一輝は、かつては肩を並べ、対等に渡り合った男であった。
だが今は、気遣われ、護られるしかない自身であった。
この傍若無人な男が、氷河の前では、タバコも喫わない。
「それに、カラオケ店が危険な場所など、頭の硬いジジィの発想だ」
「ジジィか…」
一輝は嗤った。
「爺(じじい)というのは、老年の男の総称だ、日本語は正しく使え」
一輝は氷河の唇の輪郭を、親指でそっとなぞった。
「まさに、お前のことだな」
氷河は口角を上げ、一輝を見つめた。
「どうも、口で言っただけでは解らんようだな…」
一輝は氷河の脚を抱きかかえた。
「やめろ、なにを…」
猛ったものを押し当てられ、氷河は顔色を失っていた。
「オレがジジィかどうか、お前の身体で確かめろ」
一輝が先ほどの行為で柔らんだそこに、自らの欲棒を押し込んだ。
「いッ! やめろッ」
どこまでも入り込もうとするそれから逃れるように、氷河は身を捻った。
「なら、取り消せ。オレはジジイではないと、そして、その言葉は二度と口にするな」
一輝は先端を埋没させたまま、氷河を見つめた。
「イヤだ、お前が年寄りじみた説教をするから、わる――ッ」
悪いと言う前に氷河は一気に、一輝の欲棒に最奥まで貫かれていた。
「解った、氷河…」
一輝は根元まで突きたてたものを半分ほど抜き、腰を揺らめかせた。
内壁で暴れる欲棒の感触に、氷河は大きく息を吐き、身を仰け反らせた。
「これからオレは、全身全霊を傾けてお前を抱く、詫びるのなら今のうちたぞ」
一輝は氷河の双丘に手を沿え、持ち上げるようにして腰の抜き差しを始めている。
「うるさい、誰が…」
その後に続く言葉は、一輝の行為によって妨げられていた。
一輝は氷河の両脚を揃えて戒め、密着部に体重をかけるようにして圧し掛かっている。
更なる密着に氷河は激しく首を振り、手首を戒めているロープを握り締めた。
「続く」
だが今は、気遣われ、護られるしかない自身であった。
この傍若無人な男が、氷河の前では、タバコも喫わない。
「それに、カラオケ店が危険な場所など、頭の硬いジジィの発想だ」
「ジジィか…」
一輝は嗤った。
「爺(じじい)というのは、老年の男の総称だ、日本語は正しく使え」
一輝は氷河の唇の輪郭を、親指でそっとなぞった。
「まさに、お前のことだな」
氷河は口角を上げ、一輝を見つめた。
「どうも、口で言っただけでは解らんようだな…」
一輝は氷河の脚を抱きかかえた。
「やめろ、なにを…」
猛ったものを押し当てられ、氷河は顔色を失っていた。
「オレがジジィかどうか、お前の身体で確かめろ」
一輝が先ほどの行為で柔らんだそこに、自らの欲棒を押し込んだ。
「いッ! やめろッ」
どこまでも入り込もうとするそれから逃れるように、氷河は身を捻った。
「なら、取り消せ。オレはジジイではないと、そして、その言葉は二度と口にするな」
一輝は先端を埋没させたまま、氷河を見つめた。
「イヤだ、お前が年寄りじみた説教をするから、わる――ッ」
悪いと言う前に氷河は一気に、一輝の欲棒に最奥まで貫かれていた。
「解った、氷河…」
一輝は根元まで突きたてたものを半分ほど抜き、腰を揺らめかせた。
内壁で暴れる欲棒の感触に、氷河は大きく息を吐き、身を仰け反らせた。
「これからオレは、全身全霊を傾けてお前を抱く、詫びるのなら今のうちたぞ」
一輝は氷河の双丘に手を沿え、持ち上げるようにして腰の抜き差しを始めている。
「うるさい、誰が…」
その後に続く言葉は、一輝の行為によって妨げられていた。
一輝は氷河の両脚を揃えて戒め、密着部に体重をかけるようにして圧し掛かっている。
更なる密着に氷河は激しく首を振り、手首を戒めているロープを握り締めた。
「続く」