2020年10月31日ハロウインの貴重な満月


10月31日23時49分撮影 10月31日23時49分撮影 Zoom率up
今年2020年10月31日土曜日ハロウインには、「2020年で、最も小さく見える満月」、「今月2回目の満月(ブルームーン)」、「10月31日(ハロウィン)の満月」の3つの特徴を持つ貴重な満月が夜空に輝いていました。
折角ですので少し詳しく触れると、「月の軌道が楕円形をしていること、月の軌道は太陽や地球などの重力を受けて変化することの理由によって、今回の満月は、地球の中心から月の中心までの距離が約40万6000キロメートルと、今年最も遠い満月となりました。地球から最も遠いぶん、今年最も小さく見える満月になります。満月の時刻は、ずばり、2020年10月31日の23:49頃!でした。ちなみに今年最も近い満月(スーパームーン)は、4月8日でした。」・「今月は、すでに2日に1回目の満月を迎えていて、今回が今月2回目の満月になります。2回目の満月のことを「ブルームーン」と呼ぶことがあり、欧米では「ブルームーンを見ると、幸せになれる」という言い伝えもあるようです。」・「10月31日(ハロウィン)に、満月になるのは、1974年以来、46年ぶり」で次に10月31日が満月になるのは、38年後の2058年です。」となり、いかに貴重な天体ショーだったかを窺い知ることができます。
【追記】「ひと月のうちに満月が2回ある場合に、その2つ目がブルームーンである」の記述は、「二分二至で区切られた季節内で4回あるうちの第3の満月」を誤解した、1946年の天文雑誌『スカイ&テレスコープ』の記事内容に基づき、現在も多数そのまま引用されている内容です。