Steel Pan 珠(たまき)

*スティールパンのライブ情報、レッスン、ひとりごとなど☆
*神田・自由ヶ丘・山梨でレッスン開講中!

ピンポンパンポーン!(お知らせの音)

2023-07-12 07:30:00 | Weblog
おはようございますでございます。

昨晩、
・別の動画編集作業や録音
・コンサートのチラシ作り
・とあるイベントの写真を何百枚から選んでダウンロード

…などをしておりましたら、なんと!うっかり!本日の曲の解説調べ&まとめができぬまま深夜になってしまいましたので、、、

本日の童謡唱歌、午後3時くらいのアップになります。

いつも朝にブログもアップしていたので、「?」と思ってくださる方々のために、このブログを投稿しました。

取り急ぎ、ひとまず"スティールパンではない方の仕事"に行ってきます!笑。


ではまた後ほど。。。

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しちがつ、じゅういちにち。

2023-07-11 06:18:00 | スティールパンで童謡唱歌
たまにはパンダじゃなくて、くまちゃん♡

ちょっとした目の周りの毛並み?で表情が変わるのが好き!

この黄色のクマちゃんズは、大きい方はいただいたもので、小さいのは買ったもの。
どちらも長崎生まれで、大きい方はサプライズでいただいたので、とってもうれしかった事を今でも覚えています☆

★欲しいなーって思っていた頃のブログ。

★実家に来てしばらく経った頃?のブログ。

相変わらずの幼稚さですが。
ぬいぐるみは"癒し"です!

さてさて。
昨日は全く何もできずにグダァーーーっとしていました。
思えば、7/7からのスケジュールが結構過密?で、暑かったし、気も体力もいっぱい使ったので、今日は動かずグダグダの日でいいや…と、寝てました。
疲労感をとっておかないと、体力勝負の仕事ができませんからね。

休める時に休んでおきました!
(休んだ次の日は結構好調なので。)

それでも毎日頑張るコチラ!
今日は明るい曲ですよー!

7月11日。
スティールパンで童謡唱歌(192)
『おおブレネリ』
訳詞:松田稔
作曲:スイス民謡


『おおブレネリ』(Oh Vreneli)は、19世紀のスイス民謡(ヨーデル)に基づく日本の唱歌だそうです。

スイス生まれの童謡で、日本レクリエーション協会の会長を務めた松田稔サン(元大阪YMCA主事)によって1949年頃に作詞(翻訳)されたとのこと。

明るく、陽気なメロディで、「ヤッホー ホトラララ」という歌詞が繰り返されるところが特徴的です!

「ブレネリ」は、スイス人などに多い「フレニ(Vreni)」という女性名の愛称だそうです。
この曲は「ブレネリ」という名前の少女を主人公としたものです。

【歌詞の内容】
1.
ブレネリ、あなたのおうちはどこ?
…という問いに対して…

私のお家はスイッツァランド(スイス)よ!
綺麗な湖のほとりに住んでいるのよ!
…と歌っています。

2.
ブレネリ、あなたの仕事は何?
…という問いに対して…

私の仕事は羊飼いよ!
オオカミが出るからこわいのよ!
…と歌っています。

歌詞に登場する「湖」は、ヌーシャテル州のル・ロックルにあるブレネ湖のことではないかと考えられているそうです。

歌詞はいろいろあるようで…
アメリカ版があったり、スイスの軍人さんが作ったオリジナルもあるそうです。

ちなみに。
「ヤッホー」って、何?と思って調べてみました!笑。

①ドイツ語が由来!の説。
もともとはドイツ語の"JOHOO(ヨッホー)"という掛け声だそうで、ヨーロッパ・アルプスの登山家が口にしていて、それが昭和のはじめに日本に伝わり、「ヨッホー」が「ヤッホー」になったんですって。

②英語圏の歓声!の説。
英語圏で興奮したときなどに巻き起こる歓声「yoo-hoo(ヨーホー)」から来ているという説も。

③ヨーデルから来た!の説。
「ヤッホー」はヨーデルの「イヨッホホホー」から来たという説があったり。

④遠くの人への呼びかけ!説。
単に遠くの人を呼ぶ声から来ているという説。

⑤神様の名前を叫んだ!という説。
ドイツのキリスト教宣教師が高い山に登った際、あまりのつらさに神様の名前である「ヤハウェ」と叫んだのが変化したという説もあります。(ヤハウェとは旧約聖書に出てくる神の名前だそうです!)

ただ「ヤッホー」という言葉なのに、こんなにいろんな由来があるんですねー!!!
勉強になりました☆

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頑張った週末〜。

2023-07-10 08:20:00 | スティールパンで童謡唱歌
昨晩、山梨2daysの旅(…というか実家泊まりだけど☆)に行ってきました!

この土日で…
友達とのランチ、スティールパン練習会、スティールパンのチューニング、髪の毛少しカット、近くにできた焼肉屋さんで夕食…と濃い時間を過ごしてきました🎶

チューニング!
自分のスティールパンも10玉あって大変だったけど、土曜日に親戚のおじちゃんが車からチューニングの部屋まで運んでくださってので、とてもありがたかったです!

マニッシュさんとガスさん!
ありがとうございましたー!!!



自分のことだけでも大変だったけど、生徒さんのチューニングもなんだかんだと忙しく動き回って1日が終わりました💦

母も部屋の準備をしてくれたり、父はチューニングにいらした生徒さんをちょっと離れた駐車場までピストン輸送してくれたり。
家族総出でした☆ありがたや🙏✨

クタクタながら、必死で横浜に帰ってきましたよ。。。💦

たっくさんチューニングしたので、たっくさんの諭吉さんが旅立って行きました。
今日から卵かけご飯が多くなることでしょう…😆
あ、タマゴも高いのか…笑

演奏のお仕事、お待ちしておりますっ!!!(懇願w)

さて。月曜日ですよ。
今日はお休みですが、身体を休ませつつ、パスポートの受け取りに行かねばです!!!

では。本日の曲を!

7月10日。
スティールパンで童謡唱歌(191)
『かえるの笛』
作詞:斎藤信夫
作曲:海沼實


1946年(昭和21年)夏にNHKラジオ放送で発表されたそうです。

夏の夜の蛙の大合唱…ではなくて、1匹の蛙との出会いから、この歌詞が生まれたようです。

作詞者・斎藤信夫サンの話によると…
1946年4月12日の夜更け、横になっていた寝床へ"コロコロ…"というかわいいカエルの声が聞こえてきたそうです。
その時、斎藤さんは悶々としていた気持ちだったそうで、蛙からガンバレヨ…と応援してくれているみたいに聞き取れたそうです。
優しく励ましてくれた蛙たちに、春の夜の美しい歌をプレゼントしよう!と、この作品を作ったということでした。
(…ということは、この時期の歌ではなかったのかも!?笑)

斎藤サンは、できた詞をすぐに海沼實サンに渡したそうです。すでにコンビで作った 『里の秋』が大ヒットしたこともあり、海沼實サンが作曲を担当したそうです。

【歌詞の内容】
①月夜の田んぼで"コロロ"となっている笛のような音は、かえるが銀の笛を吹いているんだよ。

②あの笛を聞いていたら眠くなる、あれは蛙が子守唄を歌っているんだよ。

③カエルが笛を吹いたら夜がふけていくよ。
見てごらん、お月さまも夢を見ているよ。

…というような歌詞です。
歌詞の中には、"コロロ、コロロ、コロロコロコロ"という鳴き声がかわいらしく入っていて、とてもやさしい気持ちになれます。


◎斎藤信夫サン
1911-1987、千葉県生まれ。
小学校の教諭をしながら童謡の創作を続けた童謡作詞家である。
代表作に『里の秋』があります。

◎海沼 實サン
1909-1971、長野県生まれ。
日本の童謡作曲家。
『あの子はたあれ』
『お猿のかごや』
『からすの赤ちゃん』
『里の秋』
『みかんの花咲く丘』…など。
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「むっずかしーい!!!」…でした。

2023-07-09 08:00:00 | スティールパンで童謡唱歌
昨日、スティールパン練習場所で。
パンダたちがスティールさんのケースに入って遊んでいました😊


本日のタイトル「むっずかしーい!!!」のは曲の解説が難しかったのですが、、、

むっずかしーい!!!といえば!
先日、能と狂言を観てきました☆
お世話になっている方からチケットを譲っていただき、脇正面のとてもいい席で観ることができました😊
(ありがとうございまーす!!!)


狂言はとっても面白かったです!
話の内容もわかりやすくて😄

最初の独吟、能の"藤"は少し難しかったけれど、声の出し方や所作、歩き方や重心の安定の仕方、そういうところを観察して、美しいなぁ〜…と思いました。(語彙力がない!w)

その所作にはどんな意味があるんですか?とか、舞台に出てきて座っているだけ?という方は…一体何を?なんて、超ど素人な幼稚な疑問ばかり頭の中に浮かんでいましたが!笑。
国立能楽堂に行って、日本の文化に触れることができてとても有意義でした!!!

で、そんなこんなで、本日の曲です。

7月9日。
スティールパンで童謡唱歌(190)
『かごめかごめ』
作詞:不詳
作曲:不詳


この曲も誰もが知っている曲だと思います。
陰謀論とかいろいろな説もあるようですが。。。
(^_^;)

童謡にしては、大人が読んでゾッとするような意味合い?みたいなものもあったので、ここでは柔らかめに、"童謡・わらべうた"らしく書きます。

かごめかごめは、子どもの頃遊んだ記憶があります。

鬼は目を隠して中央に座り、その周りを他の子が輪になって歌を歌いながら回ります。
歌が終わった時に鬼は自分の真後ろ(=後ろの正面)に誰がいるのかを当てる…という遊びですね。

各地方で異なった歌詞が伝わっていたそうですが、昭和初期に山中直治サンによって記録された千葉県野田市の歌が全国へと伝わり現在に至ったということです。

◎古い文献から見ていくと…
古くは江戸時代から歌われていたようです。

①1820年(文政3年)の「竹堂随筆(ちくどうずいしょう)」→1751〜1772年頃に収録された童謡集に。
「かァごめかごめ。かーごのなかの鳥は。いついつでやる。夜あけのばんに。
つるつるつっぺぇつた。なべのなべのそこぬけ。そこぬいてーたーァもれ。」

②1813年(文化10年)「戻橋背御摂(もどりばしせなのごひいき)」→江戸市村座で初演された歌舞伎芝居に登場!?
「かごめかごめ籠の中の鳥は、いついつ出やる、夜明けの晩に、つるつるつっはいた」

③1823年(文政6年)「月花茲友鳥(つきとはなここにともどり)」→市村座で初演された浄瑠璃に。
「かごめかごめ籠の中の鳥は、いついつ出やる、夜明けの晩に、つるつるつるつゝぱつた」

④1844年(天保15年)「幼稚遊昔雛形(おさなあそびむかしのひながた)」→万亭応賀編の童謡童遊集に。
「かごめ かごめ かごのなかへ(の)とりは いついつねやる
よあけのまえに つるつるつッペッた
なべの なべの そこぬけ そこぬけたらどんかちこ そこいれてたもれ」

⑤1915年(大正4年)刊行の「俚謡集拾遺(りようしゅうしゅうい)」。
1905年(明治38年)、文部省により各都道府県から集められ、1914年(大正3年)に刊行された「俚謡集」に収録されなかったものを集めたのが俚謡集拾遺だそうで…
東京、長野県、新潟県などで歌詞が少しずつ違うようです。


…とまぁ、ちょっと難しい漢字がたくさんでできて読みづらかったかもしれませんが、時代時代を経て今に至るんですね。。。
しかも。地域によって歌詞も違うので、非常に興味深いです!

私が知っている歌詞は…

かごめかごめ カゴの中の鳥は
いついつであう
夜明けの晩に 鶴と亀が出会った
後ろの正面だぁれ!

…です。

歴史もありますが、それぞれの歌詞の意味もすごくたくさんあるようで。
「かごめ」という言葉だけでも、意味がたくさんありすぎて拾いきれませんでした。

「かごめ」
・籠目=竹で編まれた籠の編み目
・「囲め」が訛ったもの。
・「屈め」が訛ったもの。
…などなどなど。


「カゴの中の鳥は…」
・そのままの意味で、カゴの中の鳥。
・遊びの中で、オニとなった人のこと。
・「籠の中の鳥居」
…とか。とか。とか。


「いついつでやる」
・「何時、何時、出会う」→いつになったら出会うのか?
・「何時、何時、出遣る」
→いつになったら出て行くのか?
→いつになったら出て行けるのか?
…など。


「夜明けの晩に」
・夜の終り、朝の始まり
・夜明けの番人
・夜明けから晩に至るまで
…いろいろありすぎます。


「つるとかめがすべった」
・「鶴と亀」という縁起の良い象徴の2つが滑るということで、吉兆または凶兆をあらわしている。
・京都に伝わる童謡の歌詞「つるつる つっぱいた」が変化したもので、「ずるずると引っ張った」という意味?
・「天の象徴」と「地上の象徴」、対称的な物事を例え。
…とかいろいろ。


「うしろのしょうめん だあれ」
・真後ろにいるのは誰?
・後ろを向いた時にいるのは誰?
・「表」と「裏」のような対称的な物事を例えている?
…なーどー!!!

何通りの意味合いがあるのでしょうね?
頭が混乱してきました( ̄◇ ̄;)

…というように、本当にいろんな意味合いだったり、感じ方だったり、解説をあれこれ読んでまとめるには、とても難しいものでした。。。

そこで!
◎この曲は、怖いイメージもあるようですし、意味もよくわからなーい!という感じなので、ちょっとおどけた感じの明るい雰囲気で、スティールパンを弾いてみました♪

以上でーす!
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七夕の演奏会で浴衣を着ました(*^▽^*)

2023-07-08 08:10:00 | スティールパンで童謡唱歌
昨日、7月7日。
今年初の浴衣でスティールパン演奏🎶
とっても近くのデイサービスさんでの演奏、童謡唱歌、古賀メロディ、歌謡曲…大合唱してくださったり、始終笑顔で、とても喜んでいただけました☆


コロナ禍で数回お遊びで家で着たことあったけど…💦
ちゃんとピシッと着られてるかなぁ〜?
ちょいとまた太ってしまったので、痩せなきゃなぁ〜…と思いつつ。
まぁ、衣装も喜んでいただけたので良しとしましょう!!!


さてさて、七夕が過ぎ〜…
梅雨も開けてないから真夏でもなく〜…
とりあえず片っ端から童謡唱歌を弾いておこう!!!ってことで、本日はこの曲☆

7月8日。
スティールパンで童謡唱歌(189)
『あの子はたあれ』
作詞:細川雄太郎
作曲:海沼實


この曲は、1939年(昭和14年)に楽譜が発表され、1941年(昭和16年)にレコードが発売されたそうです。
『あの子はだあれ』とも表記されるとのこと。

「スキップ調の可愛い軽快な調子の曲」…とされていますが、『うれしいひなまつり』同様、マイナー調(短調)で暗めに感じるのは時代のせい!ということですね!?
(2023年3月3日のブログに書きましたが、短調の曲を悲しいとか寂しいとか感じるようになったのは、昭和の後期になってからの感覚だそうです。)

◎曲ができるまで。
まず、1939年(昭和14年)、細川雄太郎サンが同人誌『童謡と唱歌』に『泣く子はだあれ』というタイトルで発表したそうです。

その『童謡と唱歌』は『かわいい魚屋さん』の作詞者である加藤省吾サンが編集・発行をされていた雑誌で、細川雄太郎サンの詞が、作曲家の海沼實サンの目に留まってメロディがつけられたとのこと。

細川雄太郎サンは当時24歳で、群馬県の味噌・醤油会社の社員だったそうです。
故郷である滋賀県の、幼く楽しかった頃を思い出して詞を作ったということでした。

1940年(昭和15年)にレコードの制作が決まったそうですが、時節柄"泣く子"はマズいだろう…と"あの子"として、「だあれ」としていた部分は音が汚く、メロディーに乗りにくいとして、海沼實サンが「たあれ」と変えるよう主張し、改められたそうです。


◎細川雄太郎サン
1914-1999、滋賀県生まれ。
童謡作詞家。


◎海沼 實サン
1907-1971、長野県生まれ。
童謡作曲家。

『お猿のかごや』

『からすの赤ちゃん』

『みかんの花咲く丘』

『かえるの笛』(←まもなく登場します!)
『里の秋』…など。

*****♪*****

明日は190曲目!
7月は後半にちょっと難しそうな曲が…!!!
あれこれやることもありつつ、時間をうまく使っていかねばデス☆
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七夕についての知識が役立って嬉しかった!!!

2023-07-07 08:10:00 | スティールパンで童謡唱歌


7月7日。
スティールパンで童謡唱歌(188)
『たなばたさま』
作詞:権藤はなよ
補作詞:林柳波
作曲:下総皖一


本日、七夕。
五節句のうちのひとつです。

1月7日の人日
3月3日の上巳
5月5日の端午
7月7日の七夕
9月9日の重陽

各々の説明をし始めると長そうなので、ここでは割愛(笑)。

『たなばたさま』は、1941年(昭和16)文部省発行の「うたのほん 下」に掲載された唱歌だそうです。

【歌詞】
ささの葉さらさら のきばにゆれる
お星さまきらきら きんぎんすなご

ごしきのたんざく わたしがかいた
おほしさまきらきら そらからみてる


この歌詞の中で、「?」となるのはこの3つの言葉ではないでしょうか?
もちろんご存知の方も多いと思いますが!

◎「のきば」…「軒端」と書き、軒(のき)の先端を指します。軒とは、家の屋根のうち、壁よりも外側に突き出ている部分。
→七夕飾りが家の外に飾ったってあり、笹の葉っぱが、屋根の端っこで揺れている様子を表している…ということですね!

◎「きんぎんすなご」…「すなご」=「砂子」。
金箔や銀箔を細かい粉にしたもの。
ここでは、七夕の星空や、天の川などを表しているそうです。

◎「ごしきのたんざく」=「五色の短冊」
この5つの色とは、青、赤、黄、白、黒のことで、中国の「陰陽五行説」という考え方に由来しているそうです。
陰陽五行説とは、自然界のすべてのものを木、火、土、金、水の5つにあてはめて説明することができるという考え方だそうで、「陰陽五行説」によれば、この5つの色にも意味があり、青(緑)は木、赤は火、黄は土、白は金、黒(紫)は水を表している…とのこと。


◎コトバのつながりがある歌詞!
笹の葉"さらさら"←→お星さま"きらきら"
…とか、
金銀すな"ご"←→"ご"しきの短冊
…というつながりは、作者の意思でそうしているそうです。
歌詞をよくみて、このような"つながり"を見つけるのも楽しそうですね!


◎七夕(たなばた/しちせき、棚機)は、中国・日本・韓国・ベトナムなど、アジア圏における節供・節日のひとつだそうです。
中国や日本だけではないんですね。
ちなみに、マレーシアには"七夕"は無いようでした。(勤務先の国際理解の先生談)


◎七夕の伝説について。
七夕(たなばた)伝説は、昔の中国で生まれたそうです。
《伝説の要約》
天空でいちばんえらい神様"天帝"には、「織女(しょくじょ)」という娘がいた。
織女は神様たちの着物の布を織る仕事を、天の川のほとりで毎日熱心にしていた。

遊びもせず、恋人もいない織女をかわいそうに思ったは、天の川の対岸で牛を飼っているまじめな青年「牽牛(けんぎゅう)」を織女に引き合わせ、やがて二人は結婚。

結婚してから二人は毎日遊んで暮らし、織女が機を織らなくなり、牽牛は牛の世話をしなくなり…!
神様たちの着物はボロボロに、牛は痩せ細り病気になり…。

怒った"天帝"は、二人を天の川の両岸に引き離したけれど、二人は悲しみのあまり毎日泣き暮らし、仕事にならず。
かわいそうに思った"天帝"は、二人が毎日まじめに働くなら、年に1度、7月7日の夜に会わせてやると約束をした。

…というのが、七夕の伝説です。
(昔、日本昔ばなしで見た気がする!?ちがったかな?w)


◎なぜ7月7日なのか?
("なのかなのか"に笑ってしまったw)

琴座のベガと呼ばれる織女(しゅくじょ)星は裁縫の仕事、鷲(わし)座のアルタイルと呼ばれる牽牛(けんぎゅう)星は農業の仕事をつかさどる星と考えられていたそうです。
この2つの星は、旧暦7月7日に天の川をはさんで最も光り輝いているように見えることから、中国でこの日を一年一度のめぐりあいの日と考え、七夕ストーリーが生まれたそうです。

以上、七夕についてでしたー!!!

*****♪*****

…という七夕の解説をいろいろ調べていたおかげで、国際理解のマレーシアの先生との話に花が咲きました。
「七夕っていつ?」という話から、
「7月7日ですよ、7/7は五節句っていうのがあって…他にひな祭りとか、こどもの日とかがあるんですよー…」などなどと話していたら、ものすごく興味を示してくださって、お礼を言われたほど✨

今までは"うろ覚え"でしたが、ちゃんと調べて覚えたてだったので、その知識が役立ったことがとても嬉しかったです😊
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きーらーきーらーひーかーるぅー!

2023-07-06 06:56:00 | スティールパンで童謡唱歌
おはようございます😃
今週も時の流れが早く…💦
多忙な週末がやって来るので頭の中が大フィーバーです!笑

明日の七夕を前に、"お星さまキラキラ"…の曲を選びました☆

星の曲の定番!!!
コチラです😄


7月6日。
スティールパンで童謡唱歌(187)
『きらきら星』
作詞・作曲共に…どう書いたらいいんだろう?…という感じで、いろんな歴史がありました!


「きらきら星」のモトは、18世紀末のフランスで流行したシャンソン"Ah! Vous dirais-je, Maman"(あのね、お母さん)だそうです!
(シャンソンだとは…初めて知りました!!!)

イギリスの詩人、ジェーン・テイラーサンの1806年の英語詩 "The Star" による替え歌"Twinkle, twinkle, little star"が童謡として世界的に広まったとのこと!
さまざまな言語に翻訳され、現在では世界中で愛唱されているようですね。

また、マザー・グース(=イギリスで古くから口誦によって伝承されてきた童謡や歌謡の総称で通称)の1つに分類されているそうです。

日本には"Twinkle, twinkle, little star"を元にして大正期に紹介されました。

1914年(大正3年)に共益商社書店から発行された『英語唱歌教科書 巻一』に"Twinkle, twinkle, little star"の近藤逸五郎サンの訳詞が掲載されているそうですが、現在で武鹿 悦子サンの訳詞が歌われているようです。

スティールパンを初めて弾く方々には、この"きらきら星"を最初に弾いていただきます!
・みんな知っている!
・ドレミも知ってる!
・弾きやすい!…という理由で。

そんなこんなで、すごく身近な曲なのに!
やはりちゃんと知らない…!!!

日本では、「きらきらひかる 夜空の星よ」の歌詞で知られていますが、当時流行したシャンソンの歌詞はそうではなく、娘が母親に恋心を歌っているそうです。

元のシャンソンの曲・歌はコチラです!
♪Ah! Vous dirais-je, Maman"(あのね、お母さん)

【歌詞】
Ah ! vous dirai-je, maman,
Ce qui cause mon tourment ?
Depuis que j'ai vu Clitandre,
Me regarder d'un air tendre ;
Mon cœur dit à chaque instant :
« Peut-on vivre sans amant ? »

【意訳】
あのね、お母さん
私の苦しみの原因はなんなの?
優しいClitandre(人名)
そんな彼と出会ってから
私の心はいつも語りかけるの
「私たちは恋人なしで生きていくことはできるの?」と。


↑ここから、モーツァルトサンが、1778年に"きらきら星変奏曲“というタイトルになる前の正式なタイトル、「Variations on "Ah! Vous dirais-je, Maman"(K.265/K.300e)を作曲されたそうで、、、。

今まで、あの私たちが知っている"きらきら星"から、よくあんなにたくさんのバリエーションの変奏曲を作ることができたなぁ…と思っていましたが(いや、モーツァルトサンなら軽々作れるでしょうけど!w)、"Ah! Vous dirais-je, Maman"を聞くと、あー、そういうことか!!!…と、なんとなく、そう思いました。
"Ah! Vous dirais-je, Maman"自体が、私が知っている"きらきら星変奏曲"っぽい!と思ったから。

『きらきら星』(= "Twinkle, twinkle, little star")というタイトルは、1806年以降に付けられたものなので、モーツァルトサン(1756-1791)が亡くなった後なわけですね。
なので、「きらきら星変奏曲」というタイトルも、後から付けられたということですね!

きらきら星を使用している曲はたくさんありますが、中でも…

◎サン=サーンスサンの『動物の謝肉祭』の「化石」にメロディーが引用されています。
数年前に小学校の非常勤講師で3年生音楽を担当していた時に学習し、子どもたちと『動物の謝肉祭』を全て聴いたことがあり、きらきら星のメロディに反応していた子どもたちがいたことを思い出しました!

◎また、これは王道ですが…
アルファベットを覚えるための「ABCの歌」のメロディーとしても使用されていますね。

いやー、何気なく弾いていた『きらきら星』にもこんな歴史があったなんて!!!でした。
(私が知らなかっただけかもですが!!!)

今回は、
①やさしい"きらきら星"
②きらきら星変奏曲"風"
という感じでスティールパンを弾いてみました♪
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トマトの曲です。冷え冷えトマトを食べたい今日この頃!

2023-07-05 06:50:00 | スティールパンで童謡唱歌
トマト&パンダちゃーん♡
昨晩撮影会してました😆


ちょうどトマトがあったので🤭
この子が一番似合いそうで🐼💕

ちなみに。
このパンダちゃんは、帝国ホテルで購入した子です✨
仕事で行った時に、ショップにいたこのパンダちゃんと目が合って即買いでした!!!笑。


では、本題へ🍅✨

7月5日。
スティールパンで童謡唱歌(186)
『トマト』
作詞:荘司武
作曲:大中恩


初めて知った曲でしたが、とっても単純でかわいい曲です!

歌詞の意味を書こうとしても、そのまますぎるので引用させていただいちゃいます!

【歌詞】
トマトってかわいい なまえだね
うえから よんでも
ト・マ・ト
したから よんでも
ト・マ・ト

トマトってなかなか おしゃれだね
ちいさい ときには
あおいふく
おおきく なったら
あかいふく


結構、そのままっ!!!!!笑。
でも、このシンプルさがすごいですよね。
そのまま詞にしようとしても、なかなか難しいと思うのです。
こうやって出来上がった詞を読めば、そのままじゃーん!ってなるけれど☆笑

あおいふく、あかいふく…に、ニッコリしました!


◎作詞:荘司武サンの情報が見当たらず…

◎大中 恩(おおなか めぐみ)サン
1924-2018、東京都生まれ。
日本の作曲家。

『犬のおまわりさん』

『サッちゃん』

『おなかのへるうた』

『ドロップスのうた』


*****♪*****

さぁ、そんなこんなで、明日の曲は…!?
七夕を前に、きらきら光るお星さまの曲をお送りします。
↑解説がすごすぎました!!!
ご期待ください!!!
(って書きつつ、そんなことは一般常識で、私が知らなかっただけかも?って気もしますが、私は知らなくて"へぇ〜!!!"でした!!!😆)
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暑い日に、この曲!(185曲目)

2023-07-04 09:00:00 | スティールパンで童謡唱歌
おはようございます。
パンダちゃんも曲選びに必死ですww
って、パンダが見ているページの『おへそ』はもう弾いたけど☆笑


毎日暑くて…冷たいものが食べたくなります。
ということで、本日の曲はアイスクリームのうたー!!!

7月4日。
スティールパンで童謡唱歌(185)
『アイスクリームのうた』
作詞:佐藤義美
作曲:服部公一


暑い毎日に!涼しくなりそうな曲?を!

この曲は1962年に"みんなのうた"で初回放送されたそうです。

昔ばなしの王子さまや王女さまですら食べられなかったアイスクリームを、現代の子供が食べられる幸せを歌った曲です。

歌詞に「ん?」と思っところが!!!

☆ぼくは王子ではないけれど、アイスクリームを"召し上がる"

☆私は王女ではないけれど、アイスクリームを"召し上がる"

自分に"召し上がる"という言葉を使うのか?と思ったら、それは"子どもっぽさ"を表現しているということでした!笑

また、擬音語がとてもおもしろく、
「スプーンですくって ピチャ チャ チャ」
「舌にのせると トロン トロ」

それから、アイスクリームがのどを通る時の表現が楽しいです!(その部分を引用)
・プカプカドンドン 冷たいね
・ルラルラルラ 甘いね
・チータカタッタッタ おいしいね

すべての詞は著作権関係で載せられない?ので、気になる方は『アイスクリームのうた』で、歌詞や歌を見聞きしてみてください♪


◎似ている曲シリーズ!
歌い出しがヨハン・ゼバスティアン・バッハの無伴奏チェロ組曲第3番ブーレIに類似している…ということでした。
▼参考YouTube



◎ 佐藤 義美サン
1905-1968、大分県生まれ。
童謡作詞家、童話作家、詩人。

代表作
『犬のおまわりさん』

『グッドバイ』


◎服部 公一サン
1933- 、山形県生まれ。
日本の作曲家、随筆家、音楽評論家。

*****♪*****

明日はトマト🍅の歌です♪
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浴衣ゆかた!浴衣が着たい今日この頃!!!

2023-07-03 08:30:00 | スティールパンで童謡唱歌
おはようございます!
7月になり、浴衣の季節になったので、浴衣が着たくてたまりませぬっ!!!笑

私の最初の浴衣は、左上の“アガパンサス"という浴衣。2015年に購入しました!
ここから、どんどん派手になっていくわけで…😆


その後の"おかげさまです🗽✨"浴衣"、似合うねー!と、たくさんの方々に言っていただけて嬉しい限りっ!!!

今年は全種類数回ずつ着るぞー!!!!!

ちなみに、洗濯機(ネットに入れてオシャレ着洗い)で洗えるので、とても楽です✨

浴衣でスティールパン演奏もしたいと思いまーす🎶
暑いの苦手だけど、カラフルな素敵デザインの浴衣でテンション上げていきますっ!!!😄


さて本日は、金魚さんの曲です🎶
どうぞっ!!!


7月3日。
スティールパンで童謡唱歌(184)
『金魚の昼寝』
作詞:鹿島鳴秋
作曲:弘田龍太郎


1919(大正8)年に作曲された童謡だそうです。
曲名からして、かわいらしい曲ですね。
まずは最初に歌詞を!

【歌詞】
赤いベベ着た
可愛い金魚
お眼々をさませば
御馳走するぞ

赤い金魚は
あぶくを一つ
昼寝うとうと
夢からさめた

さぁ、今では使われない言葉がありますね。
「べべ」とは、幼児語で赤い着物のことをいうそうです。
(え?幼児語で、まだ「べべ」って言ってます?言ってないですよね?)

紅色(べにいろ)から「べべ」になったと言われているそうです。

《疑問》
金魚は昼寝をするのか!?笑

魚には"まぶた"がありません。
人間は"まぶた"があるので、目を閉じることができます。

水草や岩の影やなどで、じーーーっとして動いていない時、それが魚の"お休み"タイムなんですって。(もちろん、目は開けっぱなし)

その昔、"金魚釣り"によく行っていました。
(よく行ってた…?いつも行きたいと思ってた?笑)
釣ってきた金魚が、これまた長生きするんですよ。
金魚に家族や従兄弟の名前をつけて、母と兄とキャッキャしながら飼育していました。

(父は特に何もせず!?笑←金魚じゃないけど、カニを飼っていた時、もうすぐ卵からカニが生まれるー!!!の直前…トウモロコシを餌にあげたら、、、チーン(合掌)ってことがありました!今では笑い話だけど、カニさん、ごめんね…(^_^;))

話戻って、その金魚を飼っている時に、図鑑で金魚を調べて、「止まっている時が寝ている時!」と学んだ気がします!

ちなみに、金魚は自然界にいる魚ではなく、人間が品種改良したものだそうです。
元になっているのは、フナですって。

◎鹿島鳴秋サンと弘田龍太郎サンコラボの曲は…
『浜千鳥』

『お山のお猿』…はまだ弾いていませんね!
今度弾きます!
今YouTubeで聴いたら、ここにも「赤い衣(べべ)きて 傘さして」…と、「赤いべべ」が出てきました☆


◎鹿島鳴秋サン
1891-1954、東京都生まれ。
日本の詩人。東京都


◎弘田 龍太郎サン
1892-1952、高知県生まれ。
日本の作曲家。
代表作多数!
『靴が鳴る』

『春よ来い』

『鯉のぼり』

『雨』

…など。
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