「平和百人一首」とこのシリーズについての解説は、初回記事と2回目の記事をご参照ください。前回記事はこちらで見られます。
なお、詠み手(あるいは家族)による解説はありません。
平和百人一首
睦み合ふたのしさありて坑内の 荒き業にも耐へてゆくかも
茨城県玉造町 出久根 とき子
2016年9月23日放送のNHKの「特報首都圏」で、作曲家の大中 恩(おおなかめぐみ)氏が取材されていました(「今を生きる君たちへ~92歳の作曲家 大中恩のメッセージ~」)。氏は、「サッちゃん」「犬のおまわりさん」「おなかのへるうた」などの童謡で有名で、私や夫の母校の大先輩でもあります。
くだんのサイトから引用します:
大中恩さんは92歳の今も現役を続ける。その原点は、東京芸大在学中に学徒出陣し特攻隊を
志願した過去。「洗脳されていた」と振り返る。
あの時代に逆戻りしてはいけないという思いを胸に、戦後は人々を笑顔にするため作曲に臨んできた。
毎月のように行うコンサート、曲をプレゼントした被災地・福島への旅。
人生をかけて平和を表現する大中さんに密着する。
番組が全国区ではないのが残念だったので、ここで紹介しました。