えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

クリスマス2024 

2024年12月25日 | 歳時記

 長引く不況と格差社会、さらには物価高の下で迎えた今年のクリスマス...みなさまはいかがお過ごしでしたか? 我が家は、イブが娘の誕生日、クリスマスは義母と婿の誕生日なのです。98歳になった義母は老健で誕生日の朝を迎え、特養で誕生日の1日を終えることとなりました。そう、今日は奇しくも老健から特養への移動日となりました。

        (♪さよなら、かつて母もお世話になった老健...)

 義母は、外見では10歳は若く見え、97歳と8ヵ月まで独居したほど心身ともに矍鑠(かくしゃく)としていました。頭が良く賢かったので、6人のカラオケ仲間の電話番号を諳んじ、最年長者として世話役を買って出てグループをまとめ、バス旅行などをしていたのがほんの数年前までのこと...それが、病気や認知症、鬼籍に入るなどで一人減り、二人減り...いつのまにか最年長の義母が最後の一人になりました。最後まで日課の散歩を共にしてくれていた友人が亡くなった頃から足腰が弱り始め、今年に入ってからは呆けも進み...この夏、遂に独居がむずかしくなり、病院を経て施設に入ってもらいました。環境が変わると呆けが進むと言われるとおり、その後は一気呵成に変貌していきました。
 もはや独居に戻れる見通しはなく、自宅が借家であることから、少しずつ自宅を片づけています。私の両親と同様、年代的に物をため込んできたのは理解できますが、それにしても、目を覆うというか背けてしまうばかりの惨状で...(^^; でも、97歳まで私たちをほとんど煩わせることなく、果敢に独居を貫いてくれたことに免じ、最期くらいは孝行しようと自分に言い聞かせながら作業しています。

 その過程で、こちらの過去記事の最後で紹介したように、夫の幼い頃の物がいろいろ出てくるのに驚きましたが、私が過去に贈ったカードや手紙がとってあった(↓)のにも驚きました。結婚式で渡した手紙に始まり、滞米中に出したもの、誕生日や母の日に贈ったもの、家族みんなで寄せ書きしたもの......

     
       (敢えてぼかしてあります。)  

 さらには、出てきた俳句ノートに私を詠んだ句も...♪嫁の手紙 嬉し泣きする 母の日や♪ こちらも胸が詰まりました。

 この1年は、義母の急速な変貌ぶりを目の当たりにし、自分の将来の姿を重ねて落ち込むこともありました。この人がこうなるということは、私なんぞはどうなるの?!という不安...。でも、なるようにしかならないですものね(^^;
 今年出会ったある人の言葉に、こんな内容のものがありました。「人生、円熟期に入ったら、過去を振り返って後悔したり、将来を考えて不安になったりするのではなく、今この瞬間に100%身を置き、集中するのがよい」と。この言葉がすとんと腑に落ちました。今の瞬間に集中して楽しみ、充実して過ごすことをずっと積み重ね、最期のときを迎えることができれば...きっと充実した人生だったと思えることでしょう。これからはそんなふうに過ごしたいと思っています。

 そんなこんなで、今日は、義母の引っ越しの後、不足分の家具や衣料品などを調達しに行ったりで終始した一日でした。それはそれで充実してたかも?(^^)v

    
 今年のシュトレンは、こちらの過去記事で紹介した元地元の友人特製のもの。現在は横浜在住のはずの彼女と、半月前に地元の最寄り駅で邂逅(かいこう)を果たし、たまたまゲットしました。「え~? なんでここに~?」「ここでの友人たちに作って~って言われて、持って来たのよ」と。見れば、キャスターを引いているではありませんの! 「そうとわかっていれば、私も注文したのに~」と言ったら、「1個だけ余分があるわよ~」と。ラッキーでした(^^)v 私の好きなドライイチジクがたっぷりと入っていて、美味しかった(^^)v 

   
 サンタのクッキーはパン屋の「ルパ」製。硬め&甘め...(^^;

 なお、背景に置いたキャンドルスタンドについては、こちらの過去記事をご参照ください。

 

 本日も残すところわずかですが、メリークリスマス

 


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