「平和百人一首」とこのシリーズについての解説は、初回記事と2回目の記事をご参照ください。前回記事はこちらで見られます。
なお、かなづかいや句読点は原文のままとするので、読みづらい点はご了承ください。
平和百人一首
億兆の祈りをこめて万代に 平和の鐘を鳴り響かさむ
東京都中野区江古田 大貫 正義
平和を愛する人人の一つ一つの心が高まり結ばれて全世界に広まり、そして結集されて宇宙愛、人類愛にまで高められてこそ平和の大願望は達せられるのであります。
此の歌の中心は「祈りをこめて」というところにあります。吾々の平和を愛する心は、吾等の魂の奥深くに潜む真の人間的な純粋精神の根源でもあり、宇宙愛とも申すべき、生成発展する人類の根底なのであります。
この宇宙より発するところの平和心であつてこそ、万国に超越し、無限に光を発するのでありまして、私達の聖なる祈りをこめて子に孫に平和の鐘を響き続けてこそ人類愛に充ち満ちた平和の世界は訪れるでありましょう。
(正義)
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