JINX 猫強

 オリジナルとかパロ小説とかをやっている猫好きパワーストーン好きのブログです。
 猫小説とか色々書いています。
 

踏まれ屋

2013-09-19 02:27:00 | ノンジャンル
 皆さん、当たり屋って知ってます?
 走行中の車に、自分から当たってきて、示談金を巻き上げる人です。

 家にも似たようなのがいます。




 この長い尻尾が曲者です。


 料理に気を取られている時に、後ろにひっそりと立ち、尻尾を私の歩きそうな所に敷いておくのです。

 そして、私が運悪く踏んでしまうと「フンギャー!」という声で鳴きます。

 私は料理(というか火に気を取られています)縁(エニシ)は私をガン見です。

 なのに、尻尾を踏まれてしまいます。

 このネコは防衛本能って、どこに落としてきちゃったんでしょうか?

ネコが犬みたくなっちゃいます

2013-09-17 01:27:00 | ノンジャンル
 私は人生の半分以上の歳月をネコたちと暮らしています。
 きっと、これからも飼い続けるでしょう。
 それは、いただきものだったり、落ちていたり(ネコは捨ててはいけません)

 そんな私がネコに抱くイメージは--

 孤高でした。
 
 名前を呼んでも来ない(これは当然・むしろ、お前が来いみたいな感じです)

 でも、少し前から少し見方が変わってきました。

 


 まず、私の行くところ、行くところ、付いてきます。
 しかも足に纏わりつくので危ないことこの上ありません。

 部屋にエアコンを入れていて、違う部屋に本をとりに行き、そのまま読みふけっていると、いつの間にか傍に居たりします。
 寒いのだから、エアコンのある部屋に入ればいいのに、なんて思ったりします。

 ちなみに名前は縁(エニシ)といいます。オス猫です。



 こっちはちょっとネコっぽいです。

 いつも、ちょっと高いところだったり、出窓の所にいます。

 まぁ、ちょっとなら触らせてあげてもよくってよ。という時だけ近くにいます。

 でも、その行為にパソコンとか読書とかしていて気づかないとキレます。

 ものすごい声で鳴きます。

 最初は傷が痛いのか(5階相当の高さから落ちて大怪我をしたことがあります)と思って様子を見に行くと、スクっと立ち上がり、いきなり走りだし、背中越しにこちらを見て「追いかけてきなさいよ」という顔をします。

 でも、追い詰められると「いぢめる?」という顔で私を見ます。

 なにがしたいのか、よく解りません。

最近…

2013-09-05 01:47:00 | ノンジャンル
 ここ数年で、ものすごく視力が落ちました。
 あまりの視力の定価ぶりに、書類とかもメガネがないと読めません(まぁ、年齢的なモノなのですが)
 まぁ、字を読む、とわかっていればメガネを用意しているのですが、出先でコレを読んで、と言われるととても困ります。
 で、周囲にはこんな字も読めないの? と驚かれることがしばしばです。

 読めないんじゃあないの、見えないの。

 といっても、誰も信じてくれません。

 シクシク…。

 だれか、視力の良くなる方法を教えて--。

経費削減SS (一輝と猫22)

2013-09-03 03:25:00 | ノンジャンル
 瞼を開き、最初に目にしたのは氷河の顔であった。
 なぜだか解らぬが、氷河はとても不機嫌そうな表情をしていた。
「キサマ、なんのつもりだ」
 出し抜けに掛けられた言葉に、一輝は眉を顰めた。
 一輝は午睡から覚めたばかりであった。
 久し振りに熟睡はしたが、その夢の内容は、珍無類としかいいようのないものであった。
 猫が人間になり、食の改善を求めるとは--自分でも、よくあんな夢を見たものだと思う。
「いつまで呆けている気だ、しゃんとしろ、しゃんと」
 氷河の冷たい口調に、一輝は物思いから我に返った。
「誰が呆けておるだと? キサマ、オレを誰だと--」
「なら、コレはどういうことだ」
 氷河の視線を追うように部屋を見回した一輝は、自分で自分の顔色が変わるのが解った。
 部屋の中は竜巻が行き過ぎたような、見るも無残な変貌を遂げていた。
「これは…」
 一輝は自分の寝ていたベットと、部屋の惨状を見比べた。
 一輝は猫と化した老人に、闇の世界に誘(いざな)われたと思っていた。が、実際に誘われたのは精神だけで、肉体はここで眠っていただけ、ということが解った。
 一輝は闇の空間で、何度か老人に拳を叩き込んだ。
 精神と肉体はつながっているから、一輝は無意識のうちに部屋に拳を叩き込んでいたという事になる。
「見ろ、この有り様を。お前は呑気に眠っていて解らんだろうが、外にもガラスが吹っ飛んで、部屋もこの通りだ。人的被害はないが、ガス爆発か何かだと思われて、もうすぐ消防車がやってくる。いいか、よく聞け! 消防車が出動するということは、もれなく警察も一緒にやってくる、ということだッ!」
「いや、これには訳が…」
“怒り心頭”を絵に書いたような氷河に、一輝は声をかけた。
「訳? 寝ぼけた訳か? オレが知るかッ、この部屋はお前が片付けて、沙織さんへの言い訳もお前がしろッ」
 言いたいことだけを口にし、氷河は一輝に背を向けた。
「待て、お前はどこに…」
 バックを手にした氷河に、一輝は怯えた。
 部屋の片付けに、消防署と警察の事情聴取だという。そういう面倒なことは、氷河に任せることに一輝は決めているのだ。
「城戸邸だ、こんな場所で仕事が出来るかッ」
 一輝は着替えとパソコンを詰め込んだバックと、猫が入ったゲージを持ち、部屋を出る氷河の姿に目を見張った。
 ゲージの中で、猫は険悪な眸を一輝に向けていた。
「猫は置いていけ、猫は…」
 猫と引き離されたのでは、猫に化けた老人との約束を果たすことができない。
「キサマに猫の面倒が任せられるか」
 氷河は冷たい一瞥を残し、部屋を出て行った。
--おい、猫よ…。
 一輝はゲージから出ようと暴れる猫の姿を想い描きながら、心中、呼びかけた。
--オレが悪いのではないぞ。恨むのなら、安易にゲージに入った己の愚かさを恨め。だから帰ってきても、決してオレに当たるのではないぞ。
 険悪な表情を浮かべ、睡眠を尽(ことごと)く邪魔をした猫の姿を思い浮かべながら、他人の精神を読めるという猫と姿をした老人に、一輝は呼びかけずにはいられなかった。

END

 長々とすみません。

 最大の失敗は、下書きをしないで書き始めたことでした(もっと早く終わる予定だったのに)
 此の次は、ちゃんと下書きをしてからカキコしますね☆