ひびこれこうじつ

とりとめなく、日々の覚書です。

クリムト展

2019-06-21 16:23:32 | art
夕方、都美のクリムト展へ。今日は20時までなので。
正直、勝手に期待してたほどじゃなかった。
もっとどどーんっと、金色の大きな絵が並ぶのかと思っていた。
でも、ベートーヴェン・フリーズは見応えがあった。
金色の騎士がめちゃかっこよかった。
印象深かったのは、やっぱりメインのユディト。
「おお、ファム・ファタル」
とぽんぽんが呟いたので、お主やるなと思ったが、それよりも、クラーナハの展覧会の目玉でもあったユディトと同じ題材だと、イヤホンガイドに言われるまで気づかず。
「あ、本当だ、下の隅っこに生首!」
「え?サロメ?」
「違う違う」
今回の展覧会は4/29に行った新美のウィーン・モダン展(クリムト展としても、こっちの方がなんか迫力があった気がするんだよね)と、5/27のラファエル前派で仕入れた知識がずいぶん役にたった。
「ああ、あれがこうなって、こっちがこうで……」
と学んだことがまとまっていくのは嬉しいものだ。
うーん、やっぱりギュスターブ・モローも行きたかったな、って明日までかい!
しかし、どの展覧会に行っても、芸術家たちがいろいろな面で奔放なのにはびっくりする。
いろんな意味でエネルギッシュなんだろうなあ。

今回も着物でチャレンジ。
が、胸元がパカパカで大変着心地が悪かった。練習が必要ですな。

カバンが小さくて、チケット、くしゃくしゃにしちゃった。



持ち手のある水晶玉って珍しいなと思ってたけど、鏡だったとわ。