ケイシロウとトークアバウト

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レフティのママ活体験記

2022-08-30 23:07:00 | 日記




ノブミツの高校時代の先輩にセキモトというオトコがいた。
ジャニ系イケメンのこのオトコは、
大手企業の女性経営者相手に、
ママ活していた。

★ママ活の簡単な説明
[大学生や20代青年が、
マッチングアプリで、
ゼニまみれの高齢者オンナと連絡を取り合い、
デートして稼ぐこと]

が、
セキモトは、
この女性経営者ことママを怒らせてしまい、
ノブミツに助けを求めた。
ところがノブミツは、
ママ活とは無縁な上に、
気恥ずかしさから、
レフティを誘った。
こうして、
この記事の場が整うこととなる。

セキモトが指定した高級レストランに、
スーツ姿のノブミツとレフティが来た。
相手のママは、
60代手前の幕内力士系の体格と顔立ちを、
暑化粧におめかしして、
紛らわせようとしていた。

ママはレフティとノブミツを見て、
「ナンてイケメンなの😍❗️何でも食べたいものを注文しなさい😍😍」と言った。
レフティは喜んで、
「ありがとう。おばさん」と言った。
ママは目を開けたまま倒れ込んでそのまま動かなくなった!
セキモトが悲痛に「ママ❗️」と叫んで、
そばに来た。
ノブミツはレフティにキレて、
「おばさんとか言うな😡ママと言え😡😡」とガナった!

ママは深呼吸して起き上がり、
「ナニがあったの😳❓あまりのショック🤯に思い出せないわ😳😳」と言った。
セキモトは、
「ママは夢を見たんですよ」と言って笑った。

4人はテーブルに着き、
楽しく談話した。
料理は、
レフティなんかに食いたい物を尋ねたら、
カツ丼等と言われる可能性があることから、
ノブミツとセキモトによって、
ママのおすすめコースにした。

ママはワイン🍷で気持ちよくなって、
レフティに、
「あたしレフティが好き!ナンでも買ってあげるね」と言った。
更に、
「ママは底なしのお金持ちなのよ」と付け加えた。
けれどレフティは恥ずかしそうに、
「でも、厚かましいから、ぼく、いいです」と遠慮した。
ママは声を高め、
「ナンでも買うと言ったあたしの顔を潰しては駄目🙅‍♀️ナンでも言いなさい❗️」と強く言うので、
レフティは笑顔になって、
「それじゃあ、NASAが設計したスペースシャトルの95年製が欲しいです」と言うと、
場は、
重苦しい沈黙が漂ってしまった。
ノブミツが小声でレフティに、
「そんなもん買えるか😡別のもん言え」と言った。

レフティはしばらく考えて、
「東京ディズニーランドが欲しいです」と言った。
ママはセキモトに小声で、
「この子、完璧に金銭感覚無いわね」と言った。

レフティは悲しそうに、
「ごめんなさい。わがままでした。バスケのボール🏀ひとつでいいです」と言うと、
ママはガチギレしてセキモトに、
「バスケボール🏀ひとつ買ってやったとか、後々あたしが笑われるのよ❗️」と怒鳴ると、
セキモトも負けずに、
「じゃあスペースシャトルやディズニーランド買ってあげなよ😡」と言い返した。
ママは更にキレて、
「あんた😡この前のことを根に持ってあたしに恥をかかせようとしたのね⁉️あんたとはお別れよ❗️」と怒鳴って席を立とうとしたので、
ノブミツがママの手を握って、
「待ってください!」と必死に頼んだ。
ママは感情的になって、
「その手を離してちょうだい、かーくん!あたし我慢出来ないの!」と言って、
さっさとお会計して、
外に出て行った。
ノブミツはキレて、
「かーくん😤⁉️」と復唱していた。

セキモト達三人も外に出たが、
ママは遠くの方で、
タクシーを呼ぼうとしていた。
セキモトは泣き出して、
「ママ❗️ママ❗️ぼくを許して❗️」と大声上げた。
レフティがそんなセキモトに吹いた(🤣)ので、
セキモトは爆泣きしながら、
「ワ~ん😭❗️ワ~ん😭❗️レフティのせいでママがいなくなっちゃった❗️❗️」と叫び出した。
道行く多くの人々の視線が注がれても、
セキモトは、
「ママ❗️ママ❗️」と爆泣きし続けた!
セキモトにとっては、
人さまの視線よりも、
ママを失うことへの生活苦の方が気にかかっていたからやった。

そんなとき、
レフティがママの方へ駆けて行った。
そしてママに、
「ぼくの最初で最後のママ活かも知れません。それで思い出にママの名前を教えてください」と言った。
ママはレフティに深く感激して、
「レフティ、ありがとう😊あたしの名前はクマというのよ」と答えた。
(レフティ当人は吹き出すのをこらえすぎたせいで後で寝込んだとのこと)
レフティは更にママに、
「それから、あそこの騒音を助けてあげてください」とセキモトを指した。

ママがレフティと戻って来ても、
セキモトは地面に顔を伏せて、
「ママ❗️ママ❗️」と泣いていた。
ママはセキモトに優しく、
「セキモト。おもてをあげい」と言ったので、
セキモトは顔を上げて、
うれしそうに、
「ママ❗️ママ❗️」と叫んだ!
レフティはノブミツに小声で、
「俺、絶対、ママ活しねぇから」と言うと、
ノブミツも小声で、
「俺も」と返した。