前回の続き。



ということで、どうやらキャブレターのセルフ再生は今のところ成功のようだ。
ガソリンタンクを取り外し、フロートチャンバーのガソリンを抜き取る。
キャブレター取り外し。

取り外したキャブレターのバタフライシャフトには、ナイロンワッシャー(内径7mm外径13mm厚み0.5mm?)らしきものが2枚入っていた。

キャブレター取り外し。

取り外したキャブレターのバタフライシャフトには、ナイロンワッシャー(内径7mm外径13mm厚み0.5mm?)らしきものが2枚入っていた。

上が元キャブに付いていたもの。下が再生キャブに付けていたもの。ワッシャーだけ再生キャブに移植。

ニードルバルブとシートも元キャブから取り外したものを使用。この前オーバーフロー修理時新品に替えたばかりのものなので問題ないだろう。シールワッシャーだけは、スズキの純正パーツと交換。

フロート&フロートシャフト、ジェットニードル、ダイアフラム&スプリング、ヘッドカバー、同調スクリュー&スプリングも元キャブのものを移植し、組み立て完了。

車体に取り付け、念のためエアクリーナーエレメントをエアーで清掃しておく。

ニードルバルブとシートも元キャブから取り外したものを使用。この前オーバーフロー修理時新品に替えたばかりのものなので問題ないだろう。シールワッシャーだけは、スズキの純正パーツと交換。

フロート&フロートシャフト、ジェットニードル、ダイアフラム&スプリング、ヘッドカバー、同調スクリュー&スプリングも元キャブのものを移植し、組み立て完了。

車体に取り付け、念のためエアクリーナーエレメントをエアーで清掃しておく。
ガソリンタンクを取り付けてセルにて始動。すんなり始動したが、アイドリング回転数が高い。吹かしてみると、回転の戻りが遅く、混合気が薄い様な症状。
左プラグのみ外してチェックしてみると、けっこう煤が付いていた。混合気が薄いわけではない様だ。
プラグを取り付け、再始動。アイドルアジャストスクリューでとりあえずアイドリング回転数を下げようとするが、いくら回しても変化なし。
回転の戻りが悪いのは同調のせいかと思い、同調スクリューを適当に回していると、同調スクリューを回そうと押し付けた時にアイドリング回転数が下がった。
なんのことはない、キャブ取付時にスロットルワイヤーの取り付けがいいかげんたったせいで、キャブ側のホルダーからやや浮いた状態だったため、アクセルが戻りきれなくなっていたのだった。

スロットルワイヤーをきっちり取り付け直し、アイドルアジャストスクリューでアイドリング回転数を1,200回転あたりにセット。
バキュームゲージで同調調整。アイドリングは見事に安定。軽く吹かしてみると、ものすごくリニアに回転が上がる。これが本来に近い感じなのだろう。ここ最近のエンジンの調子がいかにモサかったかがわかった。「こんなもんかな」と慣れ切ってしまっていて、気付いていなかったのだ。すばらしい吹け上がりとなった。
ただ、吹かした際、バキュームメーターの針が左右でちょっと異なる動きをするのが気になる。まあ右キャブは前回キャブ屋さんで再生以降新品交換したのはニードルバルブ&シートだけなので、各パーツがヘタってきているせいかもしれない。

ということで、どうやらキャブレターのセルフ再生は今のところ成功のようだ。
所用があるので試走は明日。



