気ままぶらぶら

世間の片隅に住む、おじーさんのブログです。 嫁とのバトル、絵手紙紹介、ランチの紹介などジャンルは無節操。

食べ物はがき絵 シリーズ308

2008年05月16日 | etegami

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そら豆の煮たのを食べながら

夏がやってくると思う

冬は平気だが

夏は困る

暑いのは苦手だ

昔、例えば江戸時代を生きた人たちは

こんな旬のものを食べるとき

どんなことを思ったんだろう

大工のたな吉

ああ 今年もそら豆を食べることが出来たなぁ

相変わらず、うめえもんだ

今年の初め頃

咳が止まらず、熱も続いてよ

もうあの世へ行ってしまうんじゃねえかと

覚悟したが、なんとかよくなった

まあ、来月で45歳になるが

おやじの年を越しちまうよ

来年も、こうしてそら豆を

食いてえもんだ

それにしても

良い味付けだ

酒がすすむよ

もう一本たのむぜ

(嫁)

ばかちん!

調子に乗るんじゃないよ!

ろくな稼ぎもないのに

酒を飲むことだけは一人前だから!

たいがいにしてよ!

ひえぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇえぇぇ~

おいおい

結局ここに着くのかよ

江戸時代後期の寿命は

40とも50とも言われてます

明日生きている保障

の無かった時代(現代も同じですが)

旬のものを味わう気持ちは

現代のそれとは

比べ物にならなかったでしょうね