ケイシロウとトークアバウト

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犬と一緒に北西へ😳

2022-08-19 19:08:00 | 日記




シバタという70代男性がいた。
別居している小学生の孫から、
犬を預かってくれと頼まれた。
犬は柴犬で、
名前をリョウタロウという。
そして、
リョウタロウは、
むやみに駆けたがるから引っ張られないようにと、
よくよく孫から注意された。

シバタは、
こんな犬🐶ごときに、
引っ張り回されるほど老体やないと心に毒づき、
リードロープされたリョウタロウを散歩させようとした。
すると、
リョウタロウは、
勢いよく走ろうとして、
シバタを引っ張ったまま、
駆けていった!

シバタがリョウタロウの散歩から帰って来ない家族が心配して、
警察に通報した。
ナンでも、
目撃者情報によれば、
犬と年寄りが、
目の前を、
駆けていったとのことやった。

なのに、
警察であちこち探したけど、
見つからなかった。

そこに、
警察OBの男性が警察署に遊びに来ていたが、
この話しを聴いて、
元同僚OBにスマホ📱で連絡した。
その際、
「アイツらは間違いなく乾(いぬい)の方角に駆けていった」と断言した。

怪訝な顔つきをした、
現役警察官をスルーして、
警察OBは元同僚OBとともに、
犬が駆け出した場所から、
乾(いぬい)の方角に当たる、
北西にある県境に、
車で行き、
待ち構えていた。

あんじょう、
元気そうに走るリョウタロウに引っ張られたシバタが、
白眼剥きながら走って来た。
警察OBはスマホで警察署に、
「乾の方角、県境で確保した」と伝えた。
同時に、
元警察官に、
データよりも直感を優先するように苦言した。

その後、
リョウタロウに引っ張られて県境まで走ったシバタは、
蓮の花🪷が見えかかっていたらしいけど、
この経験を活かして、
高齢者の長距離走に出まくり、
何度も優勝を重ねた。