光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

「全員巨匠!フィリップス・コレクション展」ブロガー内覧会から

2018年11月06日 | アート 西洋画

 11月1日(木)「全員巨匠!フィリップス・コレクション展」のブロガー内覧会に行ってきました。

 展覧会のフライヤです。 

 

 

 

18時から受付開始で、少し早く着いたため、三菱1号館美術館の外観をスマホで撮影。

 

 

 

 最初に、この美術館のミュージアムストアの代表の方から、「フィリップス・コレクション 1/12再現ミニチュアギャラリー」の紹介。

下の写真の下段に並んでいる作品のミニチュアがそれで、全部で64種類。 今回の展示では、こうしたグッズにも力を入れているようです。

 

 

 

なんと、フィリップス邸のなかをミニチュアで再現! 国内の作家に制作を依頼したとかで、精巧なつくりに驚きました。

 

  

 

 

 さて、展示の紹介です。  展示順は、フィリップス・コレクションの作品取得順というのがユニーク。 

見終って、なるほどと思いました。

作品キャプションの左上の数字が、フィリップス・コレクションのカタログ番号、中段の白抜き数字が

作品取得年にもとづく展示順の番号です。  モネがトップです。

 

 



ドーミエです。 コレクションの創始者、ダンカン・フィリップスは、ドーミエが気に入っていたようです。

 

 




クールベの「地中海」。  色合いがいい。

 

 

 

 

  

 

 シスレー、雪の風景が、うまく表現されている。

 

 

 


シャルダンの作品。 フィリップスが特にお気に入りの作品です。 私は、西洋画の写実的な静物画には、関心がない

のですが、この作品にはサムシングを感じます。

 

 

 

 フィリップス・コレクションは、ボナール作品を多く所蔵しているようで、今回は4点、出品されている。 

10月7日にボナール展(国立新美術館)も見たので、最近、一番見た画家になります。

 

 

 

 

 クールベのこの作品、岩山のマッシブさ、爽やかな色合いがいい。

 

 

 

  

 

コレクションの創始者 ダンカン・フィリップスとその邸宅(現美術館)

          ↑ 1920年頃                                      ↑ 1900年頃    

 

 

 

展示作品の間に、フィリップス邸での展示状況と、ダンカン・フィリップスの言葉が掲げられています。

このブログでは、邸宅内での写真を中心にフォローします。

 

 

 

 

 セザンヌの自画像。 自画像を描くとき、照れとか見栄とか、俗人は気になると思うのですが

セザンヌはストーレートに描いているように感じる。

 

 

 

 

 ボナールの2点目。

 

 

 

 

 

 三菱1号館美術館で、一番大きな展示室。ここで担当学芸員の安井裕雄氏のトーク。(ナビゲータは「青い日記帳」のTakさん)

ブロガーも50人近くが参加。 写真左側の壁面には、撮影禁止の作品が多く、その中にマイベストのピカソの塑像作品《道化師》がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ルソーの絵は、ミントガムを噛んでいるような気になる。

 

 

 

 ボナール3点目。《棕櫚の木》

 

 

 

 ボナール4点目。《開かれた窓》

 

 

 

 ゴッホ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セザンヌ。  何でもない静物や、風景をアートにする表現力に感嘆・脱帽。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ダンカン・フィリップスの妻マージョリーは、画家で、作品の購入決定に大きな影響力があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モランディの作品は、初めて実物を見ました。 確かに、芸術作品として後世に残りますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャコメッティの《モニュメンタルな頭部》も、すごく存在感がある作品でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 マティスの作品で、紹介を終わります。

 

 


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