(↑ 長瀞(ながとろ) 野土山(桜の里)/「ハナビシソウ園」)
2022年4月8日、春にしては珍しく雲一つない晴天に恵まれ、埼玉県秩父市の長瀞の桜を愛でてきました。長瀞は荒川の渓谷で有名ですが、「日本さくら名所100選」に選ばれている桜の名所でもあります。
まずは、穴場スポットとされる野土山(のつちやま)(桜の里)を訪れると、ソメイヨシノがまさに満開でした。山全体が桜色に染まる様子をなんとかカメラに収めようと格闘しましたが、超広角レンズか魚眼レンズでもないと、うまく写せませんでした(^^ゞ
次に、「埼玉県立自然の博物館」を起点に南桜通りを北上し、荒川の川べりに下りて名所の「岩畳」の上を歩いたり、荒川沿いの「月の石もみじ公園」の野の花と桜の競演を楽しんだりしました。
前半と後半2本に分けてgooアルバムにまとめました。かなりの枚数になりましたが、ご高覧いただけると嬉しいです(#^.^#)
なお、4年前の今日楽しんだ「通り抜けの桜」の様子を、こちらの過去記事で見ることができます。いろいろな八重桜を満開の状態で楽しみました。ご参照ください。
春の里山 ~秩父市長瀞の桜~
(★スマホで見る場合は、「PC版サイト」に設定してください。★画像は46枚あります。★下のバーの左の<三角マーク>をクリックすると、スライドショーが始まります。手動で送るときは、画像上の左右にある<三角マーク>をクリックしてください。★バーの右の<拡大/縮小ボタン>をクリックすると画像が大きくなり、同ボタン or Escキーで元の画面に戻ります。★コメントは全部にはついていません。★撮影日は2022年4月8日です。)
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長々とご高覧お疲れさまでしたm(__)m
長瀞は、子どもの頃も結婚後も何度か訪れていて、宝登山(ほどさん)神社の参道に並ぶお店などは入れ替わっているようですが、ダイナミックな自然の造形はそのまま…好きな場所です。
特に、小4の初夏のある土曜日のことが懐かしく思い出されます。半ドンが鳴り、ランドセルを背負って昇降口に行くと、なぜか父が迎えに来ていて、傍らには3学年下の妹も…。父は、キョトンとしている私たちを急かせてマイカーに押し込み…。何事かと思えば、職場の人たちと「これから長瀞までみんなで行くから、ついておいで」と。長瀞??? 事情をよく吞み込めないまま、でも、父が楽しそうだったので、とりあえずついて行くことにしました。
仲間たちと合流すると、なんと、車が10台近く集まっていてびっくりこっくりw(☆o◎)w 車のないメンバーがどの車に同乗するか、誰が先頭を行くか誰が最後尾になるか、どこで休憩するかなどを相談し、我が車の助手席には知らないおじさんが乗り込んで、いざ武蔵野市を出発…とんでもなく楽しい時間が待っているような予感がしたことを、今でも覚えています。半世紀以上も前のこと、関越高速も圏央道も、オートマ車もエアコンも携帯もナビもなかった時代に、地図を見ながら一般道を1,500cc(三代目コロナだったから、たぶん…)のマニュアル車を転がして、はぐれないように10台もの車が連なって…窓から入る薫風が心地よく、子ども心にワクワクしました。
くねくねと正丸峠を越え、ようやく辿り着いたのが夕方の長瀞渓谷…夕日に照らされた自然の造形を前に、異次元にでも身を置いているかのような感覚だったことが、はっきりと思い起こされます。
現地にいたのは束の間のこと…帰りは、違うおじさんが乗ってきて運転も交替…。正丸峠を下るとき、ブレーキを多用せずにエンジンブレーキを使えと、父が何度もドライバーのおじさんに忠告するので、当時はハンドルの左横にあったギアをおじさんが頻繁に切り替え、クラッチを踏み込む度にガクンという振動とグイーンというエンジン音とを山の静寂に響かせながら、灯りもろくにない暗い山道を、車のライトを手掛かりにハンドルを切って行くスリル…なんともいえない快感を覚え、私はうたた寝することもなくスリルを味わい続けたのでした…。
その2年後の初夏、学校の遠足で正丸峠に行くと聞いたとき、あのときのあの山を今度は自分の足で登るんだなと思うと、緊張と興奮と懐かしさに包まれたことを併せて思い出します。
おっと…懐かしさの余り、タイムスリップしてしまいましたm(__)m
この日のランチを食したカフェレストラン「cafe ura_hoto うらほと」…
HPにランチプレートは「売り切れ次第終了」とあったので11時過ぎに入ったところ、ちょうど満席に…ラッキ~(^^)v 3種類のうちの2種類を選びました。画像だけではわかりにくいですが、一つ一つ手が込んでいて、味もよかったです。
凝ったスウィーツもいろいろあって見逃せなかったので、別腹に押し込みました(^^)v 左下のは私が食した「ロック・シュー・ア・ラ・クレーム2nd」。ロック仕立てのコロコロしたシュー生地の中に3種類のクリームがとろけて…ボリュームもあって美味しかった(#^.^#) ごちそうさまでしたm(__)m
自然の造形も桜もランチも、すべてに満足…満腹になりました(^^)v
家借りてた頃、大家さんが
「私はナガトロに住んでて…」
と言うので
「そんな遠くから…」
記事とはあまり関係なかったですけど(^^;
佐久市の長土呂は存じませんでした(^^; 全国を探せば、もしかしたらいろいろな「ナガトロ」があるのかもしれませんよね。
地名の由来を調べるのも楽しいと思います。
ここ稲城市には「薄葉(うすば)谷戸」と呼ばれる谷戸がありますが、「なぜ薄葉?」と思って調べたところ、昔その場所は臼場だったことがわかりました。十何基もの水車が川沿いにあり、そのうちの一つだったのです。
またいろいろと教えてくださいねm(__)m