本日は創刊のアリス新刊で
四谷シモーヌさん『プリンスは悪魔の前に跪くか』
学園のプリンスとして君臨する主人公は名家の御曹司でもある。
何事にも恵まれた彼だったが、ある日両親が破産して彼だけが
取り残された彼の前に現れたのは父の借金相手の息子で!?
今回新レーベルという事で
初出の新書のイラストに加えて
門地さんの新イラストが沢山増量されているのも見所
広大な敷地の中で幼稚舎から高等部までの一貫した教育をかかげ、
名門の子弟や元華族の血縁ばかりを選んで入学させる学園は
世が世ならプリンス、プリンセスと呼ばれる生徒達で一杯。
その中でも受様は容姿端麗でスポーツ万能、
常に成績はトップな上に
世界的にも知られた橘グループの御曹司となれば
受様が学園の「プリンス」と呼ばれるのは当然で
受様が17才の誕生日を迎えた日、
将来の重責を担う覚悟は有っても挫折を知らず、
周りのお膳立てを当然のものとしていた受様の前に
全てが完璧といえる男が現れます。
アメリカで成功したコンピューターメーカーのオーナー子息。
整った顔立ちと本場仕込の流暢な英語の発音、
数学や物理は大学レベルとの噂される新入生が攻様ですね。
出る杭を叩こうと攻様に声をかけますが、
学園のプリンスが話しかけているというのに無反応の攻様。
受様がプリンスとしてちやほやされるのは
橘グループの跡取りだからで
自慢の顔だってタヌキそのものだと言い放ち、
本格的なディープキスで腰砕けにされてしまいます。
受様には正に青天の霹靂
しかも帰宅した彼を待っていたのは
橘グループの資産がすべて差し押さえられ、
両親が夜逃げをしたという衝撃の事実と、
差し押さえた張本人の息子である攻様
見返りの無い親切はしないという悪魔な攻様、
受様の生活を送る条件としたのは自分の奴隷になる事で
しかも所詮はお坊ちゃま育ちの受様に出来る事は、
攻様の寂しい夜を慰める夜のお相手のみ
この後は受様の家出やお仕置き混じりの初H、
総裁選の行方を絡めつつ、
更なる衝撃の告白による大団円へと続きます。
意地っ張りだけ根が素直で真っ直ぐな受様が
一喜一憂する様だけではなく、
意地悪だけど本当は淋しがり屋の攻様が
誰かに関わる事の幸せに気付いて
受様に惹かれていく様子も楽しいですよ
著者もレーターさんもお気に入りのこのシリーズ、
続巻では攻様の昔の男がやってきってスッタモンダするので
ぜひともこのまま全巻復刊して欲しいですね
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四谷シモーヌさん『プリンスは悪魔の前に跪くか』
学園のプリンスとして君臨する主人公は名家の御曹司でもある。
何事にも恵まれた彼だったが、ある日両親が破産して彼だけが
取り残された彼の前に現れたのは父の借金相手の息子で!?
今回新レーベルという事で
初出の新書のイラストに加えて
門地さんの新イラストが沢山増量されているのも見所
広大な敷地の中で幼稚舎から高等部までの一貫した教育をかかげ、
名門の子弟や元華族の血縁ばかりを選んで入学させる学園は
世が世ならプリンス、プリンセスと呼ばれる生徒達で一杯。
その中でも受様は容姿端麗でスポーツ万能、
常に成績はトップな上に
世界的にも知られた橘グループの御曹司となれば
受様が学園の「プリンス」と呼ばれるのは当然で
受様が17才の誕生日を迎えた日、
将来の重責を担う覚悟は有っても挫折を知らず、
周りのお膳立てを当然のものとしていた受様の前に
全てが完璧といえる男が現れます。
アメリカで成功したコンピューターメーカーのオーナー子息。
整った顔立ちと本場仕込の流暢な英語の発音、
数学や物理は大学レベルとの噂される新入生が攻様ですね。
出る杭を叩こうと攻様に声をかけますが、
学園のプリンスが話しかけているというのに無反応の攻様。
受様がプリンスとしてちやほやされるのは
橘グループの跡取りだからで
自慢の顔だってタヌキそのものだと言い放ち、
本格的なディープキスで腰砕けにされてしまいます。
受様には正に青天の霹靂
しかも帰宅した彼を待っていたのは
橘グループの資産がすべて差し押さえられ、
両親が夜逃げをしたという衝撃の事実と、
差し押さえた張本人の息子である攻様
見返りの無い親切はしないという悪魔な攻様、
受様の生活を送る条件としたのは自分の奴隷になる事で
しかも所詮はお坊ちゃま育ちの受様に出来る事は、
攻様の寂しい夜を慰める夜のお相手のみ
この後は受様の家出やお仕置き混じりの初H、
総裁選の行方を絡めつつ、
更なる衝撃の告白による大団円へと続きます。
意地っ張りだけ根が素直で真っ直ぐな受様が
一喜一憂する様だけではなく、
意地悪だけど本当は淋しがり屋の攻様が
誰かに関わる事の幸せに気付いて
受様に惹かれていく様子も楽しいですよ
著者もレーターさんもお気に入りのこのシリーズ、
続巻では攻様の昔の男がやってきってスッタモンダするので
ぜひともこのまま全巻復刊して欲しいですね
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