仲間に殺された性格温順な雛。 仲静の死を見つめる眼差しに畏怖と優しさを感じます。
(右から読む文章には違和感がありますね)
鵯(ひよどり)及び2羽の鳥の死にも同様な慈愛を感じます。
大正8年頃の動物を描いた作品。 犬の可愛さ、静物の細密な写生、仲静の絵の骨格は伝統的な日本画であることは間違いない。
そして、パンフレットにも刷られた<猫>。 この絵の猫の顔、続いて示す、仲静の自画像に似ている。
<夜の肖像> 大正10年(1921)頃 <自画像> 大正10年(1921)頃
同じく大正10年頃の自画像。 左下は素描(自画像)
右の作品は、キリリとしたものを感じさせますが、左の2作品はデロリの匂いぷんぷんです。
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