モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

初めてのオリーブ(Olive)の実

2009-08-07 09:15:41 | その他のハーブ
(写真)大きく育ったオリーブの実


おや~、これはオリーブの実だ!!

オリーブは長寿の木だが、実がなるためには2本以上の木があり、花が咲き、昆虫の力を借りて受粉しないといけない。
しかも、日本では実をつけ育てるのが難しい代物のようだ。

詳しくは、「オリーブ(Olive)の花 と前田正名の志」をお読みいただきたいが、実をつける条件を整理すると

1.二本以上のオリーブの木が近所にあること
2.花を咲かせること

ということが絶対に必要な条件だ。

最初の“二本以上の木が必要”という条件に関しては、
オリーブは、難しく言うと“自家不和合性”が強いので、自家受粉しない。だから二本以上のオリーブの木が必要となる。
DNAが異なるほかのオリーブの木の花粉が、風か虫によってもたらされて受精するので、最近のオリーブの木のブームで、ご近所で栽培する人が増えたことが幸いしたようだ。

二番目のオリーブの花を咲かせるためには、
今年の新芽から出た枝に来年の花がつく。ということは花の後か収穫後に剪定するとよい。伸ばしぱなしでは咲かない。

こんなことがそろって初めて実がつく。

今年の5月にオリーブの花が数多く咲いた。実はつかないだろうと思い花後に思いっきり剪定をし、前庭から裏庭に移しておいた。
来年の旬の時期まで放り投げておくところなので、意識から外れていたが、水遣りで発見した。

日照不足が反映してか、実になってからの成長に問題があるようで、食べれるレベルにはなっていないが、実がつくことがわかっただけでも収穫だった。

(写真)オリーブの小さな実


オリーブ(Olive)
・モクセイ科オリーブ属の半耐寒性の常緑高木。
・学名は、Olea europaea。英名、和名ともOlive(オリーブ)。
・原産地は、アフリカ北部、小アジアといわれているが不明。
・地中海沿岸を代表する果樹
・開花期は5~6月で白い小さな花が咲く。
・樹高は7m以上と高木。鉢植えで高さを調整する。70~100cm程度に調整。
・日当たりが良く、土壌は渇き気味で水はけのよい土。
・乾燥には強いが、高温多湿を嫌う。
・根が浅くもろいので強風に弱い。
・苗から育てた場合は、花がつくのは4~5年かかる。
・また、冬の寒さにさらさないと花芽がつかないので、室内に取り込まない。
・成長が遅いが百年単位での長寿の木。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« ユーパトリウム・チョコレー... | トップ | アルカネット(alkanet)の花... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よかったですね (kazuko)
2009-08-07 11:26:55
思いがけない発見はうれしいですね。(^-^)コレがあるから園芸はやめれません。うちも最初は花がついても、実がならなかったのですが、このところ毎年たくさんなるようになり実をいただいてます。うちは一本なのでどこかのおうちで栽培してるのかもしれませんね。(でもこのあたりは田舎ですぐ隣も結構離れてます)。まだ50cmくらいで小さいです。こちらはよかったのですが、毎年葉が虫食いで全部食べられるのはミカン。こちらは最近あきらめました。運命なのでしょう。ブルーベリーうちも成長具合確認してみます。(^-^)
返信する
うれしいですね (tetsuo)
2009-08-08 10:27:46
日照不足で腐りそうですが、実がつくことがわかっただけで十分ですね。
返信する

コメントを投稿

その他のハーブ」カテゴリの最新記事