配偶者特別控除が、廃止になった!!
配偶者控除と配偶者特別控除と合わせて76万円の所得控除が、昨年まであった。
それが今年から半額に減らされた。
配偶者の所得が38万円以下の場合は、所得控除はしません。
それをするのであれば、380,001~399,999円の所得を得なさい。
ただし所得が400,000円を超えると、控除額を所得毎に減額します。
400,000~449,999円は、360,000円
450,000~499,999円は、310,000円
・
・
750,000~759,000円になると30,000円
760,000~ 0 円
このように控除額は、5万円毎に減額となり、760,000円以上は適用外です。
「この金額は、年間所得額です!?お間違いのないように・・・」
ボケ封じ観音さまが、声高に解説する。
専業主婦をバカにするな!
などなど、国会で配偶者特別控除の廃止か継続かの議論をしていたことがあった。
家庭の主婦に専念している女性は、社会に出て仕事をしていないから配偶者特別
控除は見直す。所得控除廃止論者の論点、だったように記憶している。
「永田町が騒いでいる時は、新聞を読んでも”我関せず”でしたネ」
「・・・」
「確定申告をする段になって、増税だ!と気が付いても・・・」
「お手上げ」
「税金を納めるのは、ダレ。しっかりしないと駄目ョ」
主婦業に専念する女性に対する、認識が間違っている。
家事、子供の養育・教育、妻としての役割をこなしているのが、家庭仕事に専念して
いる主婦たち。僅かなパート収入を生活費に補充し、それを賄っている主婦もいる。
彼女達の社会的立場は低いと唱え、所得控除から除外するのは、お門違いも甚だしい。
男女共同参画社会の実現を、などと叫ばなくてもちゃんと社会貢献している。
「”負け犬”という言葉、流行語になっているの。元気印は知ってた?」
「”勝ち犬”になる。これって、女性の本懐とチャゥ?
なんだかんだと高邁な呪文を唱える暇は、彼女達にはない。」
<観音さまとは、縁のない世界の話だ。>
「私に縁談がない、ですってェ~。今日は、大爆発しちゃうから」
読心術も使うんだ。
定年は、あってないのが家庭仕事に専念する女性。嫁ぎ先に終身雇用の勤務だ。
「私も、定年を迎えた”あなた”のように現役を退きたい」
終身雇用契約(?)をしている主婦の大多数が痛感している心情で、嘆声が聞こえてくる。
三行半を突きつけられた雇用主(?)達の多くは、戸惑い、猛反省させられる。
夫婦契約解除の決断を下すには、勇気がいる。そんな簡単なことではない(と思っている)。
子供への母性愛が、子供を介して家族の結びつきを強くする。夫への不満爆発にブレ
ーキをかけてしまう。急ブレーキを踏むドライバーの心の奥底に無関心な亭主たちは、
どこ吹く風を決め込んで、仕事一筋の汗にまみれ春夏秋冬を過ごす。
「そう云う元気印にも、危機一髪が・・・。何度か」
観音さまの脳裏に、あの時々の光景が一瞬蘇り、小指の指先がピカッと光った。
「積もり積もった主婦達の不満を聴き溜め、亭主達がそれに気がついたとき、この光
は、あなたの家庭崩壊の兆し警告ですよ。無口な観音さまは、彼等に知らせている
んだ」
現役時代は、退職金利息付”40年満期定期預金”扱いだったのに・・・。
亭主の定年話になると、元気印も”あなた”と呼ばれ、ついその気になる。
「家事専念といっても、重労働仕事をこなしているんだ。言葉に誤魔化されるな」
「よくぞ、言ってくれました。元気印さん。
チャッピー(シーズ犬の名前)との散歩道に咲いている梅の花、綺麗ね」
「携帯電話のカメラで撮ったんで・・・。パッとしないけど、お褒めか~」
「どんなときも、遊び心を忘れないこと。シニア生活には欠かせません。元気印さん!」
あなた好みの羅漢さま、どこに隠れているのかナ。
「そうか、明日は、ホワイト・デー。羅漢さまに逢えるんだ」
観音さまは、厳しい顔つきで忠告を始めた。
「これからゾウゼイ、増税の大合唱が始まります。永田町から眼が離せません。
確定申告した時だけカッカしても、バカを見るのは、納税者です。
家庭を守るカナメになっているのも主婦業に専念する配偶者、もう少し尊敬してネ」
配偶者控除と配偶者特別控除と合わせて76万円の所得控除が、昨年まであった。
それが今年から半額に減らされた。
配偶者の所得が38万円以下の場合は、所得控除はしません。
それをするのであれば、380,001~399,999円の所得を得なさい。
ただし所得が400,000円を超えると、控除額を所得毎に減額します。
400,000~449,999円は、360,000円
450,000~499,999円は、310,000円
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750,000~759,000円になると30,000円
760,000~ 0 円
このように控除額は、5万円毎に減額となり、760,000円以上は適用外です。
「この金額は、年間所得額です!?お間違いのないように・・・」
ボケ封じ観音さまが、声高に解説する。
専業主婦をバカにするな!
などなど、国会で配偶者特別控除の廃止か継続かの議論をしていたことがあった。
家庭の主婦に専念している女性は、社会に出て仕事をしていないから配偶者特別
控除は見直す。所得控除廃止論者の論点、だったように記憶している。
「永田町が騒いでいる時は、新聞を読んでも”我関せず”でしたネ」
「・・・」
「確定申告をする段になって、増税だ!と気が付いても・・・」
「お手上げ」
「税金を納めるのは、ダレ。しっかりしないと駄目ョ」
主婦業に専念する女性に対する、認識が間違っている。
家事、子供の養育・教育、妻としての役割をこなしているのが、家庭仕事に専念して
いる主婦たち。僅かなパート収入を生活費に補充し、それを賄っている主婦もいる。
彼女達の社会的立場は低いと唱え、所得控除から除外するのは、お門違いも甚だしい。
男女共同参画社会の実現を、などと叫ばなくてもちゃんと社会貢献している。
「”負け犬”という言葉、流行語になっているの。元気印は知ってた?」
「”勝ち犬”になる。これって、女性の本懐とチャゥ?
なんだかんだと高邁な呪文を唱える暇は、彼女達にはない。」
<観音さまとは、縁のない世界の話だ。>
「私に縁談がない、ですってェ~。今日は、大爆発しちゃうから」
読心術も使うんだ。
定年は、あってないのが家庭仕事に専念する女性。嫁ぎ先に終身雇用の勤務だ。
「私も、定年を迎えた”あなた”のように現役を退きたい」
終身雇用契約(?)をしている主婦の大多数が痛感している心情で、嘆声が聞こえてくる。
三行半を突きつけられた雇用主(?)達の多くは、戸惑い、猛反省させられる。
夫婦契約解除の決断を下すには、勇気がいる。そんな簡単なことではない(と思っている)。
子供への母性愛が、子供を介して家族の結びつきを強くする。夫への不満爆発にブレ
ーキをかけてしまう。急ブレーキを踏むドライバーの心の奥底に無関心な亭主たちは、
どこ吹く風を決め込んで、仕事一筋の汗にまみれ春夏秋冬を過ごす。
「そう云う元気印にも、危機一髪が・・・。何度か」
観音さまの脳裏に、あの時々の光景が一瞬蘇り、小指の指先がピカッと光った。
「積もり積もった主婦達の不満を聴き溜め、亭主達がそれに気がついたとき、この光
は、あなたの家庭崩壊の兆し警告ですよ。無口な観音さまは、彼等に知らせている
んだ」
現役時代は、退職金利息付”40年満期定期預金”扱いだったのに・・・。
亭主の定年話になると、元気印も”あなた”と呼ばれ、ついその気になる。
「家事専念といっても、重労働仕事をこなしているんだ。言葉に誤魔化されるな」
「よくぞ、言ってくれました。元気印さん。
チャッピー(シーズ犬の名前)との散歩道に咲いている梅の花、綺麗ね」
「携帯電話のカメラで撮ったんで・・・。パッとしないけど、お褒めか~」
「どんなときも、遊び心を忘れないこと。シニア生活には欠かせません。元気印さん!」
あなた好みの羅漢さま、どこに隠れているのかナ。
「そうか、明日は、ホワイト・デー。羅漢さまに逢えるんだ」
観音さまは、厳しい顔つきで忠告を始めた。
「これからゾウゼイ、増税の大合唱が始まります。永田町から眼が離せません。
確定申告した時だけカッカしても、バカを見るのは、納税者です。
家庭を守るカナメになっているのも主婦業に専念する配偶者、もう少し尊敬してネ」
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