気ままぶらぶら

世間の片隅に住む、おじーさんのブログです。 嫁とのバトル、絵手紙紹介、ランチの紹介などジャンルは無節操。

食べ物はがき絵 シリーズ311

2008年05月18日 | etegami

Photo

狭い

F1サイズのスケッチブック

はたまた、A4サイズのコピー紙に慣れていた

身には、この「はがき」サイズは狭い

まあ「食べ物はがき絵」というくらいだから

本来ははがきに描くものだろうから

そこはいいとして

グリーンピースご飯だよ

うまいんだ

これが

13年前の阪神・淡路大震災

テレビに映し出されるシ-ンはどれも

ショックなものだったが

その中でも、いまも忘れられない

シ-ンがある

テレビのレポーターのインタビューにこたえる

一人の女性

崩れた建物の中に

高校生の子供が取り残されていると言う

なかなか救助の手が届かず

救出出来ずにいる

その女性が子供に呼びかけ続ける

夜になり子供は

「お母さんおやすみ」

と言って眠りに付いたたと言う

それを聞いた時

もうショックで涙が流れ落ちた

生きているとわかっていても

助け出せない

家族のもどかしさ、歯がいさ

同じ年頃の子を持つ親として

今すぐにでも現場に行き

手助けしたい気持ち

またそれが出来ない

くやしさ、もどかしさ

あれから13年

高校生の子供さんは

今どうして居るのだろう

無事救出され

元気に生活していることを

祈るのみだ

西日本新聞昨日の

朝刊の一面

崩壊した建物を背後に

家族を助け出して欲しいと

訴える一人の女性の写真

それを見たとき

思い出した話です