えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

気になる日本語(1)

2008年01月16日 | 雑記
 日々、大学生の息子の日本語を直すと、「言葉は変化していくものだから、仕方ないの! そんなこと言うなら、おかあさんは平安時代の言葉でもしゃべってろよ」と反論される私です。理屈では確かにそうかもしれませんが、そうは言っても気になるものは気になります。
 こんなシリーズを始めると、「ついにあなたもオバチャンね」と煙たがられそうですが、年も改まりましたし、おばさんのささやかなる抵抗として、私が日頃気になっている日本語を少しずつ載せていきたいと思います。「おばさんの品格」として、きれいな日本語を使い続けたいという、自戒を込めた思いから!でもあります。
 
 1回目は尊敬語として使われている「おられる」と「やられる」です。

  例)(A)私の恩師のA先生は、現在B大学で教鞭を執っておられます。
    (B)私の恩師のA先生は、東アジア経済の講義をやられています。

 両方とも当たり前のように使われていて、特に(A)はアナウンサーや知識人でさえ頻繁に使っていて、もはや慣用化してしまったようにも見受けますが、私はおかしいと思います。
 「おる」は本来「いる」の謙譲語、それを相手を尊敬する表現に使うのはおかしくありませんか?
 「やる」は元々「する」の口語というのか俗語というのか、いわば汚い言葉ですよね? それを尊敬語に使うのもおかしくありませんか?

 ということで、私はこの例の場合、
    (A’)私の恩師のA先生は、現在B大学で教鞭を執っていらっしゃいます。
    (B’)私の恩師のA先生は、東アジア経済の講義をなさっています or されています。

と表現するよう心がけています。それが合っているかどうかは自信ありませんがw(☆o◎)w


      

 みなさんも私の提言を一緒に考えてくださると嬉しいです。その結果、反論を呈してくださることももちろん大歓迎!です。どうぞ、忌憚のないご意見をお寄せくださいませ そんなコーナーにしていきたいと思っています。

 どーでもいーつぶやき:藤原正彦氏は高校の先輩だけど、『国家の品格』は読んでないなぁ。『女性の品格』も読んでないなぁ。
 

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