気ままぶらぶら

世間の片隅に住む、おじーさんのブログです。 嫁とのバトル、絵手紙紹介、ランチの紹介などジャンルは無節操。

食べ物はがき絵 シリーズ314

2008年05月21日 | etegami

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昼下がりの刻を選んで

気に入りの蕎麦屋に入る

隅の席に座るより

「ぬる燗」を注文

(池波正太郎・梅安料理ごよみより)

こんな文章に以前からあこがれてます

初老の男が、一人

昼下がりの

がらんとした蕎麦屋の店の隅で

ぬる燗を口に含み

「あいかわらず、美味い酒だな~」と

ひとりごちる

日もかげり

気づけば、店の中は

一人二人と客で埋まってきた

頃はよし

やおら

「おねえさん もり一杯」

と、もり蕎麦を注文

さっとたぐって

店を出る

いいなあ

これって、年寄りのダンディズムではないか

あこがれる~

私tananobuy

これを実際にやってみ鯛のだが

まず、地元には「お蕎麦屋」さんがない

まあ

あることはある

結構有名といわれる店もある

途方もなく山の中や

交通の不便な場所にあったりして

クルマを運転していくことになる

行くと

酒が飲めないのだ

嫁に運転してもらって

なんてことはまず言えない(汗)

第一、このシーンは

絶対「一人」でなければ成り立たない

よって、この憧れは

先の楽しみに取っておこう

地元にはうどん屋さんや唐揚げ屋さんは

もうこれでもか

というくらいあるのだが

うどんでぬる燗は、ミスマッチでしょうね