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写真はストックホルム郊外のホテルの隣で
見たクラインガルテン(以下KG)です。
それ以来、山荘のある青野原はKGに最適
だと思い続けている。
クラインガルテンとはドイツ発祥の市民農園
で、日本にもKGと称するものがあるが別物。
貸農園に宿泊可能な小さな建物(ラウベ)が
あることが日本の貸農園と大きく異なる点で
建物のある日本のKGは長野、新潟など
遠距離で、気軽に利用するには遠すぎる。
青野原地区は都市部から1時間前後であり、
都市住民が自然に触れ合う環境があるが、
この環境が今、耕作放棄地として荒廃が進み
若者が離れた過疎地となりつつある。
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こんな荒れ地して放置することは許されない
と思うのだが、土地は個人の所有であり、
「どうしようと勝手でしょ」が所有者。
こんなことなら、中国資本に買われて、
利用された方がいいとさえ思ってしまう。
農水省は都市型市民農園として、利用推奨
しており、兵庫県の多賀町がKGのモデル
施設(フロイデン八千代)となっているが、
神戸周辺の利用者で満杯の人気だ。
相模原市も、過疎化対策と掛け声だけで
何もしないのではなく、都市と自然の調和
を進めてほしいと願っているのだが。
相模原市は政令指定都市、多賀町のような
山間地とは違うからそんなこと必要ないと
考えているとしたら大間違い、
3年前に発足した「青和学園」の今年の
新入生は4人だけ、山の分校です。
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