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(講師の作品(↑))
以前、過去記事:「幸せ呼ぶクラフト ~マクラメのドリームキャッチャー~」で、マクラメ(macrame)を使ったドリームキャッチャーの作り方を紹介しましたが、今回は、マクラメの最も基本的な編み方である「平結び」を使って簡単に作れるペンダントを紹介します。前回と同様、YOSHI-YA先生に教わりました(材料費込みで1,000円)。
以下、画像が手順を網羅できてはいませんが、手順を追って紹介します。
(★これより下の画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。★リンクに別画像がある場合は、マウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m)
カフェのクラフト講座 ~マクラメのペンダント~
マクラメの「平結び」とは…
4本の紐を一組としていわゆる「本結び」をしていく結び方で、芯紐2本を中心にして、その芯紐に外側の結び紐2本を「本結び」で結びつけるものです。左右対称の動作を1回ずつ繰り返すと1つの平結びができます。左右対称にせず、1つの動作を繰り返すと、「ねじり結び」(いわゆる「縦結び」)になります。
下記のサイトで、静止画と動画による説明がそれぞれ見られます。
◆「マクラメ:平結びの編み方」 (執筆者:岡野 陽子氏(ビーズアクセサリーガイド)紹介)
◆ YouTube動画
では、これを応用して編むペンダントの作り方を紹介します。本体のできあがりサイズは、ウッドリングの上端~紐の下端が約13cmです。
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材料: * 紐が動きにくいように、輪の一部が平らになったものを使用しています。 |
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1.リングの平らになった部分に、コットンヤーン(以下「紐」と表記)を2本どりにして図のように巻きつけます。 |
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2.4本一組にし、平結びを3つ作ります。 |
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3.両端の紐2本ずつをよけておき、中の8本で平結びを2つ作ります。 ※作業用の固定具をテーブルの端に固定し、それにリングを引っかけて作業しています。 |
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4.中央の2本にウッドビーズを1つ通します。通し方は次の画像で…(↓) |
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ビーズの穴が紐2本に対して細いので、テグスを使って通します(リンク画像は紐をビーズから引っ張り出したところで)。細いワイヤーでもOKです。 穴が小さくて通りにくい場合は、千枚通しで少し大きくすると通ります。 |
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5.中央の4本をよけておき、外側の8本で平結びを2つ(左右に1つずつ)作ります。 |
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6.#4でビーズを通した左右の紐2本ずつに、ビーズをそれぞれ通します。 |
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7.中央のビーズの下に、2本の紐で「ねじり結び」を作って模様編みにします。長さがビーズの縦の長さになるまで繰り返します(長さを見ながら、2~3個のねじり結びを作ることになります)。 左右のビーズを少し下にずらし、中央のねじり結びの横になるように位置を調整します。
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9.ウッドビーズを全部の紐に通し、玉結びで留めます。紐の長さは、最短の紐に合わせます。 首掛け用の紐をリングに通し、好みで大きなウッドビーズを通し、紐を結び閉じます。 とりあえずこれで完成! |
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首掛け用紐のリングへの通し方を前後入れ替え、大きなウッドビーズを1つにし、その上に結び目を1つ作ってみました。 |
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首掛け用紐の先端に結び目を2つ作り、左右の紐を互いの結び目の中を通して画像のようにし、長さを調整できるようにしました(リンク画像は最長にしたところです)。 |
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小さいウッドビーズも多過ぎる感じなので、間引いてすっきりさせました(ビーズが2つ重なっているため7個に見えますが、実際は8個です。リンク画像でわかります)。 紐の先端を少し残して切り揃え、先端の撚りを戻して房状にし、今度こそ完成!!! つぶやき:大ビーズの上のノットは要らなかったかも(^^; |
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なんだかはまってしまって…もう一つ自分で作るべく「ダイソー」で材料を探したところ、ウッドリングが見つからず…代わりにアンティーク調のスカーフピンの台座を使って、ブローチを作ることに…。単純な安全ピンの形のもの*があればよかったのですが(^^; 紐は「ダイソー」の「料理用綿巻糸 太め」(直径2mm)を使い、本数も長さもペンダントと同じにしました。 ウッドビーズは、「ダイソー」の直径8mmのを購入。 |
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ウッドビーズ4個(ペンダントから間引いたもの)を入れ、#8まで終えた後、糸にまだ余裕があったので一段多く編みました。 8mmビーズはやはり8個ぶら下げました。 台座の丸い部分に何を入れるか思案しました。うるさ過ぎず、本体と自然に調和するものを物色し、手許にあったウッドボタンを入れることに…(^^; 穴をそのままにしてもよかったのですが、焦げ茶色のししゅう糸でバッテンを作ったら多少おしゃれかなと…??? |
色の濃いセーターの首元や、それこそ大判のストール留めに使えるといいな(#^.^#) * 糸がまだ沢山残っているし、私の制作意欲はこれでは収まらないかも?(^_^;*
やはり収まりませんでした(^^;
短時間で簡単にオリジナルのアクセサリーができるなんて、素敵ではありませんか?! YOSHI-YA先生、お得意のトークも併せて楽しみながら、とっても楽しく充実したひとときでした。また違うアクセサリーや小物を作りたいと思います。引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたしますm(__)m
なお、YOSHI-YA先生に興味がある方は、こちらをご覧ください:
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先日、出先で立ち寄ったカフェ(「cafe gallery リンデンバウム」)で求めた、レース編みのラリエット(lariat)。長さは1.7mほどで、編み初めと終わりに小さなビーズがついていて(右画像)可愛らしい(#^.^#) くだんの解説にもあるように、ヘア飾りにもできるのですね。ガーランドにして、インテリアでも楽しめそうです。また無駄遣いしちゃった(^^;