モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ローズマリー・モーツアルトブルー(Rosemary ‘Mozart Blue’)の花

2009-01-17 07:43:24 | ローズマリー&ラベンダー
ローズマリー・モーツアルトブルーは、
ローズマリーの中では最も濃いブルーの花で知られている。
写真で見るとちょっとわかりにくいが、確かに濃いブルー色だ。

半匍匐性で株丈はあまり大きくならないので、
ハンギングで或いは、出窓から垂らすと良さそうだ。
ただし、耐寒性が弱く、耐暑性も弱いというので育て方が多少難しそうだ。

(写真)ブルーの花が冴えるローズマリー・モーツアルトブルー


モーツアルトというので、オーストリア・ウィーンで作出されたのかなと思っていたが、そうではなかった。

このローズマリー・モーツアルトは、カルフォルニア州のサンノゼの南西にある人口3万人強の高級住宅地街ロス・ガトスの育種園で誕生した。
この育種園のエド・カーマン(Ed Carman)によって選別され、彼の娘ナンシー・シュラム(Nancy Schramm)によって育てられたという。

モーツアルト通りに面した育種園の名前を取り、それで命名されたというがいつ頃かは明らかでない。エド・カーマンがこの育種園を買って越してきたのが1960年なのでこれ以降と思われる。

エド・カーマンは、米国では著名な園芸家・育種家であり米国のウエスタン園芸協会の設立メンバーでもあり、ニュージランドからキュウイーを米国に持ち込んだのもカーマンという。

サンタ・バーバラ、サンノゼなど地中海性気候のカルフォルニアは、ローズマリーの新しい生産地になっているようだ。

(写真)ローズマリー・モーツアルトブルーの立ち姿


ローズマリー・モーツアルトブルー(Rosemary ‘Mozart Blue’)
・シソ科マンネンロウ属の常緑小低木で、耐寒性が弱い。
・学名は、Rosmarinus officinalis ’Mozart Blue’。
・ローズマリーの原産地は地中海沿岸だが、このモーツアルトブルーは、エド・カーマン(Ed Carman)とその娘のナンシー・シュラム(Nancy Schramm)によって育てられた。カーマンは、アメリカ西部園芸協会の創設者の一人であり苗木栽培業、園芸家として著名で、ローズマリー・モーツアルトブルーの名前は、彼らの保育園があったモーツアルト通りの名前を採る。
・半匍匐性で樹高50㎝と高くなく横に広がるのでハンギングで育てられる。
・開花期は秋から春まで。濃いブルーの花が咲く


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