憲法を考えるということが選挙がらみで話題
になる。
最近読んだ数学者の藤原正彦の本に民主主義
について書かれていた。
民主主義とは国民が国の運営を選ぶことだが
その国民の意思はほとんどマスコミによって
成り立っているから、民主国家において
国の方向を左右しているのはマスコミの力だ
という。
第二次大戦において、日本のマスコミの多く
は戦争を肯定し、国民の大多数も戦争賛成と
なっていた。
すなわちマスコミを操るものが、民主国家を
操ることになる。
そして最近は生成AIの登場で、人心を操る
手法がますます巧妙になってきている。
考える力のない国民大衆の選択より
優れたエリートに任せた方がよい場合も。
しかし、優れたエリートが独裁者となれば
これも困る。
民主主義の前提条件となる成熟した国民など
永久に存在しないというのが藤原氏の結論。
さてどうする??
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