１１月第２週です。

おはようございます。
アトリエebcのカフェ担当、陶話作家のクメタマリです。

　佐渡島に鬼太鼓と言う文化があります。鬼太鼓・・・・・おんでこ・・・・と呼びます。

　佐渡島は、いまでこそ周回道路が出来て、一日で観光的に一周出来るようになりましたが、かつては、隣の集落に行くにも山どころか崖を渡る、海を渡ると言ったとても自然の厳しいところでした。年寄りの中には、一度も生まれた集落を出た事がない者もいたそうです。
　ですから、文化的によその集落の影響を受ける事無くこの鬼太鼓も各集落で全く違い、見比べると大変に面白い。

　その鬼太鼓に魅せられた人たちが、「江戸鬼太鼓」と言う集団を作りました。佐渡出身の若者も参加しており、東京で行なわれる佐渡島出身者の集会で披露するまでになりました。ひょんなつながりで私も一時参加していた事があります。つたないながら、心優しいメンバーに囲まれて、それなりに楽しんでおりました。

　そのメンバーの一人から、突然の訃報が入りました。一緒に踊っていたA君。まだ４９歳との事です。太鼓よりは踊りをやりたい私に、一生懸命教えてくれた彼はダウン症。４９歳は長生きなのだそうですが・・・・・ショックでした。


　９日水曜日はタマリは告別式に出席するため、お休みをします。

「カフェたまり」はいつも通り１１：３０～１４：００まで営業いたします。相棒が頑張りますので、どうぞ、お運びくださいませ。