マクロ経済そして自然環境

経済的諸問題及び自然環境問題に感想、意見を書く事です。基本はどうしたら住みやすくなるかです。皆さんのご意見歓迎です。

TPP参加で農薬、遺伝子組換え等大幅緩和か??

2012-02-08 11:40:58 | Weblog

 消費税問題と並びTPPへの参加が重要問題になっています。知られているように交渉は貿易の関税等々の他多くの分野 金融、保険、医療の規制緩和等々も問題になっていますが”モノ”の流通が対象となる中で残留農薬、遺伝子組み換え食品、食品添加物等々が俎上に載る見込みとされます。某野党機関紙××日曜版2月15日号によれば食品の安全関係でも

 

①残留農薬

②遺伝子組み換え食品

③食品添加物等々が課題とされる恐れがあるとのことであります。

 

 

 

 ①残留農薬について言えば例えばイチゴで殺虫剤マラチオンの残留基準は国産の場合0.5ppmなのに対しアメリカでは8ppmと実に16倍になっており之に関し[不当に低い閾値(しきいち)で農薬の最大残留基準値を設定する・・・。これは米国の園芸作物の輸出にとって重大な貿易障壁になっている]とし其の緩和を求めています。オレンジやグレープフルーツの防カビ剤(輸出用果実用に使用している収穫後散布のもの)でこれについても表示をやめさせるように要求しているとされます。

 

②遺伝子組み換え食品についても現在日本はアメリカから多くのとうもろこし、大豆を輸入していますがアメリカ国内では表示の義務はなく、日本では現在、豆腐や納豆等加工食品には表示義務があり(油やしょうゆには義務が無い)、これの撤廃に付き、[遺伝子組み換えのとうもろこし、大豆についても米国の輸出は、数多くの貿易障壁に直面している][義務的表示要件は、これらの食品が安全でないと不当に含意することにより貿易障壁として作用している]と要求しており外務省もTPPで[表示問題が提起される可能性は排除できない]としています。又組換え食品の中には成長2倍という鮭も認可目前だそうです。

 

③日本では1972年に国会決議で食品添加物の[使用は極力制限する]としていましたが2002年から[国際的に流通している]との理由でメーカーから申請がなくとも政府は新しい食品添加物の認可を続々と進めてきておりアメリカはそれでも其の速度が遅いと[日本の食品添加物の規制はいくつもの米国食品、特に加工食品の輸入を制限している・・審査のプロセスを迅速にするよう、日本に強く申請している]としていますが之につき専門家によれば”06年には清涼飲料水の添加物同士が反応し発ガン物質が生じて世界中で問題になったとされ、むやみに使用拡大すべきでは無い”としています。

 

 

 

 投稿者は以前は納豆とか豆腐は好きでしたが現在はあまり進んで食べる気にはなりません。率直に言って豆腐とかの表示そのものがどうなのかと思うからであり又国産大豆が少ない中でそんなに全部が”遺伝子組み換えでない”ものであるかどうか信頼できないからであります。某K首相とかは毎朝”遺伝子組み換えの味噌”を使った味噌汁を好んで飲んでるのは間違いないとは思うのでありますが。

 

コメント
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