海上自衛隊「おやしお型潜水艦」と「そうりゅう型潜水艦」


海上自衛隊が所有している潜水艦は、「おやしお」型潜水艦と、2009年から就役している「そうりゅう」型潜水艦の2種類に大別されます。写真は、2021年7月18日「YOKOSUKA軍港めぐり」で撮影した海上自衛隊「おやしお型潜水艦」と「 そうりゅう型潜水艦」です。反射具合を見ると「そうりゅう型潜水艦」は鈍く光っています。さらに「そうりゅう型潜水艦」には小さな四角いものがたくさん見えますが、これはゴム製の吸音タイルによるものなのだとか。
世界最高レベルの静音性を誇る「そうりゅう」型潜水艦ですが、これは、潜水艦に液体酸素を蓄えることで、大気のない海中でもエンジンを動かせるAIP(大気非依存型動力機関)によるもの。なお、11・12番艦ではスターリング式AIPを廃止する一方、世界で初めて機関の構成要素にリチウムイオン蓄電池を採用した潜水艦級となっています。