本間家旧本邸に、午後4時前に到着。
閉館時間まで30分ということで、邸内説明の最後の組に滑り込みました。
長屋門です。 いい木を使っているのが、素人でもわかります。 なお、邸内は撮影禁止のため、外観のみになります。
表玄関と伏龍の松(樹齢400年以上の赤松で、本間家では門かぶりの松と呼んでいる)
庭。 規模は小さいながらも、諸国から北前船で運んだ銘石などを配して、質が高そうです。
パンフレットです。 日本一の大地主だったので、もっと大きな邸宅もできたのでしょうが、華美を排して
地域・社会に貢献するという、近江商人的なコンセプトが感じられました。 長く続いたのも、そのせいでしょう。
どの部屋も、コンパクトでしたが、素材にすごくいいものを使っていました。
旧本邸と道路向かいにある「お店(たな)」
「お店」は、本間家初代原光の「新潟屋」開業以来、本間家が代々商いを営んだ場所です。
手前には、行灯などの照明具、奥には消火用の竜吐水など。 左端の行灯は、小堀遠州が考案したものとか。
中は結構広い。
帳場とその奥の庭。
帳場。
金庫が貫録!
大きい金庫の、ダイヤル錠
薬の看板。 この看板を見ると、効きそうな気がしますね。
昔の写真。 六角灯台が最上川河口にある。 外国船のような気がします。
大火の多かった酒田、本間家の当主は火災予防に細心の注意を払っていることがわかります。
翌日(4月19日)の朝、本間家旧本邸の前のバス停から、土塀を撮影。
上の土塀に続く、北西に面した旧本邸の土塀、土蔵やタブノキ。 これらが昭和51年の酒田大火から旧本邸を守った。
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