いよいよ年度末も大詰め。毎年この時期は、賃貸物件や社宅の人事異動に伴う畳仕事に
精を出す。そんな中いつもの年だと畳の搬入などで外に出ると、いくつもの場所の「さくら」に会う。
しかし今年は、何故か一度も外出していない。タイミングというか何というか・・・
作業場にて毎日、仕事をしているので、「さくら」に会わない。もう咲いている事すら今日まで
知らなかった。いつもは家族で夜桜などと通じみた事を試みるが、今年は長男がまだ小さいので
なるたけ外出は、控えている。今年は「さくら」に縁がないのかな?
「さくら」って不思議な花ですよね。誰に言われるでもなく、決まった時期にちゃんと咲く。
・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus × yedoensis(染井吉野)
Prunus lannesiana var. speciosa (大島桜)
Prunus jamasakura (山桜)
Prunus : サクラ属
yedoensis : 江戸の
lannesiana : 園芸家「ラネス」さんの
speciosa : 美しい,華やかな
jamasakura : ヤマザクラ(日本名)Prunus(プラナス)
ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。
・英語では、桜の木は「Japanese cherry」、
桜の花は「Cherry blossom(チェリーブラッサム)」。
・開花時期は、 4/ 1頃~ 4/10頃(染井吉野)。
・日本原産。
・気象庁が3月に、全国の桜の開花前線予想を発表する。
1日の平均気温がだいたい10度を越えたら”開花”。
(最高気温が14度、最低気温が6度ぐらいかな)。
実際の開花宣言は各地の標本木の咲きぐあいをみる
花の見頃は開花宣言から1週間ぐらいあと。
・”花見”といえば桜。いろいろ種類があるが
「染井吉野(そめいよしの)」がもっとも有名。
花は、うすピンク色。
(日本の桜の8割以上は、この染井吉野)
白花でよく見かけるのは「大島桜(おおしまざくら)」。
・「桜花爛漫(おうからんまん)」
→ 桜が満開で、すばらしい眺めのこと♪
・桜の霊である「木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)」が
最初の桜のタネを富士山からまいたといわれ、
「さくやひめ」の名前から「さくら」になったらしい。
なお、「木之花」は「此花」と書かれることもある。
此花咲耶姫 → ”この花(桜)のように美しい姫”。
この名前は「古事記」に出てくる。
・染井吉野は江戸時代に、江戸駒込の染井村から植栽が
始められた。初めは見事な桜の代名詞として「吉野桜」と
呼ばれたが、誕生地の「染井」の名を加えて「染井吉野」
になった。
・幹のところに横向きの線が入っているのが桜の特徴。
・秋の紅葉もきれい。
・山桜は、花が咲くのと葉が出てくるのがほぼ同時で、
葉っぱが茶色いのが特徴。
(5月を過ぎるとふつうの緑色の葉っぱになる)
・日本の国花はこの桜(厳密には「山桜」)と菊の2つ。
・なんで桜は一番人気があるんでしょうか。
「咲く前から開花を待ち構える雰囲気がある」
→ ”いよいよ桜シーズン”といううたい文句で
いろいろPRされるので
開花日が待ち遠しくなる
「節目の季節に咲く」 → 卒業、入学、入社など、
いろいろな節目の重なる時期にいっぱい咲くので
印象に残りやすい
「いろんなところで一斉に開花する」→ 驚き♪
「花は木いっぱいに咲く」 → 鮮やか
「花は葉っぱが出る前に咲く」 → 花が目立つ
「うすピンク色(染井吉野)」 → 見ていると
ほのぼのとした気分になれる
「すぐ散る(開花時期が短い)」 → 日本人好み
こういった要素が桜に揃っているからだと思います。
(これだけの条件がそろってる花は、他にはないですね)
せめて桜にお会い出来ないなら、調べてみようと・・・素敵なお花です。写真が撮りたかった。
娘のお気に入りの場所 「洗濯籠」 この洗濯籠、私が持てば電車に早や代わり。
後ろに写っているには娘の(友熊)です。これからも末永いお付き合い。
しかし半畳スペース占領。私の天敵である。