4月23日(月)「イギリス風景画の巨匠 ターナー 風景の詩」プレス内覧会に行ってきました。
於:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 http://www.sjnk-museum.org/
18時からギャラリートークが始まりました。
右端の方:スコットランド国立美術館群 総館長 ジョン・レイトン卿
左端の方:郡山市立美術館 主任学芸員 富岡進一氏(本展日本側監修者)
なお、撮影は主催者から特別の許可を得たものです。
展示構成
第1章 地誌的風景画
第2章 海景-海洋国家に生きて
第3章 イタリア-古代へのあこがれ
第4章 山岳-新たな景観美を探して
メインヴィジュアルになっている 《ソマーヒル、トンブリッジ》1811展示
中央の館の主から、館内を飾るために注文されたものだとか。 この館は今も残っているそうだ。 遠近を活かした構図がいい。
《フォントヒル・アベイの東景、真昼》
《ランカスタ-水道橋からの眺め》 《ヨークシャーのカーリーホール、家路につく牡鹿狩りの人々》
《ストーンヘンジ、ウィルトシャー》1829 エッチング、、ライン・エングレーディング 《ストーンヘンジ、ウィルトシャー》1827-1828 水彩、紙
左側の版画は、右の水彩画をもとに版画にしたもの。
《カンバーランド州のコールダーブリッジ》1810展示
《ボスカースル、コーンウォール》1825 《風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様》1802展示
「 ヴィニェット」と呼ばれる書籍の挿絵の形式の一つ。 ターナーは、挿絵の制作を多く依頼されている。
ピクチャーレスク(絵になる)シリーズの版画。 紙の劣化にもめげず、版画が綺麗でした。
《モンテ・マリオから見たローマ》 イタリア旅行後は、色調が明るくなっているとのこと。
《風景ータンバリンを持つ女》1840-50頃
《ボッカチオの庭(鳥かご》1830 《ネッカー川対岸から見たハイデルベルク》1846
《サヴォアの風景》1802-20 《ノイハウスの船着場から見たトゥーン湖、スイス》1802
ターナーを見たのは初めてです。 日本の竹内栖鳳にも影響を与えたイギリスの巨匠なんですね。
会場入り口には、記念写真コーナも設置されています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます