とある中規模な個人病院に、
ウラグチという若い看護師が入って来た。
ナンデも、
看護婦武者修行とか当人は言ってたらしいけど、
ズバリ、
他の仲良し個人病院の院長の娘の研修やったらしい。
このウラグチ、
看護師としては、
キャバ嬢並みの厚化粧していた（大病院ならガナられる）。
おまけに、
ウラグチ医院の院長の娘であることをはなにかけて、
他の看護師たちに上から目線😦
自称デキるオンナのウラグチは、
看護師学校入学から卒業まで、
裏口やと、
陰口が絶えない。
更には、
この個人病院に面接来た時も、
玄関から来ずに裏口から入って来たという（どうでもエエと思うけど🤔）。
噂は、
膨張しつつ、
更なる膨張に差し掛かる。
ウラグチは、
他の看護師たちに、
「医療は概念じゃございません。実践です！」と、
ツンツンしながら言いまくるので、
古株の看護師から、
「じゃあ、あなたがお手本お見せあそばせ😠❗️」と言われた為に、
受診に来ていた、
俺と同じ階段の二階にいる、
六十代男の桃尻おやじの相手をさせられることになった。
それで、
ウラグチは桃尻おやじのレントゲン撮影を最初に担当した。
胸部のレントゲン撮影の際、
ウラグチは桃尻おやじに、
「はい！大きく息を吸って！！」と声かけて、
「はい、チーズ‼️」と叫んで、
レントゲン撮影を終えた。
次に、
ウラグチは、
桃尻おやじの心電図の検査を担当した。
けど、
桃尻おやじの頭に電極装着したので、
桃尻おやじは怪訝そうに、
「お前、ナンで頭に付けよんじゃ😠❓」と問うた。
ウラグチは、
「こころでんず（心電図😳）をとるように指示書に書いてありますから」と、
ツンとしながら言った。
桃尻おやじはキレて、
「ナニがこころでんず（心電図😳）や😤⁉️しんでんず（心電図）と言うんや😡‼️」とガナった。
（ケイジロウ、レフティ。俺もシロウトやけど、心電図の読み方知らんで、心臓や脈の動き調べることなく、心の動きかあり方かを調べるみたいなアホな真似はせんと思うけど🤔🤔）
ウラグチは「急患ですから」とかいう、
訳のわからん言い訳言うて、
出て行った。
代わりに、
古株の看護師が来た。
桃尻おやじは不機嫌に、
「あいつは😠❓」と尋ねると、
古株看護師は、
「目にPM2.5が入ったとか言ってトイレに行きました」と答えた。
桃尻おやじは呆れて、
「ナンや😨❓それは😨😨❓❓」と呟いた。
そして血液検査。
ウラグチは桃尻おやじに、
「痛くないですから」と言って、
注射器を刺したが、
桃尻おやじが、
「お前、キャップ取らんでナニしとんや😲❓」と言った。
その通りやった。
キャップしたまま、
血管に刺していた🤭
桃尻おやじは、
医師に苦情の数々を浴びせたので、
ウラグチは、
その日のうちに、
戻されてしまった。
看護師のことはフツー、
白い天使と表現する。
けど、
ウラグチは、
白い堕天使と表現して、
あまりあるモンやった。