
今回は田中千絵さんのカードブック「いろのはがき」というカード集より、春色のカードをピックアップしました。
このカード集は日本の伝統色をイラストつきで紹介するもので、説明文を引用すると、「日本古来の季節の草花や万葉集などで歌われる日本の伝統色。各色の由来を日・英で併記した粋なデザインがやさしい日本の色の世界に誘います」
(★小さい画像にポインタを当てると、大きい画像が映し出され、色の名前が出てきます。色紹介のカードなのに、実際より色が暗くて申し訳ありません。)
600円のミニギャラリー ~日本の伝統色~
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それぞれに説明があるので、引用します。
山葵(わさび)色:一口に「緑色」といっても日本の伝統色の中には様々な色の名前があります。日本人の美の心が自然界の「緑」に命名した色の中で、最も美しい名前の一つがこの「山葵色」ではないでしょうか。日本特産の山葵をすりおろしたような柔らかな緑色は山間の清流を想わせる爽やかな色です。
梔子(くちなし)色:初夏に白い花を咲かせるクチナシはアカネ科の常緑樹で、甘い香りを漂わせる可憐な花が魅力的です。色名の由来は果実の方で、乾燥させて料理に用いると食材を美しい黄色に染め上げることから、きんとんを作るときのさつまいもの色付けなどに使われます。
柳葉(やなぎ)色:春の訪れを告げる柳葉色は白や黄色を帯びた芽吹きの色。緑の多い日本では緑色を表す名前として「若草色」「萌黄(もえぎ)色」など種類が多いのも特徴です。『古今和歌集』では「見わたせば柳桜をこきまぜてみやこぞ春の錦なりける」(素性法師)と柳葉色の美しさに感動している様子が歌われています。
蒲公英(たんぽぽ)色:黄色の花がかわいらしいキク科の多年草のたんぽぽは私たちが幼い頃から親しみのある植物です。北海道から九州まで、各地の野原や道端に自生する野草で、若い葉は食用、根はコーヒーとして飲むことができます。春に元気な黄色の花をつけることから快活な色の象徴として人気があります。
猫柳色:フキノトウや福寿草などとともに早春の使者として有名な猫柳は日本原産のヤナギ科の植物。尾状の花穂が猫のしっぽに似ていることからこの名前がつきました。猫柳は染料として使われ、樹皮や葉を煎じ、硫酸銅を媒染剤にすることで上品な色に染め上がります。
拡大画像↑に入れられなかった残りの一色は
常盤(ときわ)色:「永久に変わらない色」という美称として用いられた常盤色。常盤色は常緑樹に多く見られる少しくすんだ緑色です。常緑樹は移り変わる季節の中でもいつも変わらず緑の葉をつけています。その様子から長寿、健康という人々の願いを反映した色として愛されてきました。
よろしいですか?
闘病生活に関しては、未だ拝見していませんが、
息子さんの就職活動は吹き出してしまいました。
小心ものの私とは器が違うなあという感じです。
今日は天気が悪そうですが、休みをとったので
(21日も)今まで通り過ごしていた公園に散歩に
行ってみようと思います。
今まで気付かなかったものを発見出来そうな期待も。。
p.s
絵は一番右が好きな感じ。
すごいシンプルな色使いで、しかも、空白部分を
あえて空けて見る人の想像に任せてある感じ。
何か自分で付け足したい感じですね。
フレームの大きさにあわせて、takuetsuさんが切り出したんですか?絵の見え方が絶妙です
この頃私も、日本のものがとても気になってきました。色や四季や。。本当に繊細ですよね。
そんな私のおすすめブログを紹介します♪
きっとtakuetsuさんも好きなんじゃないかな~と思うのですが。。。どうでしょう?
「雪月花 季節を感じて」
URL:http://blog.goo.ne.jp/setsugekka_2
今日はお散歩が叶いましたでしょうか? 私も友人たちと歩いてきましたよ。思ったより雨の降り出しが遅かったので、楽しめました。
今回も含め、毎回、カードはほとんど切っていないのですよ。裏で重なっているのです。どうしても切らざるを得ないときだけ切りますが、滅多に切りません。なるべくそのまま使いたくて。
切らないで入れるためには、どのフレームに入れるかと、出す部分の選択が必要で、あれこれ悩みます。それがまた楽しいのですが...。
よっしーさんもご指摘くださいましたが、空白部分、「間」とでも言いましょうか、それを大事にしています。フラワーアレンジなどしていても、この「間」が大切&ポイントですよね。
ところで、とっても素敵なブログをご紹介くださり、ありがとうございました。とても気に入り、早速RSSリーダーに登録しました。
どの記事も素敵ですが、この方の描かれる俳画がとても素敵ですねぇ。絵も字もお上手、絵心と筆遣いのお上手な方だと思います。
naotoriさんもですが、世の中には才能のある方がたっくさんいらっしゃるものですね。