いた瞬間じゃなくて
踵を上げた時に痛みが走る感じで…
上の図で言うと下方の絵柄のときに
踵全体が痛むという現象で…
なにしろ
素人判断なので足底筋膜炎なのかどうかは
ハッキリしないのだが
おそらくそれに違いないと…
素人だけど自分の身体のミタテは
お医者さんや整体の先生より
確かな場合が多いから…
そんな痛みを抱えながら
今日もまた日課のジョグへ…
このユニットをお供にして…
痛みの症状がそれなりに判明したから
少しくらい痛くっても
ある程度は安心して走れる感じで…
おそらく
痛み止めもそれなりに効いてるのだろう
じゃないと
足底筋膜炎なら簡単には走れないよなぁ
いつもの7キロにしようか
5キロコースにしようか迷ったけど
ゆっくり走ることを条件にして
7キロコースへGO!
晴れたり曇ったりの中で
出来るだけ日影になるよう
コースを右往左往しながら…
少しだけ風が吹いてたから
なんとか走り続けられたけど…
タイム的には昨日とほぼ同じ結果
だけど
5キロ過ぎの長い上り坂も
ギリギリ走り切れたしまぁまぁだったと…
それにしても足底筋膜炎の症状
どうしてそんなことになったのか?
自分でもよくわからず…
僕の足は
もともと土踏まずのアーチは
他人よりもシッカリとした形で
いわゆる扁平足ではないから
足底筋膜炎にはなりにくいはずで…
オーバーワークが原因?
確かに毎日走り続けているけど
今の時期はたかが7キロぽっち
月間にして200キロあまりでしかなく
走りすぎには到底思えないのに
どうして足底筋膜炎に?
まぁ
フォームが悪いっちゃ悪いけど…
このまま放っといても大丈夫なのかなぁ?
そのうち治ってくのかなぁ?
坐骨神経痛の二の舞にだけは
なりたくないけど…
やっぱり思い切って
痛みが引くまで休んだ方がいいのかなぁ?
思案のしどころかも…
オオゴトにならないようにするためには…
ジョグから帰ってくると
チャラ息子と初孫くんがガレージで
BBQとプールの準備を…
どうやら
お昼頃からお友だちが遊びに来るらしい
何人かもちろん親御さんたちも一緒に…
お盆休みの終盤の土曜日
夏を楽しむにはいかにもって感じか?
社交的なチャラ息子やお嫁さんが
考えそうなことだと…
ついこの間の花火大会もおんなじで…
子どもたちはまだ夏休みが続くけど
親御さんたちはお盆休みが終われば
いつもの日常に戻っていく
少しでも子どもたちの夏の思い出になれば
そんなチャラ息子たちの想いもあって…
子どもたちの喜ぶ姿は
親にとっても生き甲斐になるからなぁ
そしてそんな風景を
離れて眺めるジジイにとっても
直接の仲間には加われないけど
微笑ましくありがたいと…
チャラ息子や初孫くんたちが
元気で賑やかに過ごしてくれる姿を見ると
それだけでジジイの役目を
なんとか果たせているのだと…
だけど
老いぼれジジイのオマケの余生は
まだもう少し続いて行くだろうし…
その間にやってみたいこと
叶えたい願いなどがないわけじゃなく…
坐骨神経痛や足底筋膜炎に悩まされながらも
ひとつでも少しでも願いを叶えられるなら
それを目標にして生き続けるのも
いいのかもしれない
何十年も前に戻れないことを嘆くより
まだ明日が続くことをありがたく思いつつ
生きていけばいいか?
こんな年代になって初めてわかる
自分の人生というもの
僕の人生は僕だけのものじゃなくて
オヤジやバァさん
そして祖父や祖母などご先祖様たちがいて
初めて意味を成しているものだと…
そんなことが
なんとなくわかるような歳になっちまって
それがありがたいのか哀しいのか…
わかって良かったのか
わからない方が良かったのか…
サンザン
間違いやアヤマチを犯してきた70年ばかり
悔やんでも戻れないし
悔やんだところで残りのオマケの余生を
思い直して清く正しく生きられるわけもない
そんな愚かなポンコツジジイでしかない
お盆ってさ
こんな殊勝な気持ちにさせるから
イヤなんだよなぁ
バカなままでいいんだよ
愚かで構わないんだよ
マジメにならなくていいんだよ
先人たちの恩も忘れちまった
不良のジジイでいいんだよ
チャラいままの…
チャラ息子も初孫くんも
こんな不良ジジイに恩なんか感じないで
生きていってほしいし…
好きな風に生きていってくれれば…
自分の思うままに…