「 前田昌良 新作展 -ひそやかな一歩ー」
に行ってきました。(11月26日(月))
私が通っている絵画教室の先生の作品展で、昨年6月以来の個展です。
案内状の表裏を、ポスターとして入り口に掲げていました。
絵と立体がマッチしていい雰囲気です。
会場内の展示状況です。
正面の絵 《塔のある街》 F6 油彩/キャンバス 2018年
右の立体作品 《ひそやかな一歩 Ⅰ》 17cm 2018年
なお、今回の写真は、部屋の照明等で、ベージュっぽい色になっています。 いつもは自然光に近づけるよう補整するのですが
今回は、このままでも雰囲気がいいので、色補整はほとんどしていません。
正面奥の、絵画と立体作品が並んだコーナー
今回のテーマである”ひそやかな一歩” には三つのバージョンがあります。
それぞれに古色がでて、面白い雰囲気です。
第2バージョン《ひそやかな一歩 Ⅱ》 20cm 2018年
第3バージョン
左の作品 《聖堂―2》 F0 油彩/キャンバス 2018 右は既出の《塔のある街》
《聖堂―2》のクローズアップ
左の作品 《聖堂-3》 と右の作品 《星を運ぶ船-6》
バージョン番号が示す通り、それぞれ、シリーズ作品です。
《星を運ぶ船-6》のクローズアップ。 6号変形 油彩キャンバス 2018
星を運ぶ船の立体作品
左 《ささやかな願いのための小さな祭壇》 2018年
右 《星を運ぶ船-5》 F6 油彩キャンバス 2018
《ささやかな願いのための小さな祭壇》をクローズアップ
左 《坂道のある風景》 P8 油彩/キャンバス 2018
右 《夜のしじま》 F6 油彩/キャンバス 2018
※ 壁面に砂の層のようなモアレ現象がおきていますが、カメラ撮影上の現象で実際には普通の壁面です。
《湖に続く道―2》P4 油彩/キャンバス 2018
左 《星を運ぶ舟―2》P6油彩/キャンバス 2018
右 《湖に続く道―1》P4 油彩/キャンバス 2018
《ヤマボウシの花の咲く頃》 F20 油彩/キャンバス 2018
立体作品
《羽ばたく天使》 2018
《いつか花は散る》 2018年
逆さにすると、花が回転しながら落ちていきます。
高い工作精度がないと、こんなに回転しながら花は落ちないので、その技にも驚き。
最近の現代美術は、映像やインスタレーション作品が多く、見る私にとっては面倒くさくて、疲れることが多い。
もちろん、それなりのインパクトはあるのですが。 その点、この展覧会の作品は、ストレートに心に入ってきます。
また、小さな針がね仕掛けで可愛らしい動きをしたり、見て楽しい作品が多い。 立体作品の人形の表情も独特で、アート
を感じます。 おすすめの作品展です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます