光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

「ターナー風景の詩」展 内覧会に行って

2018年05月03日 | アート 西洋画

 4月23日(月)「イギリス風景画の巨匠 ターナー 風景の詩」プレス内覧会に行ってきました。

於:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 http://www.sjnk-museum.org/ 

 

 

 


18時からギャラリートークが始まりました。

右端の方:スコットランド国立美術館群 総館長 ジョン・レイトン卿

左端の方:郡山市立美術館 主任学芸員 富岡進一氏(本展日本側監修者)

なお、撮影は主催者から特別の許可を得たものです。

 

 

 

展示構成

第1章 地誌的風景画

第2章 海景-海洋国家に生きて

第3章 イタリア-古代へのあこがれ

第4章 山岳-新たな景観美を探して




メインヴィジュアルになっている 《ソマーヒル、トンブリッジ》1811展示

中央の館の主から、館内を飾るために注文されたものだとか。 この館は今も残っているそうだ。 遠近を活かした構図がいい。

 

 

 

 

 《フォントヒル・アベイの東景、真昼》 

 

 



《ランカスタ-水道橋からの眺め》                                    《ヨークシャーのカーリーホール、家路につく牡鹿狩りの人々》

 

 

 

 

 

《ストーンヘンジ、ウィルトシャー》1829 エッチング、、ライン・エングレーディング   《ストーンヘンジ、ウィルトシャー》1827-1828 水彩、紙

左側の版画は、右の水彩画をもとに版画にしたもの。

 

 

 

 

 

 《カンバーランド州のコールダーブリッジ》1810展示                                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《ボスカースル、コーンウォール》1825                        《風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様》1802展示

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 ヴィニェット」と呼ばれる書籍の挿絵の形式の一つ。 ターナーは、挿絵の制作を多く依頼されている。

 

 

 

 

 

 ピクチャーレスク(絵になる)シリーズの版画。  紙の劣化にもめげず、版画が綺麗でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《モンテ・マリオから見たローマ》  イタリア旅行後は、色調が明るくなっているとのこと。

 

 

 

 《風景ータンバリンを持つ女》1840-50頃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《ボッカチオの庭(鳥かご》1830                        《ネッカー川対岸から見たハイデルベルク》1846

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《サヴォアの風景》1802-20                        《ノイハウスの船着場から見たトゥーン湖、スイス》1802

 

 

 

 ターナーを見たのは初めてです。  日本の竹内栖鳳にも影響を与えたイギリスの巨匠なんですね。

会場入り口には、記念写真コーナも設置されています。

 


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