ケイシロウとトークアバウト

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映え女(はえめ)~おとぎ話に幕が降りて

2022-08-20 23:38:00 | 日記




レフティのサッカー⚽️部の先輩にして、
バイトの先輩でもあるタイチは、
チアリーダーしてたサナという桃色系にかわいい😍カノジョがいた。
けど、
サナは、
タイチの目の前で、
交通事故に遭い、
車椅子生活を余儀なくされて、
今を生きている。
サナを跳ねた運転手は、
自分を上級国民だと信じている認知症のジジイで、
サナへの賠償問題はジジイの家族が全面的にした。
ジジイはこの事故で自己喪失になり、
生ける屍、もしくは、カメラを止めるなジジイと呼ばれるほど、
哀れな境涯となった。

それよりも哀れなのはサナで、
青春期に立って歩くことを奪われた訳やけど、
相手方のジジイ家族や自分の家族に泣き言ひとつ言わなかった。
そんな綺麗な顔以上に綺麗な心を持つサナがタイチは大好きやった。

そんなタイチも、
もしサナが歩けたらだの、
サナ似の映え女(はえめ)と出逢いたいだの、
冗談めかして言うようになった。
サナはクスっと笑いながらも心は辛かった。
そんなサナの気持ちに気付いたレフティは、
「サナさん。俺でよかったら、いつでも夜中に呼び出してください」と言った。
サナは「嫌😛」と言って笑い、
それを後で聞いたタイチも笑った。
けど、 
タイチは隠れてレフティに呪いをかけた。

ある日、
とあるマンションの一室に、
タイチご指名での芳香剤の届け物のお願いが、
タイチとレフティの職場にあった。
タイチは内勤してる自分が指名されたことを訝りながら、
指定されたマンション一室に行くと、
豪華で綺麗な部屋に、
リッチな映え服に身を包んだタイチと同年代のオンナがいた。
これが、
髪をブロンドにしてるんやけど、
サナ似のイケ女(いけめ)やった。
オンナはセイカと名乗り、
この日を境に、
タイチと仲良くなった。
タイチは毎日のように、
セイカのところに遊びに来た。
セイカには、
顔が似てない姉がいたが、
この姉もタイチと仲良くなった。

タイチがサナから遠ざかり、
たまにしか顔を見せなくなっても、
サナは普通に振る舞った。
けどレフティには、
「タイチは健康で綺麗な女性がいいのよ」と寂しく言った。

タイチはセイカを連れて、
あちこちに遊びに連れて行った。

そんなある日、
タイチは翌日のサナの誕生日は行けないから、
プレゼントだけ渡してくれとレフティに頼んだ。
レフティがプレゼントを預かるときタイチは強く、
「サナに手渡せよ!メルカリとかに出すなよ!」と言った。
レフティはタイチに頷き、
翌日のバイトで会いましょうと言って別れた。

が、
レフティは、
タイチと別れるとすぐにサナのところに行き、
午前0時になって、
預かったタイチのプレゼント🎁を渡した。
サナが寂しげに受け取ると、
レフティは、
酒を飲みすぎて日本住血吸虫症(😳🤔❓❓)にかかったから、
しばらくソファに座らせてと言い、
相手の返事も待たずにソファで眠りこけた。

数時間後。

レフティがうつ伏せで熟睡してるとき、
ナン😳とサナが立ち上がり、
音を立てることなく化粧して、
ブロンドのカツラをかぶった。
まさしくサナはセイカに変わった訳やけど、
すぐに帽子をかぶった。
そこに、
セイカの姉であるはずの者が看護師として現れた。
この看護師が用意した車椅子に乗り、
サナであるはずのセイカは、
「レフティ。少し具合良くないから看護師さんと病院行ってくるからね。お仕事行く時は戸締まりしてよ」と呼びかけるが、
レフティはうつ伏せのまま、
唸るだけやった。
サナであるはずのセイカは、
看護師と出て行った。
レフティは身動きすることなく、
胸に隠していたスマホの電源を切った。

この後での職場。

タイチがセイカと特にこの日を遊びまくると言った時に、
レフティは、
サナの部屋で隠し動画(ただの慌ただしい見づらい画質に加え、サナがセイカになるところしか写ってないのでSNS晒しは最初っから不可モノ)していた内容を、
タイチに見せた。
タイチは激に驚きつつも🫢
アイツはサナやったのか😃と、
うれしく、
セイカの元へと駆けて行った。

ー終わりー

と言う訳にはいかんのよ😛
レフティが絡んで、
平和に終わるはずがない😛😛

★裏話や❗️

レフティがタイチに、
サナの部屋での一連の動画を見せると、
タイチは不機嫌に、
「お嬢様ごっこかよ。その分、無駄遣いやないか😠⁉️」と言うと、
レフティは、
「サナさんをスルーする先輩が悪いんでしょ👎」と言い返した。
タイチはなおも不機嫌に、
「歩けるようになったんなら、こんな芝居なんかせずにハッキリ言えばいいのに」と言うと、
レフティは、
「先輩がサナさん連れて、劇団四季見に行ったからじゃないんですか❓」と言い返した。
タイチはガチギレして、
「ぶち殺すぞ🤬⁉️あのアマ🤬❗️❗️」と叫んだ!
レフティは、
いつも背負っているバックパックから、
黒いシャツを取り出し、



そして取り出した黒シャツをタイチに渡した。
タイチがそれを手に取った時、
絶叫😱してしまった❗️
そして、
「ナンや😡⁉️これは🤬めちゃクセ〜😨やないか🤬🤬」と怒鳴ると、
レフティは、
「一週間着っぱなしで洗ってないですから」と答えた。
タイチは超ギレして、
「お前🤬⁉️ナンの真似や🤬❗️目に染みて鼻の感覚無くなったやないか🤬🤬🤬」と怒鳴りまくると、
レフティは、
「先輩の俺のシャツに対しての今のリアクションと俺が先輩に対しての気持ちは同じです!」と返答した。
タイチは押し黙り、
セイカというよりサナのことを思った。
すると涙が出てきた。
それがサナに対してのお詫びの涙かレフティのシャツの刺激臭からのものかは不明やけど、
タイチはレフティに、
「レフティ。俺、どうしたらいい?」と鼻声で尋ねた。
レフティは、
「先輩がいいと思ったことをすればいいでしょ」と答えた。

タイチはまた押し黙ったが、
再び笑顔取り戻して、
サナでありセイカのところへと駆けて行った。

ーシン終わりー
(レフティ。サマーがあんまり汚れ物無神経対応するなら自分で洗濯しろと言ってるらしいよ)