年が改まったのでフォトフレームも替えました。知人である高原容子(/にしだようこ)氏のガラス絵展で求めたポストカードを入れました。
そもそも、ガラス絵を初めて生で見たので、調べてみました。
「伊豆高原おもしろ博物館(城ヶ崎文化資料館)」のこのページに、ガラス絵とその歴史についてこんな解説があります:
ガラス絵とは…「板ガラスの一面に絵を描き、他の面よりガラスを通して鑑賞します。表面がガラスで覆われているため、変色しにくくまた埃がつきません。その上にガラス越しの色は鮮やかに輝いて見えます。昔の家では、まきを燃やしたり、ランプの明かりを使用したため常にすすや埃で汚れていましたが、ガラス絵だけはいつまでもみずみずしく人々の暮らしの中で輝いていました。小さな明かりの元で、薄暗い部屋の中では、どんな物より美しく輝いていたのでしょう。」
ガラス絵の歴史…「ガラス絵は板ガラスとともに発達し、広がっていきました。3~4世紀にヨーロッパでガラス皿の裏側に絵を描いています。13世紀後半より板ガラスに描いたガラス絵が作られるようになります。本格的にガラス絵が描かれ始めるのは、板ガラスの量産が始まる18世紀からです。そのころに貿易船によりアジアにも運ばれてきました。 (1800年頃から製法は手吹円筒法が中心となり、従来より品質の良く、薄い板ガラスが作られるようになった。) 19世紀になると南ドイツから東欧にかけて、たくさんのガラス絵イコンが描かれています。また、中国でも、輸出用のガラス絵が描かれています。20世紀にはいると印刷技術の発達により安価な絵がたくさん刷られるようになり、伝統的なガラス絵は消えていきますが、現在でもポーランド、ドイツ、クロアチア、セネガル(アフリカ)をはじめ、世界中で描かれています。」
要するに、普通の絵とは逆の手順で下絵に色を載せていくのですね。下絵も左右逆に描くわけです。英語では「REVERSE GLASS PAINTING」というようですが、描く手法が名前に表われていてわかりやすいですね。高原氏によると、インクを削って落とすことで描き直せるところが、ガラス絵の魅力の一つなのだそうです。
こちらのサイトには、ガラス絵の描き方について初心者でもわかるような丁寧な解説がありますので、ご参照ください。自分で描いてみようという人にも大いに参考になりそうです。
また、高原氏は現在鈴木和道氏に師事しています。鈴木氏の作品も会場でいくつか拝見しましたが、とても精緻でメルヘンチックな作風、しかも額装が、これまた精緻な細工が施された個性的ですばらしいものでした。機会があればぜひご覧ください。
前置きが長くなりました。いつもは、6つのフレームを点対象 or 線対象に置いていますが、今回は趣を変えてみました。動きは出るかもしれませんが、やっぱり納まりが悪いかな???
(★サムネイルの上にマウスを載せると大きい画像が映し出され、解説が下に表示されます。★オリジナルのタグソースは「ブログの小技」さんのを使わせていただいています。★申し訳ありませんが、Windows以外のOSでは見られません。)
600円のミニギャラリー ~GLASS PICTURE~
高原氏によると、光沢紙ではない紙に印刷されてしまったため、ガラス絵本来の、そして最大の特徴である光沢が表わせなかったのがとても残念だということでした。
なお、高原氏の他の作品についてはこちらでご覧になれます。
そもそも、ガラス絵を初めて生で見たので、調べてみました。
「伊豆高原おもしろ博物館(城ヶ崎文化資料館)」のこのページに、ガラス絵とその歴史についてこんな解説があります:
ガラス絵とは…「板ガラスの一面に絵を描き、他の面よりガラスを通して鑑賞します。表面がガラスで覆われているため、変色しにくくまた埃がつきません。その上にガラス越しの色は鮮やかに輝いて見えます。昔の家では、まきを燃やしたり、ランプの明かりを使用したため常にすすや埃で汚れていましたが、ガラス絵だけはいつまでもみずみずしく人々の暮らしの中で輝いていました。小さな明かりの元で、薄暗い部屋の中では、どんな物より美しく輝いていたのでしょう。」
ガラス絵の歴史…「ガラス絵は板ガラスとともに発達し、広がっていきました。3~4世紀にヨーロッパでガラス皿の裏側に絵を描いています。13世紀後半より板ガラスに描いたガラス絵が作られるようになります。本格的にガラス絵が描かれ始めるのは、板ガラスの量産が始まる18世紀からです。そのころに貿易船によりアジアにも運ばれてきました。 (1800年頃から製法は手吹円筒法が中心となり、従来より品質の良く、薄い板ガラスが作られるようになった。) 19世紀になると南ドイツから東欧にかけて、たくさんのガラス絵イコンが描かれています。また、中国でも、輸出用のガラス絵が描かれています。20世紀にはいると印刷技術の発達により安価な絵がたくさん刷られるようになり、伝統的なガラス絵は消えていきますが、現在でもポーランド、ドイツ、クロアチア、セネガル(アフリカ)をはじめ、世界中で描かれています。」
要するに、普通の絵とは逆の手順で下絵に色を載せていくのですね。下絵も左右逆に描くわけです。英語では「REVERSE GLASS PAINTING」というようですが、描く手法が名前に表われていてわかりやすいですね。高原氏によると、インクを削って落とすことで描き直せるところが、ガラス絵の魅力の一つなのだそうです。
こちらのサイトには、ガラス絵の描き方について初心者でもわかるような丁寧な解説がありますので、ご参照ください。自分で描いてみようという人にも大いに参考になりそうです。
また、高原氏は現在鈴木和道氏に師事しています。鈴木氏の作品も会場でいくつか拝見しましたが、とても精緻でメルヘンチックな作風、しかも額装が、これまた精緻な細工が施された個性的ですばらしいものでした。機会があればぜひご覧ください。
前置きが長くなりました。いつもは、6つのフレームを点対象 or 線対象に置いていますが、今回は趣を変えてみました。動きは出るかもしれませんが、やっぱり納まりが悪いかな???
(★サムネイルの上にマウスを載せると大きい画像が映し出され、解説が下に表示されます。★オリジナルのタグソースは「ブログの小技」さんのを使わせていただいています。★申し訳ありませんが、Windows以外のOSでは見られません。)
「僕たちは出会えてよかったね」 | |||||
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高原氏によると、光沢紙ではない紙に印刷されてしまったため、ガラス絵本来の、そして最大の特徴である光沢が表わせなかったのがとても残念だということでした。
なお、高原氏の他の作品についてはこちらでご覧になれます。
折り紙でいろいろなものを
作りたいと思って
《福山ローズ》を検索してるうちに
えつこさんのブログにたどり着いた者です!
私も乳がんで治療をしています。
ブログも公開していますので
たまに覗いていただければうれしいです!
またお邪魔しますので
よろしくお願いします!
福山ローズ、私の記事で折れるとよいのですが...折れるようになるとはまりますよ。
ところで...リビさんのプロフィールと闘病記の一部を拝読しました。私の経験なんぞほんの一部に過ぎないことを思い知り、ただただ頭が下がる思いです。本当にがんばっていらっしゃるのですね...。
1日1日がリビさんにとって楽しく、心地よく、充実したものになりますよう、お祈りしています。
またお具合が悪そうなのですか?
今、私は手がちょっと痛いくらいで
身体の方はBestな状態です。
ブログ、久し振りに入らせていただきました。
ガラス絵・・・素敵ですね。
作品展があったら、是非、
観に行ってみたいです。
若しありましたら、教えてくださいね。
寒い毎日です、お体ご自愛くださいね。
そうなんです、年末からの不調がすっきりせず...一箇所が治ると別の場所が悪くなる...そんな日々で、PCになかなか向かえないのです。今は後頭部神経痛というのでしょうか、それに悩まされています。
単純に寒さで冷えているのか、年末年始の疲れが出ているのか、あるいは、いわゆる更年期の不定愁訴と言われるものなのか...昨年からそうなのですが、快調に体が動く日がほとんどありません。困ったものです。
それでも、カメラを持って散歩には出ているんですけどね。
復活を待っていてください。
鳥の歌の女の方だけ、何となくちがう感じがしますが気のせいでしょうか?。
作者に訊いたわけではないのでわかりませんが、私には、大括りすれば「心の視力検査」と「僕たちは出会えてよかったね」の女の子が1つのグループで、後の4つが同じグループに見えます(#^.^#)
人によって感じ方はそれぞれなんでしょうね。
ここのところ更新が滞っておりますが、またそのうちいらしてくださいね。
青空に誘われて外に出ると首をすくめるような冷たい風にびっくりです。
もうすぐお散歩日よりも近いですよ。
ガラス絵、素敵ですね。
ずっと不調だったPCが遂にお釈迦になり、今暫定的に違うPCで作業しています。
春隣の候...とはいえ、大体名ばかりのことが多いですが、今年は実際にも今週から気温が上がってきそうですよね。
本来はこれからがお散歩日和なのでしょうが、花粉症の私にとってはそうでもないのよ。むしろ真冬の晴天の下、青空を仰ぎながら、澄んだ空気を吸いながら、歩く方がどちらかというと好きです。
年末から胃腸や目と首周りが不調なので、PCから遠ざかり、その分お散歩は結構していました。写真がたまる一方です。
またいらしてくださいね。サンクスアゲイン!