(写真)咲き始めたマルバストルムの花と葉
南アメリカのアルゼンチン、ウルグアイ原産の「マルバストルム」。
日本でも最近販売されるようになり、乾燥に強く耐寒性があるのでロックガーデン、ハンギング、日当たりが良いベランダなどでの鉢もの栽培に向いている。
葉は一年中常緑で、草丈10cm程度で茎が横にパノラマ的に伸張するので、下に垂らすハンギング、上に持ち上げる提灯的な仕立てが楽しめる。
地植えの場合は、茎が土についたところから根が出るのでグランドカバーともなるので意外と重宝な植物かもわからない。茎は数メートルも伸びるようなので、伸びすぎに注意が必要だ。
花は、5月末から開花し初夏を淡いサーモンオレンジの花が彩り、その花びらにはしわがあり、薄く透けるような質感と淡い色合いがマッチしている。
特に、つぼみから開花する直前は、一重のローズのようでもありこれはこれでなかなか美しい。
花、葉の印象は、アオイ科の植物だけに「コモンマロウ」などの仲間であることがなんとなくわかる。
「コモンマロウ」は、マルバ属(Malva)和名ではゼニアオイ属に属し、“Malva”は、やさしい、和らぐ、柔らかいなどを意味するギリシャ語“maluke”から来ており、「マルバストルム」はこの特徴を受け継いでいる。
若葉・花はサラダなどで食することが出来るようだが、何故かしらアオイ科の植物は食べてみようという気にはなれない。葉がおいしそうに見えないせいなのだろうか?
育てる時の注意点は、日当たりの良いところで育て、水をあげすぎないことだけのようで、これはありがたい性質でもある。
(写真) ローズのようなマルバストルムのつぼみ
マルバストルム(Malvastrum)
・アオイ科マルバストロム属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Malvastrum lateritium G.Nicholson(マルバストロム・ラティリティウム)
・原産地は南アメリカ、アルゼンチン・ウルグアイ。
・開花期は5-7月、1-2日花で透けてとおるようなサーモンオレンジの花が咲く。
・草丈10-15cmで横に広がる
・過湿に弱いので水はけのよい土で乾いたら水をやる。梅雨時は雨に当たらないところで管理。
命名者
ニコルソン(Nicholson, George 1847-1908)は、イギリスの植物学者で、キュー王立植物園の学芸員を務め、彼の著書「ガーデニングのイラスト入り辞典(The illustrated dictionary of gardening)」(1880-1884出版)はこの時代の名著のようだ。
南アメリカのアルゼンチン、ウルグアイ原産の「マルバストルム」。
日本でも最近販売されるようになり、乾燥に強く耐寒性があるのでロックガーデン、ハンギング、日当たりが良いベランダなどでの鉢もの栽培に向いている。
葉は一年中常緑で、草丈10cm程度で茎が横にパノラマ的に伸張するので、下に垂らすハンギング、上に持ち上げる提灯的な仕立てが楽しめる。
地植えの場合は、茎が土についたところから根が出るのでグランドカバーともなるので意外と重宝な植物かもわからない。茎は数メートルも伸びるようなので、伸びすぎに注意が必要だ。
花は、5月末から開花し初夏を淡いサーモンオレンジの花が彩り、その花びらにはしわがあり、薄く透けるような質感と淡い色合いがマッチしている。
特に、つぼみから開花する直前は、一重のローズのようでもありこれはこれでなかなか美しい。
花、葉の印象は、アオイ科の植物だけに「コモンマロウ」などの仲間であることがなんとなくわかる。
「コモンマロウ」は、マルバ属(Malva)和名ではゼニアオイ属に属し、“Malva”は、やさしい、和らぐ、柔らかいなどを意味するギリシャ語“maluke”から来ており、「マルバストルム」はこの特徴を受け継いでいる。
若葉・花はサラダなどで食することが出来るようだが、何故かしらアオイ科の植物は食べてみようという気にはなれない。葉がおいしそうに見えないせいなのだろうか?
育てる時の注意点は、日当たりの良いところで育て、水をあげすぎないことだけのようで、これはありがたい性質でもある。
(写真) ローズのようなマルバストルムのつぼみ
マルバストルム(Malvastrum)
・アオイ科マルバストロム属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Malvastrum lateritium G.Nicholson(マルバストロム・ラティリティウム)
・原産地は南アメリカ、アルゼンチン・ウルグアイ。
・開花期は5-7月、1-2日花で透けてとおるようなサーモンオレンジの花が咲く。
・草丈10-15cmで横に広がる
・過湿に弱いので水はけのよい土で乾いたら水をやる。梅雨時は雨に当たらないところで管理。
命名者
ニコルソン(Nicholson, George 1847-1908)は、イギリスの植物学者で、キュー王立植物園の学芸員を務め、彼の著書「ガーデニングのイラスト入り辞典(The illustrated dictionary of gardening)」(1880-1884出版)はこの時代の名著のようだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます