光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立近代美術館(2012.3.3)  今村 紫紅、岸田劉生、小杉 放菴

2012年03月09日 | アート 日本画

今村紫紅の絵巻物模写で伴大納言絵巻(其一)
模写なので、原本の剥がれなどもそのままうつされており、なかなか雰囲気があります。



以下はウィキペディアからの引用です。


応天門の変における、大納言伴善男の陰謀を描いた作品で、



  1. 放火され、炎上する応天門

  2. 無実の罪で捕らえられる左大臣源信と、嘆き悲しむ女房

  3. 舎人の子供の喧嘩から、真犯人が発覚

  4. 伴善男を捕らえる検非違使の一行

という構成になっている。


 


色や線が躍動しています。  また、当時の人は、ほとんど裸足ですね。



 



炎上する応天門、火と煙の描き方に唸るものがあります。



 



 


 岸田劉生は前回、寒山拾得の絵を紹介しましたが、その屏風と対になっているものです。
洋画も日本画も達者なものです。



 


 小杉 放菴は知らなかったのですが、伝統的な日本画手法で丁寧に描いています。


 

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