20.
それから、照射までのステップと副作用についての説明がある。
・今日、照射前の検査として胸部X線検査、血液検査、尿検査を行う。
胸部X線検査は肺機能を調べるため。残存乳腺に放射線を当てるので、
肺の一部に放射線が当たってしまうのを避けられないため。
・1週間後に治療計画を立てる。CTシミュレーション装置*で撮影→
コンピュータで計算→照射範囲・方法・回数・期間を決定→
照射部位にマーキング。
放射線は細胞のDNAを障害する作用を持ち、細胞分裂が盛んな細胞ほど
その作用が大きく現れる。がん細胞は正常細胞より増殖が早いので
放射線治療が効くわけだが、正常細胞をまで傷つけてしまうリスクも
伴っている。そのリスクを最小限にするために、CTシミュレーション
装置で治療計画を立てるとのこと。
・5月23日照射開始予定。
毎週月曜日~金曜日に照射、週に1度金曜日にM先生が定期診察し、
経過観察する。
・副作用は、全身症状は少ないはず。人によってはだるくなる場合もある。
患部に腫れやただれなどが出たらすぐに連絡するように。回数を重ねて
いくうちに皮膚が赤くなり、軽い火傷のような状態になるかもしれないが、
状態によって軟膏を塗るなどの対処をする。治療後少しずつ元に戻るので
心配は要らない。
M先生の副作用に関するこの説明が、先に読んでいた『乳がん全書』の記述と違わなかったため、私はこれを真に受け、局所だけではなく全身的にも副作用が現れることになど、考えが及びもしなかった。
* http://www.shirakawa.ne.jp/~kousei/comedical/x_ray/rt_000c.html
それから、照射までのステップと副作用についての説明がある。
・今日、照射前の検査として胸部X線検査、血液検査、尿検査を行う。
胸部X線検査は肺機能を調べるため。残存乳腺に放射線を当てるので、
肺の一部に放射線が当たってしまうのを避けられないため。
・1週間後に治療計画を立てる。CTシミュレーション装置*で撮影→
コンピュータで計算→照射範囲・方法・回数・期間を決定→
照射部位にマーキング。
放射線は細胞のDNAを障害する作用を持ち、細胞分裂が盛んな細胞ほど
その作用が大きく現れる。がん細胞は正常細胞より増殖が早いので
放射線治療が効くわけだが、正常細胞をまで傷つけてしまうリスクも
伴っている。そのリスクを最小限にするために、CTシミュレーション
装置で治療計画を立てるとのこと。
・5月23日照射開始予定。
毎週月曜日~金曜日に照射、週に1度金曜日にM先生が定期診察し、
経過観察する。
・副作用は、全身症状は少ないはず。人によってはだるくなる場合もある。
患部に腫れやただれなどが出たらすぐに連絡するように。回数を重ねて
いくうちに皮膚が赤くなり、軽い火傷のような状態になるかもしれないが、
状態によって軟膏を塗るなどの対処をする。治療後少しずつ元に戻るので
心配は要らない。
M先生の副作用に関するこの説明が、先に読んでいた『乳がん全書』の記述と違わなかったため、私はこれを真に受け、局所だけではなく全身的にも副作用が現れることになど、考えが及びもしなかった。
* http://www.shirakawa.ne.jp/~kousei/comedical/x_ray/rt_000c.html