夏の旅
若桜鉄道に行きました。 若桜でわかさと読みます。 鳥取の近くです。
大昔、車で鳥取に行った時に、戸倉峠を越えて若桜という街に入り、若桜駅が見えた。 当時は国鉄だったのかも知れないけれど、その時名前と場所だけは覚えました。
若狭鉄道は
JR因美線の郡家という駅から若桜までの19.2kmの鉄道です。
郡家はこおげと読みます。 鳥取から来たのですが数駅で郡家です。 乗り換え時間が1分とは短い。
郡家駅です。 鳥取から来た列車が同じホームの反対側(左側)に停まって乗り換えるだけなので、ものの10秒もあれば乗り換えられました。
これが若狭鉄道の車両。 このデザインは、よく見る雰囲気だ。 八頭と書いてあるのは行き先ではなく車両の名前。
座席にテーブルがある。 このつかみ手の形も見たことがある。
こういう所もおしゃれなデザインだ。
と言うことで、どう考えても水戸岡さんのデザインだろう。
出発。
しばらく行くと「はやぶさ」駅に到着。 かの有名な「はやぶさ」駅だ。 駅舎は昔の感じのままで、秤などが置いてあるが、有名なのはスズキのバイクの隼と同じ名前なので、隼のライダーの聖地になっているからだ。
パンフレットの隼駅の説明。 ライダーの聖地なんだろうけれど、バイクに乗ってきたのでは若桜鉄道には収入がないだろうと思うのだけれど、まあ町にはなんらかの収益があるかも知れない。
はやぶさ駅出発。 あれ、バイクが来た。 隼だろう。 かろうじて写せたのは奇跡だ!!
つぎに「阿部」駅に到着。 この駅は昔、寅さんの映画の撮影地になったとか、
しばらくして、列車交換ができる「八東駅」に到着、対向列車が見える。
このデザインは!
隼のラッピング車両でした。 SUZUKIの文字が見えるけれど、この車両をSUZUKIが作ったんじゃないよ。
「丹比」駅です。 この駅にも秤が置いてありますが、その横は開かずの金庫です。
車窓にはこんな崖が、くわしくはタモリさんにでも教えてもらわなければ。
終点 若桜駅到着。 緑の気動車が置いてあります。
駅舎です。 大昔、車で来て見た覚えがある。でもその時よりもおしゃれになっている。
街に食事に出かけましたが、この日はみんな定休日。 食べるものがない。このおもちゃの博物館?も休み。
駅に戻って、この立派な待合の喫茶室でハンバーガを頼んだら売り切れでなし。
駅前のこの建物はスーパーマーケットでした。 ここで昼食をゲットして、駅の待合室でいただきました。
窓からは、蒸気機関車やターンテーブルが見えます。
では、写しにゆこう。 DE10 DD16かな、とC11 C12です。ここから先に入るのには、別料金が必要。
それではと道に出てそちらから撮影。 別料金を払ってもよかったんですが、そこまでして写したいとも思わなかったので。
改札も水戸岡さんのデザインのようです。 では帰ります。
その前に、ここの喫茶でコーヒーとケーキです。 これで若桜駅は満足です。
帰りはこの色です。
車内の絵です。 小さくMitooka+Don Design と書かれていて水戸岡さんとわかる。
列車の撮影に良さそうな鉄橋を渡って、
またまた、隼と離合して、
こんな車両や
こんな車両も見つけて
列車は郡家に向かいます。
この駅には牛の秤があった。 大きい。
郡家到着。
郡家駅です。 プラットホームはささやかなものだけれど、駅舎は立派です。
駅舎の中は休憩室になっていて、学生が勉強しています。 2階も同様に学生が勉強していました。
あれ、後ろにバイクが
隼が展示してありました。
郡家駅のホームはこんな感じで、今時珍しい線路を渡る踏切があります。
ここから大阪までは乗り換えなしで、直行できます。 このスーパーはくとが物凄く飛ばすんですね。 トンネルだらけの智頭急行線をぶっ飛ばして、快適に若狭鉄道の旅の終わりを締め括ってくれました。
若桜鉄道、小さい鉄道ですが、見応えがあります。
鉄印です。
これだけ貯まりました。 残りは遠いのでこれで限界かも。
若桜鉄道 終わりです。