言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

トレポタ行ってきました

2022-11-19 12:03:00 | 自転車
今朝は久しぶりに早朝から自転車に乗ってきました。

最近マウンテンバイクを購入しました。

初めは購入した自転車店の店長さんと一緒に行っていましたが、今日は初めて1人で行きました。

今までは山まで車で行き、自転車を押して歩き(1時間)、乗って降っていました(15分💦)

今日は家から乗って山に行き(ポタリング)、山の中を走りました(トレイル)

ポタリング+トレイルなのでトレポタです😊

ちなみに法律上、自転車で公道を走る際に必須のパーツは、ブレーキ(制御装置)、ライト、反射器材の3つです。

夜間運転を行う場合にはライトを点灯し、反射板の装着もしくはテールライトの利用が必須となります。

以上の内容は道路交通法第52条、第63条9で定められており、違反した場合には5万円以下の罰金が科されます。

フルサスペンションのマウンテンバイクは道路を走る想定はしていないので購入した時は何もついていません。

したがって、ライト、反射板を付けてから出発です。

山道も最高ですが、のんびりと山までの道を走るのも楽しいです。

家から山まで自転車に行けるのは田舎暮らしの特権です。

メメント・モリ

2022-11-18 12:03:00 | 日記
私は訪問してリハビリを提供する仕事をしています。

昨日は進行性の難病に罹患されている60代の男性の所へ伺いました。

元々、独居の方でしたが、進行に伴い今は施設で暮らされています。

その方はいつも“こんな病気になるはずじゃなかった”と病気になった事を悔やまれています。

その病気は生活習慣病や遺伝要因でなる病気ではありません。
なぜ自分なのか?という気持ちになるのも当然です。

私は「〇〇さんは病気になってなかったら、どんな生活をしていたのか?」と聞いてみました。

すると、しばらく無言の後、「酒を飲んでいた」と返答がありました。

もちろん、嗜好品であるお酒が病気のため(禁酒の施設)飲めなくなったのは辛い事実です。

しかし、在宅で暮らしていた時からお酒は飲まれていませんでした。

若い頃は仕事を情熱を注ぎ、仲間とお酒をよく飲んでいたと前にお話しされていました。

つまり、この方は病気の有無はあまり関係なく、

若い頃を懐かしみ、引退してからは情熱を注ぐものを見つけられなかったのかもしれません。

または、何気ない日常に幸せを感じることができていなかったとも考えられます。

“メメント・モリ”という言葉があります。

メメント・モリとは、「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」「死を想え」という意味を持つラテン語の言葉です。

現代では主に「死を意識することで今を大切に生きることができる」という解釈で用いられることが多いです。

ご利用者の方で「もういつ死んでもいい。」
「早く死にたい」と言われる方がいます。

本音だと思います。

本音だと思いますが、10年後が寿命だとして、5年後に5年前にもっとこんな事をやっておけばよかったとならないように、

“メメント・モリ”を忘れないように『今』の幸せをみつけられるようにサポートしたいです。

また自分自身も今の幸せにフォーカスして生きていきます。



30年振りのユーフォニュームと母の言葉

2022-11-17 06:40:00 | 日記
中学1年生の娘は吹奏楽部に入り、ユーフォニュームを担当しています。

私も小学5年生の時ユーフォニュームを吹いていました。
熱心な先生がいて県大会で優勝して地方大会までいきました。

娘がコロナ関係で学校が一昨日、昨日と休みでした。

それで練習のため楽器を家に持って帰っていました。

私は嬉しくなり30年振りに吹いてみました。

ドレミファソラシドは吹くことができピストンの指も覚えていました。
音色は美しいには程遠いですが。。。

吹奏楽は本当に楽しい記憶です。

個人で吹くのも楽しいし、皆んなで合わせて曲が上手く仕上がると鳥肌ものです。

また楽器をやりたくなりました。
小学生の頃といえ経験していて本当によかったです。

中学生に上がるとき、私は吹奏楽部に入るか、バスケ部に入るか迷っていました。

迷っている私に母は言いました。

「あなたはもう吹奏楽の楽しさは知っているから、今度はバスケットの楽しさを味わってみたら?」

決め手が母の言葉であったか覚えていませんが、人にとって経験が財産になることを母は知っていたのでしょう。

経験の数が多い事が最良ではないと思いますが、短い期間であれ経験しているのとしていないのでは意味が格段に違うと感じます。

どっちをするか迷う時はどっちを選択しても経験はできるのでいいですが、

やるかやらないか迷う時ははやってみた方が絶対いいと考えています。

経験をして失敗だったとしても、それが学びとなるからです。

また経験に年齢は関係ないですね😊


失敗も経験。みんなそんな感じ。

2022-11-16 06:31:00 | 日記
昨日、中学1年生の娘が部活用のジャンバーの代金を先生に渡し忘れていて(もう数ヶ月期限が過ぎていました💦)ひと騒動ありました。

一昨日は参観日の手紙を出し忘れていて一騒動ありました。

2日連続で学校に電話して謝罪しました。

提出物は先生と娘、娘と親との約束(出すという取り決め)であり、出さないことは約束を破ることになる。

お金の扱い方

忘れないようにするにはどうしたらいいのか。

自分で考えてもらえるようにゆっくり話をしました。

どこまで伝わったか分かりませんが、親が謝罪して済んでいる間はいいですが、自立して大きな失敗をしなければいいと心配になります。

学校の先生に電話して謝罪すると、先生は

「何事も経験ですよ。みんなそんな感じですよ。」と明るくお話しされました。

確かに私が何を言うよりも忘れた経験自体が彼女のルーズな弱点克服につながるかもしれません。

確かに私も初めから今のようにできたわけではありません。

一つの失敗や成功で一喜一憂するのではなく、どちらも子どもたちにとっては良い経験なのでどんどん経験を積んでもらい成長して欲しいです。

親はそのサポートをするのみです😊

五体不満足

2022-11-15 06:43:00 | 
私の父親は左手がありません。

私から見ると、靴ひもを結べないことや、手袋の片方が無駄になる事などを除けば普通に生活しています。

この本が書かれたのは1998年。いまから24年前です。

同時父親がこの本を読んで、この本に共感できないと言っていたのを覚えています。

その事があるので何となく読みたいと思っていましたが買うまでは至らず機会を伺っていました。
最近、妻の実家にある事が分かり、前に義母が家に来た時に持ってきてもらいました。

本の内容は題名が“五体不満足”とインパクトがありますが、あまり障がいがメインになっている印象はありません。

乙武さんの人生の出来事を面白おかしく書いてあります。

メッセージは“障がいの有無はあまり大きな意味をなさない”という風に私は捉えました。

父親が何故共感出来なかったのかは、何となく分かるような気がします。

私の父親は自分に自信がありモテた事もよく自慢しているようなタイプの人です。

乙武さんも同じタイプですが、父親と比べると、当然乙武さんの方が華々しい活躍をされています。

きっと嫉妬心から共感できないと私に言ったのだと思います。

それともう一つ。この本は乙武さんの性格や環境もあるのでしょうが、障がいによるネガティブな内容がほぼ書かれていません。

共感を得るにはネガティブな内容も書いた方が良かったのかもしれません。

きっと乙武さんは同じ障がい者だけに向けてではなく、子どもを含め多くの人に読んでもらいたかったのでしょう。

ネガティブな面を文章で伝えるのではなく、ポジティブな面を書き、生き様を見せることで心のバリアフリー(文中で使われていた言葉です)を進めたかったのだと思います。

障がいがあってもパワフルに素敵に生活をしている乙武さんと父親は私にとっては尊敬できる人生の先輩です。

きっと2人は障がいがなくても同じように人生を謳歌したことでしょう。