とある郊外に、
大きなカトリック教会があった。
そこに、
シマダという助祭がいた。
シマダは、
今まで、
この教会を支えて来た司教と主任神父が、
教区上でのとある問題から、
よそに行くことになった事実を知らされた。
シマダは寂しく、
多くの感動と信仰を与えてくれた司教と主任神父を思い出し、
胸が熱くなった。
そして、
新しい司教と主任神父が、
この教会を、
更に、
力付けてくれるように祈った。
次の日曜日の朝、
子供と変わらない背丈の大人が来たが、
視力の悪いシマダは、
その人物に、
「ぼく⁉︎子供は向こうで集まるんだよ」とやさしく言うと、
相手は明るく、
「うん。ありがとう、おじさん」言うて、
子供たちの集まりの場に向かったが、
ムッとした表情で戻って来て、
「失敬な😠❗️わたしは新しい主任神父です!!」とガナった!
シマダは失礼しましたとお詫びした。
相手はコウ神父といい、
新しく着任するドグマ司教の補佐としてやって来た。
そのドグマ司教が遅れて到着した。
ドグマ司教は、
細身で長身な体格やったけど、
顔がいかめしかった😨
ドグマ司教はシマダに、
シンのミサの意義を細々と語り、
着任祈祷をする旨を伝えた。
が、
祈祷書が見つからないので、
コウ神父に、
「コウちゃん!」と呼びかけた。
コウ神父は、
「アイヨ!!」と元気に答えた。
ドグマ司教は、
不愉快そうにコウ神父を見つめ、
「なんじゃその返事は😠司教はキリスト12弟子と同格なんですよ😡敬いの心を持ちなさい❗️」とガナった!
コウ神父は、
「申し訳ございませんでした。けど、司教様も私をコウちゃんとか呼ばずに、コウ神父と言われてください!」と、
言い返した。
司教は「もっともや」と言って、
コウ神父にお詫びした。
そして祈ろうとしたが、
祈祷書無いことに再び気付き、
思わず、
「コウちゃん!」と言った。
コウ神父は、
「アイヨ!!」と答えた。
二人は、
ぶ然とした表情で、
しばらく睨み合った。
シマダは、
心で、
前任者の二人に比べて劣ると呟いた。
ミサが始まり、
画像のような振り香炉をコウ神父が手に持って振った。
フツーなら、
香の煙が立つのに、
何も出て来ないので、
激しく揺すった😤
けど、
煙が出ないので、
キレて振り回したら、
前にいた司教の後頭部に「ガシン‼️」と当たった🙀
が、
司教はなにごともなかったかのように、
信徒一同に向き直り、
「父と子と聖霊の御名によって」と十字を切り、
笑顔を浮かべて両手を広げ、
「主はみなさんとともに!!」と大声出して、
そのまま、
前のめりに倒れて、
動かなくなった🙀🙀
遅い反応の脳震盪やったという。
司教が運ばれて、
コウ神父によって、
ミサは続けられたが、
後で、
頭にアイスノン巻いた司教に、
コウ神父はガナりにガナられた‼️
シマダは愕然しつつも、
祈り続けて、
1週間。
再び日曜日が来た。
コウ神父が到着すると、
子供たちが寄って来て、
「みんなと話してたんだよ。ルフィーが半殺しにあっただろ⁈シャンクスたちに。ナンカさあ、気力無くなるよね。だから後でサッカーするのやめようぜ!」としゃべって来たので、
コウ神父は、
「大丈夫さ🙆♂️ルフィーはツエえんだぜ!」と言ったが、
すぐにムッとした表情になり、
「俺は神父や😡お前らの仲間と勘違いするな!!」とガナった!
そうこうしてたら、
ドグマ司教が到着した。
今回は、
画像のように、
置き香炉を焚いてミサを捧げることになった。
今回はうまく進んだ。
ドグマ司教は気を良くして、
吃音症であることを忘れて、
声高に、
「聖霊来れり!聖霊来れり!聖、聖、セ、シェ、シェシェシェシェシェ聖霊来れり!」と祈った。
フツーなら、
まどろんでいる青年信者たちが目を見開いて喜んで、
「クールや👍💯今度のライブで真似ようぜ!」と言い合った。
ドグマ司教は気を取り直して、
「信仰を強く持ちなさい」とメッセージし、
「バカチンの教皇様を支えなさい」と言った。
すぐに横にいたコウ神父が、
「司教様。バカチンではなくバチカンです」とフォローした。
そしたら司教は客ギレして歩き回り、
「批判ばかりしなさんな!聖書には、人は顔カタチを見るが神は心を見ると書いてある‼️」と怒鳴った!
が、
あんまり激しく歩き回ったので、
香炉台が倒れた。
そしたら、
下の絨毯に火が燃え移り、
すぐに炎🔥が大きくなったので、
全員、
避難した!
幸い、
教会堂は半焼で済んだ。
ドグマ司教はガチギレして、
「誰や🤬❗️こんな香の置き方した奴は‼️」と怒鳴ったので、
シマダ助祭はぶ然と、
「コウちゃんです‼️」と言った。