9月19日(土)は、朝から快晴。
永青文庫の春画展初日→東京国立近代美術館本館→同工芸館→東京国立博物館
と行脚、アート三昧の一日でした。
まず春画展。 開催場所の永青文庫は初めて。
地下鉄東西線の早稲田で降りて、歩いて13分ほど。
神田川にかかる橋の手前に来ました。 橋の向こうは目白台地で崖が緑豊かです。
橋から、東側を撮影。 中央のビルはホテル椿山荘。
崖の坂道は、胸突坂という名、なるほど。 坂を半分上って振り返った写真。 人が集まっているのは、左側の関口芭蕉庵を訪れた方々。
坂はもう少し続きます。
永青文庫の入口。 この写真は見学後の撮影で11時10分。 入場は10時15分でした。 18禁です。
和服の女性など、女性も多かった。
永青文庫の玄関。 江戸時代から続く肥後細川家の家政所(事務所)だった建物とのこと。
春画展のリーフレット。
喜多川歌麿「ねがいの糸口」部分 大判錦絵 寛政11年(1799)
当然、会場内は撮影禁止 リーフレット裏面の歌麿の名作を掲載。
傑作といわれる歌麿の上記作品「歌満くら」や、鳥居清長の「袖の巻」、月岡雪鼎の「四季の巻」、北斎の作品はさすが
だと思いましたが、その他は見ていると、飽きて退屈になります。
一昨年の大英博物館での春画展以来、日本でもやっと公に展示できるようになってきました。
昨年も東洋文庫で小規模ですが、春画の展示を観ることができました。
会場内は、混雑していて夫婦連れや、若い女性グループも多く、クスクス笑いが聞こえていました。
江戸時代は、笑い絵とも呼ばれた春画、そんな感覚で見るものでしょう。
しかし、アートになった傑作春画は、強烈なオーラを放っていました。
横浜美術館で、蔡国強さんが月岡雪鼎の春画をモチーフにした火薬絵画を見ましたが、現代の感覚で
取り組めば、春画の新たな展開が期待出来そうです。
さて、見学後、胸突坂を降りていきます。
関口芭蕉庵に入ってみました。 芭蕉が、神田上水の改修工事の役人として、三年間ほど住んだ庵とのこと。
木々に覆われた園内。
奥にムクゲの花。
台地の崖面なので、湧水があるようです。
句碑もいくつか建っていましたが、撮影はせず、先を急ぎました。 11時20分。
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