彦根城の表御殿の紹介です。
藩政の庁舎としての表向き(現在は博物館)と、藩主が日常生活を行う奥向きの二つで構成されている。
写真(再掲)は、中央の建物が表向きとなり現在は、博物館や奥向きの玄関。
なお、表御殿で、当時の建物が残っているのは能舞台だけで、ほかはすべて復元再建されたもの。
能舞台も、明治になって一旦、寺に移築され、その後、こちらに戻ってきている。
江戸城本丸の御殿にも能舞台があり、武家の生活に、能が深く入り込んでいたのがわかります。
舞台の屋根越しに見えるのは、本丸の石垣です。
御殿の半分を占める奥向きです。 トルコのトプカピ宮殿も、政庁とハーレムが続いていました。
下の説明文の右端が切れてすみません。
藩主の茶室にあたる天光室。
御座之御間
御座之御間の縁側から見た天光室と庭。
寝室
階段を上る高御廊下(たかおんろうか)。 この先は、奥座敷になります。
藩主のくつろぎの間「御亭(おちん)」
西円寺壁と庭。
玄関に戻る途中に展示がありました。
井伊直弼の書状
彦根城を見終えると、昼過ぎになっており 、城近くの蕎麦屋「鶴亀庵」でざるをいただき、その2階にある喫茶「虎徹」へ。 鶴亀庵で食事をすると飲み物が半額になる
のと、グレゴリオ聖歌が響く喫茶という宣伝文句に魅かれて。
窓の外は彦根城の南側の石垣。
グレゴリオ聖歌の音量は小さかったのですが、厳かで透き通った雰囲気を醸し出していました。 スピーカは天井と壁に。 懐かしいヤマハのスピーカーだった。
コーヒーと一緒にいただいたのは、リンゴアイス。
喫茶店をでると、強い雨に変わっていました。 天守閣を遠望しながら、タクシーに乗り、母の墓参へ急ぎました。
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