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えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...
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第5章 放射線治療 20.

2007年07月20日 | 乳がん闘病記
20.
 それから、照射までのステップと副作用についての説明がある。
  ・今日、照射前の検査として胸部X線検査、血液検査、尿検査を行う。
   胸部X線検査は肺機能を調べるため。残存乳腺に放射線を当てるので、
   肺の一部に放射線が当たってしまうのを避けられないため。
  ・1週間後に治療計画を立てる。CTシミュレーション装置*で撮影→
   コンピュータで計算→照射範囲・方法・回数・期間を決定→
   照射部位にマーキング。
   放射線は細胞のDNAを障害する作用を持ち、細胞分裂が盛んな細胞ほど
   その作用が大きく現れる。がん細胞は正常細胞より増殖が早いので
   放射線治療が効くわけだが、正常細胞をまで傷つけてしまうリスクも
   伴っている。そのリスクを最小限にするために、CTシミュレーション
   装置で治療計画を立てるとのこと。
  ・5月23日照射開始予定。
   毎週月曜日~金曜日に照射、週に1度金曜日にM先生が定期診察し、
   経過観察する。
  ・副作用は、全身症状は少ないはず。人によってはだるくなる場合もある。
   患部に腫れやただれなどが出たらすぐに連絡するように。回数を重ねて
   いくうちに皮膚が赤くなり、軽い火傷のような状態になるかもしれないが、
   状態によって軟膏を塗るなどの対処をする。治療後少しずつ元に戻るので
   心配は要らない。

 M先生の副作用に関するこの説明が、先に読んでいた『乳がん全書』の記述と違わなかったため、私はこれを真に受け、局所だけではなく全身的にも副作用が現れることになど、考えが及びもしなかった。


 * http://www.shirakawa.ne.jp/~kousei/comedical/x_ray/rt_000c.html

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