今日のお昼に、自宅から車で20分弱の距離にある
「自家栽培、自家製粉」が売り物の、お蕎麦屋さんへ行ってきました。
このお蕎麦屋さんは、十勝から古い民家を移築したものを改装していて
かなりレトロな、私好みの造りになっています。
築100年ほどにもなるという柱や骨組みの、古い木独特の褪せた色合いは
店内に落ち着いた雰囲気を醸し出していて、非常に良い感じです。
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(テーブル席の、テーブルのど真ん中に囲炉裏…)
店内で働くのは、昭和のにおいがするお母さんたち。
「奥さま」ではなく、「主婦」でもなく、「お母さん」という感じ。
さて、私が注文したのは、今月のお勧めメニュー
「鶏ごぼう天」と、蕎麦のセット(¥900)
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私は冷たいお蕎麦を選びましたが、温かいお蕎麦にすることも出来ます。
お蕎麦は、美味しいです。
めんつゆも、美味しいです。
ですが、うちの近所の、「例の」お蕎麦屋さんの方が、断然上です。
歯応えのある、こしの強い麺を勢いよく啜り込み
麺が喉を通り抜ける時の、あの心地よさ。
あの感触には、到底叶わない。
蕎麦粉とつなぎの割合なのか(五割らしい)
練りか方なのか、打ち方なのか、茹で方なのか
全部なんだろうな、きっと。
それと、蕎麦に対するこだわりと愛情。なのではなかろうか。
今日行ったお蕎麦屋さんのお蕎麦も、美味しいことは確かなのですが
「自家生産の蕎麦を出している」ところで完了している感じがするのです。
でも、「例の」お蕎麦屋さんの、坊主頭の店員さんには
蕎麦に対する愛情を感じるのです。
通りに面した作業台で、黙々と蕎麦の生地を仕込む店員さんは
美味しい蕎麦を作るぞという、気持ちが表情に出ているというか
とても、幸せそうな表情を浮かべているのですよ。
その表情は、ああ、この人はいい仕事してるんだろうなって
なんだか、有り難くなってしまって、拝みたくなるほどです。
実際、蕎麦職人を窓ごしに拝んでるお客がいたら、気持ちが悪いですけど。
でも、今日のお蕎麦屋さんにしろ、「例の」お蕎麦屋さんにしろ
個人的に、とても良いを思うのが、カレーやラーメンを置いていないこと。
「蕎麦で勝負」という姿勢がよろしい。
蕎麦屋で丼飯や一品料理はいいけれど、カレーやラーメンはダメでしょう。
ギリ、うどんまではいいと思うけど。
あ、でも、蕎麦屋で自家焙煎のコーヒーはOK。
ま、これは、単に私がコーヒー好きだからなんですけどね。
美味しいお蕎麦を食べて、蕎麦湯まで堪能してから
苦味の利いたコーヒーでまったり過ごせたら、最高なんだけどな。
ちなみに、「例の」お蕎麦屋さんの店内では
何故か、いつも昭和70年代後半から80年代の邦楽ポップスが流れていて
そのどれもが、「なんだか聴いたことがあるけど誰の歌だっけ?」なのです。
この間は、石川優子とチャゲの『ふたりの愛ランド』がかかっていて
思わず、口ずさみかけてしまいましたよ。
あ、五十嵐浩晃の『ペガサスの朝』と、H2Оの『想い出がいっぱい』も、以下同文。
「自家栽培、自家製粉」が売り物の、お蕎麦屋さんへ行ってきました。
このお蕎麦屋さんは、十勝から古い民家を移築したものを改装していて
かなりレトロな、私好みの造りになっています。
築100年ほどにもなるという柱や骨組みの、古い木独特の褪せた色合いは
店内に落ち着いた雰囲気を醸し出していて、非常に良い感じです。

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(テーブル席の、テーブルのど真ん中に囲炉裏…)
店内で働くのは、昭和のにおいがするお母さんたち。
「奥さま」ではなく、「主婦」でもなく、「お母さん」という感じ。
さて、私が注文したのは、今月のお勧めメニュー
「鶏ごぼう天」と、蕎麦のセット(¥900)

私は冷たいお蕎麦を選びましたが、温かいお蕎麦にすることも出来ます。
お蕎麦は、美味しいです。
めんつゆも、美味しいです。
ですが、うちの近所の、「例の」お蕎麦屋さんの方が、断然上です。
歯応えのある、こしの強い麺を勢いよく啜り込み
麺が喉を通り抜ける時の、あの心地よさ。
あの感触には、到底叶わない。
蕎麦粉とつなぎの割合なのか(五割らしい)
練りか方なのか、打ち方なのか、茹で方なのか
全部なんだろうな、きっと。
それと、蕎麦に対するこだわりと愛情。なのではなかろうか。
今日行ったお蕎麦屋さんのお蕎麦も、美味しいことは確かなのですが
「自家生産の蕎麦を出している」ところで完了している感じがするのです。
でも、「例の」お蕎麦屋さんの、坊主頭の店員さんには
蕎麦に対する愛情を感じるのです。
通りに面した作業台で、黙々と蕎麦の生地を仕込む店員さんは
美味しい蕎麦を作るぞという、気持ちが表情に出ているというか
とても、幸せそうな表情を浮かべているのですよ。
その表情は、ああ、この人はいい仕事してるんだろうなって
なんだか、有り難くなってしまって、拝みたくなるほどです。
実際、蕎麦職人を窓ごしに拝んでるお客がいたら、気持ちが悪いですけど。
でも、今日のお蕎麦屋さんにしろ、「例の」お蕎麦屋さんにしろ
個人的に、とても良いを思うのが、カレーやラーメンを置いていないこと。
「蕎麦で勝負」という姿勢がよろしい。
蕎麦屋で丼飯や一品料理はいいけれど、カレーやラーメンはダメでしょう。
ギリ、うどんまではいいと思うけど。
あ、でも、蕎麦屋で自家焙煎のコーヒーはOK。
ま、これは、単に私がコーヒー好きだからなんですけどね。
美味しいお蕎麦を食べて、蕎麦湯まで堪能してから
苦味の利いたコーヒーでまったり過ごせたら、最高なんだけどな。
ちなみに、「例の」お蕎麦屋さんの店内では
何故か、いつも昭和70年代後半から80年代の邦楽ポップスが流れていて
そのどれもが、「なんだか聴いたことがあるけど誰の歌だっけ?」なのです。
この間は、石川優子とチャゲの『ふたりの愛ランド』がかかっていて
思わず、口ずさみかけてしまいましたよ。
あ、五十嵐浩晃の『ペガサスの朝』と、H2Оの『想い出がいっぱい』も、以下同文。