光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

前田昌良 新作展 -ひそやかな一歩ー

2018年11月29日 | アート 現代美術

 「 前田昌良 新作展 -ひそやかな一歩ー」

に行ってきました。(11月26日(月))

 私が通っている絵画教室の先生の作品展で、昨年6月以来の個展です。 

 案内状の表裏を、ポスターとして入り口に掲げていました。

絵と立体がマッチしていい雰囲気です。

 

 

 

 会場内の展示状況です。

     正面の絵    《塔のある街》 F6 油彩/キャンバス 2018年

     右の立体作品  《ひそやかな一歩 Ⅰ》 17cm  2018年

なお、今回の写真は、部屋の照明等で、ベージュっぽい色になっています。 いつもは自然光に近づけるよう補整するのですが

今回は、このままでも雰囲気がいいので、色補整はほとんどしていません。



正面奥の、絵画と立体作品が並んだコーナー


 



今回のテーマである”ひそやかな一歩” には三つのバージョンがあります。

それぞれに古色がでて、面白い雰囲気です。

 


 


 第2バージョン《ひそやかな一歩 Ⅱ》  20cm  2018年

 


 

 

第3バージョン 

 

 



 左の作品 《聖堂―2》 F0 油彩/キャンバス  2018    右は既出の《塔のある街》

 



《聖堂―2》のクローズアップ



左の作品 《聖堂-3》 と右の作品 《星を運ぶ船-6》

バージョン番号が示す通り、それぞれ、シリーズ作品です。

 

 

 

 

《星を運ぶ船-6》のクローズアップ。  6号変形  油彩キャンバス 2018





星を運ぶ船の立体作品 

 




左 《ささやかな願いのための小さな祭壇》 2018年

右 《星を運ぶ船-5》 F6  油彩キャンバス 2018 



《ささやかな願いのための小さな祭壇》をクローズアップ


 



左 《坂道のある風景》 P8  油彩/キャンバス 2018

右 《夜のしじま》 F6 油彩/キャンバス 2018 

  ※ 壁面に砂の層のようなモアレ現象がおきていますが、カメラ撮影上の現象で実際には普通の壁面です。




《湖に続く道―2》P4 油彩/キャンバス 2018





左 《星を運ぶ舟―2》P6油彩/キャンバス 2018

右   《湖に続く道―1》P4 油彩/キャンバス 2018



 


《ヤマボウシの花の咲く頃》 F20 油彩/キャンバス  2018



 


立体作品

《羽ばたく天使》 2018




《いつか花は散る》 2018年



逆さにすると、花が回転しながら落ちていきます。 



 高い工作精度がないと、こんなに回転しながら花は落ちないので、その技にも驚き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最近の現代美術は、映像やインスタレーション作品が多く、見る私にとっては面倒くさくて、疲れることが多い。

もちろん、それなりのインパクトはあるのですが。  その点、この展覧会の作品は、ストレートに心に入ってきます。

また、小さな針がね仕掛けで可愛らしい動きをしたり、見て楽しい作品が多い。 立体作品の人形の表情も独特で、アート

を感じます。 おすすめの作品展です。


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