えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

600円のミニギャラリー ~クラスターフォトフレーム~(115)

2024年10月11日 | アート

 本題の前に...全然関係ありませんが、このトピックに触れないわけにはいきません。「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」がノーベル平和賞を受賞しましたね!!! ヒロシマの被爆二世である私の属する「稲城 平和を語り継ぐ三世代の会」は、毎夏、「核のない世界を次世代に渡したい」というテーマを掲げて展示を開いている上、会のメンバーに被団協の事務局次長がいる(TVに映りました!)ので、知らせを知った瞬間からしばらく涙が止まりませんでした 今日がこんな歴史的な日になろうとは...本当に嬉しいです(^^)v 被爆国&被曝国でありながら、日本政府は核兵器禁止条約を批准していないばかりか、オブザーバーとしてでさえ締約国会議に出席していません。この期に及んでその態度を続けたら、世界の笑い者になりますよ!!!

 す、すみません、思わず興奮してしまった(^^ゞ 今日の本題に移ります。
 10月も中旬に入ったので、フォトフレームを落ち着いた秋色に替えました。6月末~7月初めに訪れたカナダのプリンスエドワード島で求めたポストカードです。この島は、ルーシー・M・モンゴメリの著作『赤毛のアン』の舞台として有名です。

 以下にオリジナル画像とポストカードに記載のタイトルなどを載せます。
 (★これより下の画像をクリックすると、大きい画像が見られます。)

 

 

 

 

 以下、タイトルなどを載せておきます。左上から時計回りに...
「Further Chronicles of Avonlea」 1920  by L.M.Montgomery
「Anne of Green Gables」
「Blue Lobster」 Lantern Press Original Poster
「Mermaid Typography」 Lantern Press Original Poster
「Typography & Icons」 Lantern Press Original Poster
「Ferry Vingage Sign」 Lantern Press Original Poster

 

                    

 島の景色は自然豊か、北海道の美瑛やイギリスのコッツウォルズ*で見られる起伏のある牧草地帯さながらで、素朴な暮らしがうかがえました。牧草地帯と表現したものの酪農家は少なそう&畑が圧倒的に多いですが、作物の種類はあまり多くはなさそうでした。Wikipedia情報によると、特産のじゃがいもの生産量はカナダの全生産量の4分の1を占めるそうで、街なかのショップにはポテト石鹸も売られていました。でも、こちらの解説によると、かつては蕪(turnip)も人間や家畜にとってじゃがいもと同様に重要な作物だったようです。貯蔵庫(根菜を入れておく穴)に入れておけば凍らずに冬越しできたとありますね。専用のpulperとseederがあったようです。

 街は全島で2ヶ所のみ、それ以外の場所の道路のスピード制限は高速道路並みで、交差点&信号が滅多にない上、車が少ないので、サクサクと?観光予定を消化できました。島全体に都会とは違う時間が流れている感じで、本当に癒される1週間でした。
 東京の人間からは人口密度がすごく低そうに見えますが、くだんのWikipedia情報によると、この島(島全体で一つの州)はカナダの10の州の中で最も人口密度が高い州だそうな。へぇぇぇ?! カナディアンロッキーにも行ったので、それを思い出すと確かにそうかも?とは思います(^^;

 酸化鉄を含む赤土が特徴で、海岸線のほとんどがアンの赤髪を彷彿とさせる赤土でした(アンの赤髪が赤土を彷彿とさせるのかな(^^;)。「山と渓谷オンライン」こちらのサイトで紹介されている藤井一至氏著の『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』に、赤土の理由として興味深い記述があります。
 「実は4億年前、プリンスエドワード島は南半球の赤道近くに位置していた。熱帯環境を経験していたのだ。そのときに、赤い鉄酸化物を多く含む熱帯土壌が生成され、赤い砂岩としてプリンスエドワード島に堆積した。
 その後、赤道を渡り、2億年ほどかけて現在の位置まで移動したのだった。」
 へぇぇぇ?!

 あと、少し驚いたのは、アメリカのTV局のBoston Foxニュースが当たり前のように見られること。同じ東海岸にあって陸続きだとはいえ、外国は外国ですものね。カナダとアメリカの政治的距離の近さを改めて感じました。

 (*このブログの一番上にある検索ボックスに「永年勤続ご褒美海外旅行」と入れてブログ内検索すると、コッツウォルズの関連記事が見られます。「コッツウォルズ」で検索すると、余計な記事まで出てくるので...(^^;)

 


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4 コメント

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600円で立ち止まる (ボッケニャンドリ)
2024-10-12 08:52:12
フレームに入れた海老が曲がってるのが気になってしまった(^^;;;

で、題名に良く出て来る値段ですが、
百均で買ったフォトフレーム6個の値段ですよね、当たり前か。
で、このブログでは税抜き表示?(^^;;;

※ノーベル平和賞
佐藤栄作に続いて2回目ですね。←蛇足

先日、録画した『博士の異常な愛情 (略)水爆を愛するようになったか』を観ました。
思ってたのと違ってコメディー、洒落にならないコメディーでした。
人間が管理する限り何らかの形でいつか同様なことが起きそうだなと思いましたよ。
小さなミスがとてつもなく大きな災いを生むのが原子力ですねぇ。


『核のない世界を…』というテーマ、信念(核)が無いテーマに見えちゃいました。


最近、蛇足の方が本文より長いような気がする今日この頃。
返信する
ボッケニャンドリさんへ:いろいろ立ち止まってください! (takuetsu@管理人)
2024-10-12 18:03:15
ボッケニャンドリさん、いろいろと引っかかって立ち止まってツッコミ?コメント、ありがとうございますm(__)m 丁寧に読んでいただいている証しなので大歓迎(^^)v

まずエビですねぇ...曲げ方が中途半端だなとは思ったのですが、カードを切らないで入れるにはアレが限度で...(^^; いっそのこと逆さにでもしたらよかったかしら?!(^^;;

次に600円ですねぇ...。最近は100均でもこのような形のフォトフレームがあるようですが、これはだいぶ前に文具店で購入した代物で、ガラスがはまっているし、さすがにX,000円しました(正確には忘れまして(^^;)。
高価な絵を飾ることはできないけれど、絵ハガキ(等)を入れたフレームなら、安価なミニギャラリーになるなとの思いから、このタイトルをつけました。
でも、実は鋭いツッコミだったのでございます。フレームに入れながら、「物価高騰につき、そろそろ900円に値上げしなくちゃかな?」と思っていたところで...。はい、これがタイトルのヒントです(^^)v
はい、絵ハガキの値段なんです(^^; これをブログに載せ始めた当時は、100円が圧倒的に多かった...それが120円になり、最近は150円になってきまして...インフレに対応できないまま日々が過ぎております(^^ゞ

税抜き表示にはビンゴ! 鋭いご指摘! ブラックジョーク的ツッコミ!! 
フラワーアレンジの記事で紹介している花材の価格も全部税抜き表示(^^;

長い蛇足大歓迎(^^)v 長いからこそ蛇!?(^^;
蛇足とは元々は「無用の長物」の意味ですが、試しに英訳を見てみたら、複数の単語とその和訳が表示されまして...。ほとんどが無駄とか役に立たないという意味の英単語ですが、中にsuperfluity(蛇足, 余計, 豪勢, 冗物, 豪奢, 豪盛)があって。「豪勢, 豪奢, 豪盛」というのが面白いと思いませんか? なくてもいいものだから、あると贅沢、でもちょっと豪華になる、洒脱になる、粋になる...そんな意味合いがあるように思います。訳した人がそれを感じて込めたのかな。
で、私の中では無意識のうちに、そのプラスアルファ部分を評価してます(^^)v
す、すみません、「蛇足」についてこんな蛇足的コメントを書いてしまいました(^^;;;

人間がミスを犯すことを前提にしてリスクマネジメントしても、それを越えてくるのが天災ですよね。天災が想定外の結果をもたらしたとしても、想定できなかったという意味では結果は人災です。人災を招きやすいものは、持つべきではないかと...私はそういう考えです。

もう一つツッコミがありましたねぇ...「核のない」は確かに「中心のしっかり部分がない」みたいに見えちゃう。あらん、どろん(^^;;;
核兵器としてしまうと原発を含むことができないので、被爆と被曝、両方の結果をもたらす「核もの?」を併せ、私たちの会では「核」一文字で表現しています(^^ゞ

コメント欄だけで一つの記事になりそうな長さ...ついつい長くなってごめんなさいませm(__)m



 
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心の豊かさとは (ボッケニャンドリ)
2024-10-13 09:42:15
X には文字数制限がありますが、この goo ブログは少なくとも X の制限を遥かに超えてコメントを書けるんだなとシミジミ。
あ、長ったらしいとかそういう嫌味ではありませんから、ってそれがもう嫌味に(^^;;;

立ち止まる、不要不急、脱線、蛇足、人生の余裕というか豊かさに通じるものがありますね(^^)v



ヨメが山川豊のことを「豊川豊?」と聞いてきました。
ん? 何だか違う。
でも下から読んでも裏から読んでも豊川豊って目出度い名前だな、と。
返信する
ボッケニャンドリさんへ:お詫びm(__)m (takuetsu@管理人)
2024-10-13 19:37:05
度々ありがとうございますm(__)m

そう言えば、ここのコメント欄の字数制限って考えたことがありませんでした(^^ゞ ないはずはないと思いますが、相当長く書いても、「字数オーバーです」とか言われたことないですw(☆o◎)w

>あ、長ったらしいとかそういう嫌味ではありませんから、ってそれがもう嫌味に(^^;;;
いぃえぇ、ボッケニャンドリさんから嫌味を感じたことは一度もありませんが...(^^)v

>立ち止まる、不要不急、脱線、蛇足、人生の余裕というか豊かさに通じるものがありますね(^^)v
おっしゃる通り!
最近新聞で読んだ書評家の文章の中に、「失敗は心と生活に余裕がなければできないもの」という言葉があり、妙に納得しました。失敗すればリカバリするのに時間と労力が要るので、それを惜しみたければ or その余裕がなければ、失敗しないための事前努力が要る...。
一見、事前の努力と事後の努力、どっちを取るかの順番の問題であるかのように思えますが、「失敗から得られるもの < 失敗したときのダメージによるストレス」と考える人や環境なら、事前の努力の方を選びたくなるのもわかりますよね。今の若い人にその傾向がある、と、その書評家は言っていたのですが。
失敗できる余裕のある暮らしに感謝!(実は、我田引水的自己正当化?!)

ところで、嫌味とか心の豊かさで思い出しました。私、ボッケニャンドリさんのツッコミに対して「ブラックジョーク」という言葉を何気なく使っていましたが、これ、「ブラックユーモア」というか、ほとんど「ピリッと洒落の利いたユーモア」みたいな軽いニュアンスで使っておりまして...。でも、大変失礼なことをしていたのかもしれないと思い至り、お詫びしなければ、と思っていました(^^ゞ 
心の豊かなボッケニャンドリさん(嫌味じゃありませんよ~、もちろん!)のことだから、良い方向に解釈してくださっていたとは思うのですが、この場でお詫び申し上げますm(__)m


豊川豊? ミセスらしいですね~👏 山よりずっと洒落てますよね(^^)v
(それにしても、ミセスの話を伺っていると、三宅 裕司の奥さんを思い出します。「天然」で有名ですよね(^^)v)
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