真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

日々のちょっとした楽しみに・てんてんの書籍買物&萌review♪
ブログ内キーワードは【ブックマーク】からGO!

可愛い猫鬼に魅了され『冥花愛娼―紅猫の花嫁』

2009-04-19 | 読了本review
《GW間近!気分も爽やかに若葉のテンプレートに変更》

本日はアリスの新刊で

矢城米花さん『冥花愛娼―紅猫の花嫁』
 猫鬼である受様は主人に言われるまま、悪徳商人を色香で惑わす
 役割を担っている。ある日、気ままに外に出て男達に暴行されかけた
 所を旅の退魔師に助けられるが、彼は猫鬼を祓うのが生業で?!
 
退魔師が活躍する中華風活劇ファンタジーです。
受様が猫鬼なのでケモ耳という流行も押えた本作、
プラチナ&アリスの特典欲しさに購入した1冊で、
矢城さんは初めてだったのですが当り
かなり面白かったです

若いが腕は一級の旅の退魔師の攻様と
娼婦として人を惑わす猫鬼の受様のカップリング。

老人衰弱死事件絡みで出合った二人が、
スッタモンダの末にラブラブにという展開ですが、
猫鬼のくせに色気が乏しく恨みの念が無い受様は
素直すぎる性格とあいまって無邪気で可憐な生娘風。

天賦の才で数々の荒事をこなし、
魔物の邪気はもちろん商売女からの誘惑の周波にも
常人よりもはるかに耐性がある攻様も
まん丸いデカ目で下からじーと見つめられれば
俺が護らなくてどうするんだ状態

袋とじ企画も売りな新レーベル。
本作は受様が花嫁姿でかわゆく攻様を誘う短編です

旅の退魔師なので各地で事件解決するなら
まだまだ続いていけそうなシリーズです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする